こんにちは!
経営コンサルタントの島倉です。
今回は、自分の好きなことを副業にして、本業よりも稼いでいる人の事例を用いて「硬直的な思考を捨てれば、副業で本業よりも稼げる」ということを解説したいと思います。
好きなことを副業にして本業よりも稼いでいる3つの事例
好きなことを副業にして本業よりも稼いでいる事例として、以下の3つを紹介したいと思います。
- 事例①:プラモデルを作成して販売
- 事例②:人形用の服を作成して販売
- 事例③:風俗店のコンサルタント
それでは、1つずつ解説していきます。
好きなことを副業にして稼いでいる事例①:プラモデルを作成して販売
私のところに、「プラモデルを作るのが3度の飯より好きだ」という20代のサラリーマン方が相談にいらっしゃいました。
一般的にプラモデルは自分で作るというのが基本ですが、世の中には、他の人に作ってもらって綺麗なものを飾るのが好きだという人もいます。
ですから、その20代の男性の方に「作ったプラモデルを売ったらどうですか?」というアドバイスをしました。
彼は作るのが好きなのですが、作った後のものにはあまり興味がないので、そのアドバイスに同意してもらったところ、このコロナ禍の中でバカ売れして、そのプラモデルを売って得た収入でサラリーマンの収入の3倍以上稼いでしまいました。
これは非常に利益率の高いビジネスです。
彼はプラモデルを作るのが好きなので苦痛ではなく、平日はサラリーマンとして働き、土日祝日はプラモデルを作って、コロナ禍においても幸せな生活を送っているということです。
好きなことを副業にして稼いでいる事例②:人形用の服を作成して販売
60代の主婦の方は、バービー人形やリカちゃん人形が好きで、自分でバービー人形の服やリカちゃん人形の服を作って着せたいと思い、服の素材を買ってきて作っていました。
先ほどのプラモデルの例と同じように、自分で作った人形の服を販売したところ、「こういうものを作ってほしい」という注文がその主婦の方に入ってきたそうです。
人形が好きな人にとっては、人形に対して思い入れがあるので、誰もが買える既存の服よりも自分だけのオリジナルの服を着せたいということだそうです。
当然、カスタマイズで注文を頂けたら、相応な料金で請求できるので儲かっているということです。
好きなことを副業にして稼いでいる事例③:風俗店のコンサルタント
さらにもう一つ、60歳の風俗が大好きおじさんが、国内から海外まで遠征するほど世界の風俗にも詳しい人がいました。
風俗店は乱立していて、生まれてくるお店もあれば、廃業していくお店もある状況なので、風俗コンサルを始めたところ、依頼が来てとても儲かっている状態です。
このように、自分の好きなもので稼いでいる人は「非常に幸せを感じています」とおっしゃっています。
好きなことを副業にして稼ぐためのマインド
コロナ禍で稼げない、将来が不安だというと、まず資格を取ることを考えます。
例えば、税理士や社労士や行政書士の資格を目指すことはいいのですが、全然興味もなく好きでもないのに、不況で将来が見えないので、資格を取れば安心だということで始めてもとても苦痛です。
結局、専門学校に30万円、40万円払っても続かずに、資格を取れずに終わる人も山のようにいます。
安易に将来を見通して資格を取ったとしても、すでにライバルが大勢いる中で案件を獲得していくのはなかなか難しいことです。
それよりも、私はこういった時代だからこそ、自分の好きなことで、今までやってきたことにこだわっていくことがいいと思います。
大不況でリストラにあって所得が減ってしまったとか、毎日コロナの感染者数などのネガティブな情報が溢れているので、気持ちがネガティブになります。
そういう時こそ頭を柔らかくしていくことが大事で、もっと自分のことを見つめ直した方がいいと思います。
自分の好きなことは特技にも個性にもなる
プラモデルを作るのが好きな20代のサラリーマンも、リカちゃん人形の服を作っている方も、風俗に行き倒している方も、第三者の私が見たときに「これはビジネスになる!」と言った時点で人生が変わります。
好きなことを追求しているだけで稼ぐことができ、生活することもできるわけです。
コロナのように、人生にとって最大のピンチがやってきた時こそ、個人として、人間としての能力が試され、大きく変われるチャンスではないかと思います。
安易に、資格をとるとか、務員になるといった安直な思考ではなく、思考を柔らかくして「自分がやっていることには価値があり、必要としている人はいるのではないか?」という思考で、ぜひ自分のことを見つめ直していただきたいと思います。