「地方で費用を稼げずに儲かるビジネスなんて、インターネットくらいしかない」常識で考えれば納得な意見ですが、地方に行くと実際には驚くほど多くの人が経費をかけずに、インターネットも使わず大きな利益を稼いでいます。彼らは普通の人が面倒くさがるけれど、人に喜んでもらえる、ニーズのあるビジネスをやりきっています。実例と共にご紹介します。
地方でネットも使わず凄い儲かるビジネスって何をやってるの?
今回は、ある地方を訪れた時に見つけた、凄いビジネスをやっている方を紹介したいと思います。
今はネット万能の時代、ネットが無いと商売できない時代と言われています。
でも、全然そんなことは無いです。
地方でネットを全く使わず、物凄く儲かっている方がいるので、ぜひ知ってもらいたいと思います。
たった2人で経費をかけず1枚の写真を1,000円で500人に売るビジネス
ある顧問先の社長さんと観光スポットを訪れたときのことです。
駐車場から観光スポットに向かって道があるのですが、その途中に人が立っていまして、観光スポットへ向かう通行人の写真を撮影しているんですよ。
観光スポットから帰る途中で、もう一人が道行く人に声をかけ、「いや〜、今回は◯◯へ来ていただきありがとうございました。つきましては、◯◯へ来ていただいた皆様の良い表情を撮影したので、観光地を訪れたお土産としていかがでしょうか?」と来るわけです。
ボードがありまして、そこに観光客の楽しそうな写真が掲載されています。
これを、私達も含め多くの人が1枚1,000円で、ついつい購入していっちゃうんです。
写真が一日に何枚売れるのかというと、なんと平均して500枚売れるんだそうです。
休日はなんと800から1,000枚売れると言います。
低く見積もっても、1日50万円分の販売額となるわけですが、単純に1月で20日間働くと1,000万円分の写真を販売していることになります。
当然、祝日が入りますから、これ以上に稼いでいると。
インターネットを全く使わず、カメラ、ボード、プリンターだけを使って、2人でやるのだそうです。凄いですよね。
面倒くさいことをやりきっているから億単位で稼げている
たしかに、歩く人達の中には、「勝手に写真を撮らないでくれ!個人情報保護に気を遣ってないじゃないか!」ってクレームを受けることもあるらしいです。
でも、押し売りはしませんから、興味が無いなら立ち去ってもらうだけのことです。
そのような人達以上に、高齢者の団体バスツアーを中心として、写真を喜んで買っていく人が多くいらっしゃると。
みんな写真を撮られる時に自分からポーズを取って、帰り際に何枚も購入していき、もはや長蛇の列ができるほどです。
ここまで読んで、「なんだ、大したことやってないじゃないか。」「かっこわるいじゃないかよ〜。」って言われるかもしれませんけれど、1月に1,000万円から1,500万円をたった2人で確実に稼いでいます。
ほとんどコストを掛けずに、2人だけで年間に億単位稼いでいるって言われたら、びっくりですよね。
何がポイントかというと、彼らは「地方ならでわ」の人が集まる場所で、他の人がやっていないこと、面倒くさいこと、だけれどニーズのあることをきちんと見つけて、それを実行しきっているということです。
インターネットなんか使わずとも、こうして稼いでいる人はいるわけです。
今回、特定のビジネスをご紹介したのは、その人達のマネをしてほしいと言うわけではありません。
これくらい面倒くさいところで、人に喜んでもらえることを見つけて実行すれば、まだまだネットなんか使わずとも、儲かるビジネスは幾らでもあるという話でした。