東京で一番小さな市・羽村市で4月に鯉のぼりが泳ぐ本当の意味

時事

 東京都羽村市は、都内でも一番小さな「市」、西多摩に位置する地方自治体です。羽村チューリップ祭りでは4月なのに、なぜか150匹もの鯉のぼりが空を泳ぎます。鯉のぼりに込められた主催者の真意はどこにあるのか?羽村市の取り組みと、これから日本で必要とされる労働生産概念をご紹介したいと思います。

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東京・羽村市では4月に鯉のぼりが空を泳ぐ

 5月5日子供の日、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?

 お子さんの成長を願って、鯉のぼりを空高く泳がせた方もいらっしゃるのでは?

 私が住むのは東京都羽村市という人口約55,000人の、都内でも一番小さな「市」で、西多摩の地方自治体です。

 羽村市では、毎年4月半ばに「羽村チューリップ祭り」が開催されます。

 そして、この羽村チューリップ祭りでは4月なのに、一足早く150匹もの鯉のぼりが泳ぎます。

 本日は、4月に行われる羽村チューリップ祭りで、なぜ鯉のぼりが揚げられるのかについて、その真意をお伝えしたいと思います。

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羽村で4月に鯉のぼりが空を泳ぐ本当の理由

 羽村チューリップ祭りで鯉のぼりが揚げられる理由は、以下のとおりです。

  • ・観光資源を0から生み出すことにより地域へ貢献する
  • ・観光資源を生み出しそれが発展し、その周りに、産業・雇用を育むことを目指す

 大手の工場は海外進出が目立ち、羽村市もやはり工場はありますので、他人事ではありません。

 今後の日本では、労働資源が枯渇していく可能性が非常に高まっています。

 海外に行くしかないとか言う意見もありますが、そんな簡単にフットワーク軽く人々が動けるか?というと、それも非現実的な話です。

 その場合、自らあるいは、国や行政負担によって労働資源を作り、賃金と納税を生み出す仕組みを作る必要があります。

 その試みのひとつとして、鯉のぼりを掲げることにより、労働資源、ビジネス資源、そして、周りの人にモチベーションというメンタル資源を創出できないかというのが真の試みなのです。

 東京オリンピックが過ぎ去った頃、真の労働枯渇時代がくるのかもしれませんが、国は今のうちに海外からの観光客を4,500万人まで持っていくという大胆な政策を揚げています。

 その結果、国民の隅々まで生活が潤えばよいのでしょうが、残念ながら格差は広がっていくことでしょう。

 そんな時に一番大切なのは、自ら労働資源を生み出す発想になります。

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非効率でも労働を産みシェアする環境が必要

 タイに以前行ったとき、食堂で食事した後、皿を自分で片づけようとしたら、怒られた経験があります。

 皿を片付けることを仕事にしている人がいるから、やらないでくれというのが、怒られた理由でした。

 非効率的と思えますが、羽村市の鯉のぼりプロジェクトは、きっとこの感覚に近いものだと感じています。

 仕事を作り出し労働をシェアする人と、労働を作り出してシェアできる環境づくり。両方が今求められています。

 空に泳ぐ鯉のぼりの背中に、成長を願う子供達の夢と、その夢を育むための土台となる生活の希望を見た気がします。