専業主婦が働かない3つの理由!急増する貧困専業主婦とは?

時事

日本には専業主婦世帯が600万世帯以上あります。

 

「夫の収入が高ければ働かなくても良い」という理屈はまだわかりますが、実は「世帯年収がそれほど高くなくても働かない」という専業主婦もおり、こういった主婦は「貧困専業主婦」と呼ばれます。

 

今回は貧困専業主婦の実態と専業主婦が働かない3つの理由を紹介します。

 

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貧困専業主婦とは?

貧困専業主婦とはどういう人のことを言うのかというと、まず世帯所得が貧困層だということです。

貧困専業主婦は子供2人の4人世帯で244万円以下の主婦

具体的に貧困層というのは、夫婦と子供が2人いる4人世帯で収入が244万円以下という定義になっています。

 

そういった貧困世帯の主婦のことを貧困専業主婦と周さんは定義しています。

貧困専業主婦は21万人

貧困専業主婦は全国に21万人いるそうです。

夫の収入が低いと妻がパートに出たり、アルバイトしたりするイメージがありますが、そうではなく、21万人の主婦が働かないということです。

 

もちろん働かない主婦のなかには不本意な人もいます。

 

夫が病気だとか、又は介護が必要だということで働きたくても、働けない不本意な人は全体の21万人中の4分の1だそうです。

 

21万人の4分の3は自ら望んで貧困専業主婦

 

残りの4分の3は世帯年収が244万円以下だと知っていながら、自ら望んで専業主婦になっているそうです。

 

その研究によると虐待育児放棄が普通の主婦に比べて高く、子供に教育費がかけられないため、貧困の連鎖に陥りがちだということです。

 

しかし子育てに幸せを感じるので、貧困という問題を自覚しておらず、表に出にくいところが問題なのではないかと周さんはご自身の研究の中で指摘しています。

 

以前は夫の収入が低ければ夫婦共働きで、夫の収入が高ければ専業主婦になって家庭を支えるという感じでした。

 

高度経済成長の時はそういった住み分けがあって、女性は家庭を支えるということは結構ありました。

 

しかし最近は夫の所得とは関係なく、専業主婦を選ぶ女性が増えているということだそうです。

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なぜ貧困専業主婦でも働かないのか?

ブランクがあるので働くことがきつい

 

なぜ働かないのかということですが、1つは「ブラック企業」という言葉があるように、今は勤めることがキツイということがあるでしょう。

 

きつくても働いている人はいますので、それに耐えられない理由としては、例えば高校または大学を卒業して就職してから、その後一度辞めて再就職しようとしたときに、ブランクがあるということが一番の問題なのでしょう。

 

勤務時間が合わない

2番目はやはり勤務時間が合わないことです。

 

要するに子育てがあったり、介護があったり、家事をしないといけない。

 

その中で残業があったり、夜遅くまで働かなければならないなどとなかなか厳しいわけです。

 

最近では時短勤務制度を取っているところもありますし、フレックスに勤務時間を決められるようなところもありますが、地方に行けば行くほどそういう会社は少ないので、勤務時間がネックになっているということです。’

 

プライドがじゃまする

もう一つはプライドだと思います。

 

就職した後にブランクがあって、再就職しようと思った時に、年下が上司になったり、または新たな仕事を覚えるのにたくさん注意をされたりすることもあるでしょう。

また、年下の人たちもいる中で人間関係を作っていかなければなりません。

 

例えば自分が40歳くらいで、下の子が22歳とか25歳だとブライドが邪魔してやりにくいのだと思います。

 

こういった理由から、なかなか再就職できなかったり、仕事をするより子育ての方がいいから、専業主婦がいいという発想になるのではないかと思います。

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貧困専業主婦が再就職しないで稼ぐ方法

私自身、子育てが大事だということ、家族を支えることが大事だということを否定する気は全くありません。

 

しかし、年収600万円とか800万円であればいいのですが、244万円以下の貧困層なわけです。

 

そういった方のインタビューを聞いたりしていると、子供には高校を出たらすぐに働いてもらうとか、もっとひどいのは修学旅行には行かせられないといったことを言っている人がいます。

 

確かに修学旅行に行かせるには、10万円とか私立高校などでは30万円などという高いものになります。

 

しかし働けば30万円くらい稼げるということです。

 

不本意の人はしかたないと思います。

 

しかし、4分の3は自ら望んで働かないと言う人です。

 

自宅でオウンドメディアで稼ぐ

いまは家でできる仕事もたくさんあります。

ネットでいくらでも稼げます。

 

例えば、オウンドメディアで子育ての情報を発信していけば、そこそこのアフィリエイトで稼ぐことくらいできると思います。

 

私が貧困層であるなら、貧困の情報を拡散して発信します。

 

ここからいくらでも仕事を作ったり、結びつけたり、アフィリエイトもできます。

ギグワーキングで稼ぐ

それから話題の動画編集など少し勉強すれば誰でもできますし、コピーライティングなどギグワーキングの仕事などやり方はいくらでもあります。

 

工夫とやる気と覚悟さえあれば、月に3万円から7万円増やすのは難しいことではありません。

 

自ら望んで貧困だということを自覚しているのに、改善していこうと思わないのは問題だと思います。

 

夫が働きに出るのを許さないと言うこともあるでしょう。

夫婦の話なので、専業主婦の女性だけが責められるものではないということも当然だと思います。

 

話し合いをしながらどうやって所得を増やしていくのか考えていかなければいけないのかなと思います。

 

ネットでいくらでも稼ぐ手段はあります。

 

ネットにこそチャンスはあるので、Youtubeを見たり、ネットサーフィンしているだけでなく、お金を生むようなことにぜひ時間を割いて、所得を増やすように頑張っていただきたいと思います。

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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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