人間はどんな人であれ、強気な自分、弱気な自分、不安な自分、怒る自分、悩む自分、という具合に様々なキャラクターを複雑に併せ持っています。素の自分、ありのままの自分でいつも仕事をしていると、本当に困難な場面で折れてしまったり、来るチャンスを逃してしまうことも。そこで重要なのが、自らのキャラ設定をして仕事に挑むことです。
貴方は素の自分でビジネスに挑んでいないか?
今回は、「キャラ設定」というテーマでお送りします。
端的にいうと、仕事を行う際の自分のキャラをきちんと設定して、そのキャラを徹底してビジネスに挑んでみませんか?という提案です。
というのも、我々ってどんな人であれ、強気な自分、弱気な自分、不安な自分、怒る自分、悩む自分、という具合に様々なキャラクターを複雑に併せ持っていますよね。
表面上は明るくしているけれど、過去にいじめられたトラウマがあって今も悩んでいるとか、恋愛で裏切られた経験からどうしても女性を信用できないとか、そういう自分しか認識していない複雑な一面も持っていたりしますよね。
それで、こういう自分を構成するマインド要素全てをそのままビジネスに持っていくと、通常の場面では上手くやっていけても、いざ自分のマイナスな一面が出やすい場面で凄く落胆しがちになりませんか?
「やっぱり自分はダメな人間だ」とか、「自分は〜できない、能力の低い人間なんだ」って落胆して、パフォーマンスも著しく下がってしまい、お客様にすら笑顔で接すれなくなりますよね。
素の自分が出てしまうんです。
あと、素の自分、ありのままの自分で仕事をしていると、せっかくのチャンスが来たのに、弱い部分にフォーカスして、「それ、自分のキャラじゃできない」「陰キャだから無理」なんてふうに、チャンスをみすみす逃してしまいます。あれは本当にもったいないです。
ビジネスでキャラ設定をすることのメリット
そこで私がお勧めしているのが、ビジネスに挑む時に自分のキャラクターの中で「良い部分」「強み」と感じているキャラクターを抽出し、そのキャラに基づいたアバター設定を行うことです。
たとえば、本当の自分が100だとしたら、良い部分30を仕事用のアバターとして抽出し、そのアバターを裏から本当の自分が操るイメージで仕事をするのです。
たとえば、私、島倉大輔は誰に対してもズバリとモノを言う、強気なキャラ設定をしています。
読者の皆さんで私の記事を読んでくれている人、私の動画を見てくれている人なら、私は「ズバリモノを言う人」「ハキハキしている」「物怖じしない」というキャラに見えていることでしょう。
しかし私自身の内面には本当のところ、強気な自分、弱気な自分、不安な自分、怒る自分、悩む自分、など様々なキャラクターが内包されています。
その中で、自分の成功体験や経営コンサルティングの実績を広く伝えながら、「はっきりとダメなこと、良いことを提示して、自分達のことを本気で考え、動いてくれるコンサルタント」を探している経営者さん向けに、あえてこのキャラ設定をしています。
そうすることによって、自分の望むお客様の層へ、自分が得意とするサービスを提供することが可能となり、結果としてコンサルタントとして億単位のセールスを稼ぎ出しています。
アバター感覚でビジネスに挑む自分を操作するイメージを持つと、もう一つ良いことがあります。
それは、あなたが今この瞬間、好きな自分、こうありたいと思う自分になれるということです。
自分の過去にどんな嫌なことがあっても、弱い部分があっても、仕事の場面ではプロフェッショナルとして「なりたい自分」になれる、これって本当に素晴らしいことだと思うんですよね。
誰もが映画や舞台で見事に役になりきっている役者を賞賛しますが、彼らが演者としてお金をもらうプロフェッショナルであるのと同じように、私達も自らの仕事においてキャラを演じきることで、プロフェッショナルとしてお金をもらえるのです。
自分のキャラ設定を行う際に踏まえておきたい3つのポイント
では、どうやって自分のアバターをキャラ設定するかという話に移りましょう。
キャラ設定する上でポイントは3つあります。
- 自分の強みや長所に基づくキャラ設定をする
- 自分が理想とするビジネスパーソンを加味したキャラ設定をする
- お客様が自分を見た時に仕事を頼みたくなるキャラ設定をする
です。
自分の周囲になりたい、目標とするビジネスパーソンがいなければ、本や雑誌、YouTube動画で、あこがれの経営者を見つけて、抽出した自分の良い部分を重ねながら、その人のなりふりを徹底的に真似しましょう。
そして、それを自分のやっている商売で、「自分がお客様としたい人」向けに「お客様がこの人から買いたい」と思える顧客目線のチューニングをしてください。
一度キャラ設定をしたら、そのキャラで徹底して突き抜けた状態でプロフェッショナルとして演じます。
先程も言いましたけれど私は、「はっきりとダメなこと、良いことを提示して、自分達のことを本気で考え、動いてくれるコンサルタント」というキャラ設定をビジネスで絶対に曲げません。
どこで露出する際も、経営コンサルタントとしての島倉大輔は、「はっきりとダメなこと、良いことを提示して、自分達のことを本気で考え、動いてくれるコンサルタント」を徹底します。
だって、仕事です。私達はプロフェッショナルなんです。
そうすることで、自分が望むお客様にメッセージが響くようになり、安心感を抱いて注文をいただけるようになります。