既にお盆休みを迎えている方も多いかと思いますが、誰かが休むことでレジャーやイベントが発生し、そこにビジネスも生まれます。そこで本日は、お盆になると忙しくなる職種ベスト5をご紹介します。この時期に忙しく働くのは誰だ!?
誰かが休むということはビジネスも生まれるということ
既にお盆休みを迎えている方も多いかと思いますが、誰かが休むということは、レジャーやイベントが発生し、そこにビジネスが生まれることをも意味します。
ところがこの時期だからこそ、忙しくなる職業があります。
意外や意外、あんな職業も忙しくなるのか?という職業も含めて、お盆になると忙しくなる職種ベスト5をご紹介します。
お盆になると忙しくなる職種ベスト5はこれ!
5位:相続対策の弁護士・税理士・司法書士など専門家
お盆といえば家族が一斉に集まるタイミング。2015年に相続法が改正されたことにより、相続税の節税対策を行わなければならない世帯が増えています。
専門家の話を聞くと、お盆の帰省前に「相続」が「争続」とならぬよう入念な相談を受ける人が増えているそうです。中には久しぶりに家族が揃ったところで専門家を交えた相談会が行われるという例も。
相続対策案件は金額も大きくなる仕事である以上、専門家の方達もここぞとばかりに、一生懸命働かれる方が多いようです。
4位:システムエンジニア
システムエンジニアの多くが、お盆に休まず働いていることをご存じですか?
というのも、お盆の間は企業が一斉に休暇へ入るため、反対にシステムエンジニアは、システムが稼働しない連休中にシステム移行を進めるというケースが多くなります。
この時期に海外へ行く…といっても、海外でシステムテストをするのがメインの予定という例もあるとか。
3位:ペットシッター
日本の家庭では、約7軒に1軒が犬を飼い、約10軒に1軒が猫を飼っています。
また、日本の人口は減少していますが、皮肉なことにペットの飼育頭数は年々増え続けています。
田舎へ帰省する際は、一緒にペットを連れていければ良いのですが、実家やホテルだと受け入れてくれない、アレルギーを持っている人がいる、など色々な障害が付き物です。
慣れない環境にペットを連れて行くのも忍びないということで、お盆時期に需要が高まるのが、家でペットの世話をしてくれるペットシッターです。
この時期は、首都圏中心にどこのペットシッターへ予約しようとしても、なかなか捕まらないのが現状のようです。
2位:地方都市の大型商業施設など小売店
お盆の東京は閑散としたもので、お店も幾分空いています。対して、人でごった返すのが、地方都市の大型商業施設やスーパーなどの小売店です。
田舎へ帰ってきた家族をもてなすために、普段よりも大きな金額で食材を購入するお客さんが増えます。
また、地元へせっかく帰ったのに、退屈で手持ち無沙汰になった家族や、親とあまり折り合いの合わない人達が訪れる風景も見られます。
1位:歯科医院
お盆の時期に開院している歯科医院は、大忙しとなります。
仕事が忙しくて普段は歯科医院に行けない人の需要や、帰省の折に歯科医院へ行きたい人の需要があるからです。
歯科医院もこれらの需要を取り込むべく、「お盆時期に集中して治療するプラン」「お盆限定・予約なしで診療OK」などのキャンペーンを打っているところが増えてきました。
この時期に勤務する歯医者には、臨時ボーナスが出るところもあるとか無いとか。
今や歯科医院は、全国のコンビニを合わせた数(約57,000店)よりも多い69,000軒近くに上り、差別化による生き残り戦略が、お盆商戦を熱くするようです。
お盆休み中に周りで働く人を観察してみよう
いかがでしょうか?まさに「人の行く裏に道あり花の山」といったところでしょうか。
お盆をビジネスチャンスと捉えている業種業態は、これ以外にも沢山存在します。
お盆休み中に、私達の周りで一生懸命働いている人達を観察していると、次のビジネスチャンスが浮かんでくるかもしれません。