サラリーマンで年収100万UPはマジで簡単だよ!
今日は、「年収100万円アップくらい実は簡単なんですよ〜」っていう話をします。
ウチの会社はボーナスが出ない!とか、なんでこんな一生懸命やってるのに安月給なんだ!とか、そういうことでお困りの方とかですねぇ…
私のこと知っている方は、私が言いたい事が分かりますよね(笑)?!
結局、儲かっている会社に入れば、くっそ簡単に年収100万円くらい、すぐに差が付いてしまうよね〜、ってことなんです。
東京ですと、大企業と中小企業で大体なんですが、年収ベースで150〜200万円くらい差があります。
中小企業の中でも、儲かっている会社と儲かっていない会社とでは、客観的に見ている側からしますと、その開きが100万円どころじゃないんですよ!
我々のお客様でも儲かっているところは、中小でも平均の年収が1,000万円は軽く超えてますからね。軽く。
バケモンみたいな会社になると、1,500万円くらい平均で貰っちゃってます。
しかも、彼らはブラックじゃございません。普通に勤務時間9時〜5時です。そこから「もっと時間削ろうぜ!そんでもって給料も上げるぞ!」って(笑)。
年収の差っていうのは、それくらい働く会社で決まるというお話でございます。
年収上げたかったら、儲かっている業種の儲かっている会社に入れ!
つまり、あけっぴろげに言うと、給料を高くしたいなら、「儲かっている会社にどうやって入りこむか」ってだけの話なんです。
普通の人っていうのは、そういう事を考えないで、「資格を取ろう!」とか「英語を勉強しよう!」とか、普通の思考としては、そっちにいくんですね。
あと、「俺はこの業界では豊富な経験があるから、業界内のもう少しイケてそうな会社に横滑りしよう」とかね(笑)。
でも、そんな事をやったって給料は上がんないですから!も〜うっ、そういう思考だから搾取されちゃうの(笑)。
給料を上げるのに1番手っ取り早いのは、「儲かっている会社にまず入ること」なんですよ。
というのも、儲かっている業種っていうのがあるんです。
業種によって、儲かっている儲かってないって全然違うんです。
我々は主にサービス業を見ているんですけれど、サービス業っていうのは、結局コンピューターを使うか・使わないかで、年収差が大体 1.5倍くらいあります。
それくらいコンピューターを使う仕事の方が給料が高いです。
まずはTKCのBASTで儲かっている業界をチェックしよう
どんな業界が儲かっているのか簡単に分かるツールに、誰もがインターネットで見ることができるTKCのBASTというものがあります。
このBASTの速報版は誰もが無料で見ることができます。TKCの会計事務所じゃなくても一般の方も無料です。
これを見ていくと、建設業、製造業、卸売業、小売業…って色々ありまして、まず見るべき所は、『1人あたりの限界利益』です。
限界利益っていうのは原価計算用語なんですが、売上総利益とか一般的には粗利益って言われます。
従業員1人あたりの限界利益と1人あたりの人件費や給料っていうのは、ほぼほぼ比例するんです。
というのも、この限界利益の5割から6割くらいで、サービス業だと6割くらいいくんですが、要するに労働分配率っていうのがあって、製造業で機械をかなり使う所だと、まぁ4割くらいとかね。
1人あたりの限界利益、これを付加価値と言いますけれど、これが高ければ自ずと給料も上がるんです。
ですから、自分の業界の1人あたりの限界利益が毎月100万円を超えているかを、まずは見ていく必要があります。
中小企業の目安は大体、月80万円です。
80万円を超えていると、そこそこの給料が払えるっていうのがありまして、大体そこを目標にして中小企業っていうのは経営しているんです。
1人あたりの限界利益が小さい業種で高給取りは無理ゲー
この1人あたりの限界利益が小さいと、どーしてもねぇ給料って安くなるんです。
自分のやっている業種が1人あたりの限界利益が30万円しか無い…ってなったらね、6割払ったとしても18万円しかもらえないんですよ!
ボーナスなんて出るわけないんです。もうね、悲しいかな、これが現実です。
だから、TKCのBASTを見ると、「えっ!こんな業種がこんな儲かってんの!!?」っていう意外な発見があると思うんです。
あとは、もちろん経常利益も見る必要があります。
経常利益っていうのは、商売をやっていて年間どれくらい儲かるかっていうことなんですけど、年間 4千万円儲かると、”日本の8万社”っていう要するに日本を支えている8万社に入ります。
その辺も考えながら見ていくと、「う〜ん…ウチの業種じゃあどう考えても、経常利益が年間4千万円いくわけないな…」とか、そういうことが客観的に見えてきます。
ここら辺を見て、どういう業種に転職するか考えるっていうのもありますね。
個別の会社はお金を払って『ジー・サーチ データベース』でチェックしよう
個別の会社を調べるには、一般的な個人の方だったら富士通さんがやっている『ジー・サーチ データベース』っていうのが1番安上がりだと思うんですよ。
月々300円の会費で帝国データバンクの企業情報が、1件あたり大体1,600円くらいで調べられます。
何が言いたいかって、自分が就職したい会社があったり、求人が出てる会社に興味があるなら、1件1,600円くらい払って!本当にその会社の事をちゃんと調べてください。
こういうことを一般の人はやらないんですよ。
一般の人はなぜか「資格を取ろう!」とか「英語を習おう!」ってなるじゃないですか。
そんなんだったら給料上がんないって。年収100万円なんて絶対に上がらない(笑)!
ですから、ちゃんと調べましょう。
たとえば、帝国データバンクだと”評点”っていうのがあるんです。
日本の8万社に入るくらいだったら、多分66点より上じゃないかなって思うんですよ。
中小企業だったら大体51点がひとつの目安になっていて、51点を取っている会社っていうのは、ちゃんと経営を考えている会社です。
数万円の投資もしないで年収100万円アップなんてあり得ない
年収100万円アップを目指したいなら、こうやって色々調べてみてほしいんです。本当に(笑)!
そして、自分で「ここ儲かってるな。給料も皆もらってるわ〜。」って会社に狙い撃ちで突撃アタックしていくんです。
会社を調べるとなると、確かに2万円〜3万円くらいお金はかかると思うんです。
ところが、こんな投資もしないで、「年収100万円上げたい!」なんて言って、みんな会社を選んでいるんですよ!
年収で100万円アップって大きいじゃないですか。でも本当に簡単に100万円なんて差がついちゃう。
それには、儲かっている業界の、儲かっている会社に入ることが大事で、求人票に書かれている給料なんて、正直あんまり関係ないですよ。
儲かっている会社に入ってしまえば、絶対に給料なんて上がるんですよ。
きちんと経営をしている、「儲かっている会社」に入る事が1番大事であって、「資格を取る」とかは、年収アップには実は全然!全然直結しないんですよ〜、というお話でした。