ひがみ・悪口を言いたい人、それを気にせず無視する人の間に生じている差

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人によってコンフォートゾーンの大きさは違う

はい、どうも皆さんこんにちは。脳科学教育コンサルタントのクロスです。

今回お話する内容は、『ひがみや悪口を言う人っていうのは「なんでそんなことをするの?」』というものです。

ひがみや悪口は、コンフォートゾーンと密接に関連しています。

まず、「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」には、”その人にとって居心地の良い場所”という意味があります。

コンフォートゾーンは、人によって自分が心地よいと思う世界の広さが全然違いますし、自信ともある程度連動しています。

自信が大きければ大きいほど、コンフォートゾーンが広くて、どこに行っても物怖じしません。

1000人の前で立って喋ったって平気だし、むしろワクワクします。全く知らない土地に行っても全然怖くない、物怖じしない。むしろ出会った人と仲良くなれちゃいます。

逆に、コンフォートゾーンが小さいとビクビクして、積極的にあちこち新しいところに行くことが難しくなったり、ひがみや悪口を言いやすくなります。

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ひがみや悪口はコンフォートゾーンの差で生まれる

そして、ひがみや悪口が発生する理由は、コンフォートゾーンの小さい人が、コンフォートゾーンの大きい人に出会うことで発生します。

批判したりひがんだり悪口を言ったり、最悪な場合は殺害予告にまで発展してしまいます。

「調子乗ってんじゃねーぞ、ぶっ殺してやる」

とかネットでコメントしている人をよく見かけますよね。

対して、コンフォートゾーンの大きい人は、こういうひがみや悪口に対しては、そもそも気付かないか、全く無関心な状態です。あるいは、気付いたとしても無視するんですよ。

なぜかというと、「自分のゴール達成とは何ら関係がないから無視でいいや」「何かドリームキラーが騒いでるな、無視、無視、無視。」

というふうに、コンフォートゾーンの大きい人は突き進めるんですよね。

今までも散々、批判や非難にさらされてるんで、「そんなもん無視」と考えることに慣れてるんですよね。

一方で、コンフォートゾーンの低い人っていうのは、何が何でも関心をこっちに向けさせて、「徹底的にボコボコにしてやる」みたいに思ってしまいます。

イライラするんですよね。

「自分よりも余裕たっぷりに振る舞やがって」「良いスーツばっか着やがって」「金持ちの車の乗りやがって」「ツンとしやがって」「俺に全然挨拶もしないくせに」

要は、コンフォートゾーンの差があまりにも大きいと、どうしてもコンフォートゾーンの小さな人は、何か言わないと気が済まないんです。

もし、自分が誰かに批判、必要以上に批判したり、何かひがみっぽい事を言ってしまってたり、あるいは「何かやけに悪口を言っているなぁ」というような事があれば、コンフォートゾーンがずれているんだなというふうにお考え下さい。

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エフィカシーを高めるとひがみや悪口を言う意味が無くなる

たとえば極端な例を挙げると、私もそんなに詳しくはわかりませんが、ダルビッシュ有さんが結婚していた女性芸能人の紗栄子さん。

彼女は離婚した際に、それなりのお金をダルビッシュさんからもらったと報じられていました。真偽は定かではありません。

その時にもめたと大々的に報じられていたのが、ダルビッシュがメジャーに移籍する前か後でかで、紗栄子さんのもらえる慰謝料の金額が変わるというゴシップでした。

移籍する前だったらちょっと少なめの慰謝料、移籍した後で別れればドカンとこれが増えると。そう報道されていました。

別れる奥さんは、ドカンともらえる方に突き進むように色んな手を使うわけですよね。

そういった行動をとっている(と報じられた)紗栄子さんに対してネットは非難轟々。

「あいつは金の事しか考えていない」「あいつはダルビッシュ有をそうやって金づるにして、そして養分にしようとしてるんだ」

みたいにかなりガンガン言われてるんですよね。

私も最初に報道を見ただけの段階では一瞬「ひどい女だな、おい」と感じたのですが、むしろすぐに紗栄子さんを応援出来ました。

というのも、紗栄子さんがどんなゴールを掲げていたのかなと考えると、しっかり自分の子供を育てる為のお金を稼ぐ事だったんだろうなと。

あるいは、自分の幸せを追求して、周りの人たちも幸せに出来るように、社会貢献出来るように、少なくとも軍資金をしっかりと元旦那からもらっておくようなゴールがあるなら、私はそれをしっかり応援するんですよ。

「そっか、うん。なるほどね。しっかりと今ある環境でお金を十分に蓄えて、それを次の人生に活かす。今後の活動資金に充てるんだね。応援してるよ。」と、「君なら出来るよ」と応援できます。

紗栄子さんを非難しないわけですよ。

というのも、コンフォートゾーンの広さについて、私は勝手に紗栄子さんと一緒ぐらいか、私の方が大きいかのどっちかでしか考えてません。

私のコンフォートゾーンが、紗栄子さんよりも小さいとは考えないんですよ。

だから、紗栄子さんに対して、ひがみや悪口を言うとか、そういう行動に意味を感じないし、やらないんです。

むしろ、「紗栄子さん、ブランド立ち上げたり、インスタ130万人フォロワー集めたり、別れたけど話題の前澤友作と付き合ってみたり、九州の震災でもボランティアや寄付したり、凄いやないかい!男前やで!俺は俺で凄いことやるけれど、あんたのことも応援してるで!」って、そう考えられるんですね。

もし、自分にちょっとひがみや悪口を言う傾向があると思ったら、自分のコンフォートゾーンを広くすることを試してみてください。

コンフォートゾーンを高めたいなら、コーチングでセルフエフィカシー(自己効力感)を高めるのが近道です。

セルフエフィカシーが高くなったら、今度はコレクティブエフィカシー(集団効力感)も高めることが可能になっていきます。

そうなると、個人としても、チームとしても、ひがみや悪口を言うことが無くなって、成功しやすい状態にどんどん向かっていきます。

 
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Jamahl Cross

Jamahl Cross

Founder & Co-Director
一般社団法人脳科学幼児教育研究協会 理事

​認知神経科学、脳リハビリ、発達精神病理学、進化心理学、発達障碍改善、認知行動療法など様々な分野を学び、実践を通じて統合する。独自の方法論に基づいた脳機能向上方法を編み出す。

企業脳科学、行動経済学、認知心理学によって解き明かされた非常識な企業成長法を提供。伸び悩んでいる企業を『平均利益率756倍の企業文化』へと変え、パフォーマンスを高めるなど数々の実績を持つ。

・社員のやる気を出させるのに苦労する
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これらの問題は、それぞれ科学的なデータによって原因の特定、予測、予防が可能です。

数千に及ぶ論文を元に、経験のみに頼らないエビデンスベースドアプローチのリーダー育成を目指します。

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