低学歴の学歴コンプレックスなんて馬鹿臭い時代
一昔前の日本といえば、学歴至上主義の社会でした。
給料の高い大企業に入るなんて、高校中退や中卒はもちろん、高卒や短大卒、またはFラン大学と言われている偏差値の低い、無名の大学卒業者には無理な社会でした。
大企業に勤める世帯層は人口の3割弱しかいませんが、彼らの所得が日本の給与所得の6割を占めます。
現在でも低学歴では大企業に入社するどころか、面接の機会すら与えられないというのが現状です。
しかし、低学歴であっても起業することで人生を逆転した人は沢山いますし、私はこれからの時代は、勉強もせずに遊びまくった低学歴の人が成功しやすいと考えています。
あと、学歴コンプレックスを未だに引きずる人もいますが、これも「自分の家が貴族や大名の出自」というのと同じくらい、どうでも良い話です。
その理由をご紹介していきましょう。
低学歴上等な理由1:遊びや趣味の経験が豊富
モノ余りの時代、お金をいくらかけてもモノはなかなか売れません。
従来のように販促にお金を掛ければなんとかなる、という時代は終わったんです。
これからの時代は無理やりモノを売ろうとするのではなく、おもしろさや楽しさに惹かれて、自然に商品やサービスが売れていく時代です。
在り来たりの商品や、どこにでもある商品を売ろうとしても全く売れなくなるでしょう。
分かりやすく言えば、遊びや趣味がビジネスになる時代が来ます。
例えば、アイスマン福留氏。本人ツイッターより
無類のアイス好きが高じて、現在はアイスクリーム評論家として活躍しています。
メディアへの出演や大手メーカーの新商品の開発にも参画するなど、幅広く活躍されて大成功していますが、一昔前の人なら、アイスクリーム評論家で食べていけるなんて誰も思わないですよね!?
他にも、バスケットボールのコーチや盆栽、ジオラマづくり、一人旅のプロデュースなど、趣味を活かしたビジネスで成功している人がどんどん増えています。
こういった趣味を生かすには、徹底した遊びや趣味の経験が必要です。
子供のころから勉強漬けで、趣味の時間を持てないぐらいに働いている大手のサラリーマンには難しいと言えるでしょう。
低学歴上等な理由2:枠組みから外れた自由な思考
大手のサラリーマンというのは、組織の中で協調性を求められているので、組織やチームのなかで波風を立てないように、無難な意見でお茶を濁すのが癖になっています。
また、受験のときからルールに縛られているので、全く新しい自由な発想で考えるのが苦手な人が多いです。
大手サラリーマンは、基本的には前例主義。
前例があればやるという思考なので、起業にとってもっとも大事な、「人がやっていないことを挑戦して世の中に新しい価値を生み出していく」という考え方に困難を覚えます。
ところが、そもそも低学歴の人は、大組織の枠組みでメリットを受けたことが無い(むしろ搾取されてきた)ので、枠組みから飛び出すのが得意です。
前例やルールに縛られることなく、新しいことに挑戦できることが最大の強みになります。
低学歴上等な理由3:捨て身で行動できる
大手のサラリーマンは受験戦争に勝ち、就職活動に勝ち、社内競争に勝たなければなりません。
つまり、過程で失敗が許されない減点主義の中で生きています。
なので、積み上げれば積み上げるほど、守らなければいけないという意識が働くので、起業というような大胆な挑戦をしない傾向があります。
しかし、学歴のない人は、そういった積み上げのない世界で生きているので、何かを守るという発想がほとんどありません。
大胆に、決断、行動できる強みがあります。
起業して成功するには、何よりも素早く決断して行動するスピードが大事です。
早く決断して行動することでチャンスをものにするのが起業。
だからこそ、リスクを恐れることなく、捨て身の覚悟で即決、行動できる強みがあるので、起業に向ていると言えるでしょう。
結局は行動力⇒低学歴も高学歴も全く関係ない
今日は、低学歴の人こそ起業して成功できる、というお話でした。
今回は低学歴の人に焦点を当てましたが、だからと言って、高学歴の人が起業しても成功しないという話ではありません。
低学歴だろうが、高学歴だろうが、成功する人は、決断して、即行動する。
要は、やるかやらないか。ただそれだけです。
誰もが人生一度っきりなので、低学歴を理由に悩んで行動しないというのは、物凄くもったいないと思います。
学歴がない人だからこそ成功できる理由がある。
人生を激変させたいのであれば、起業という道を検討してみてはいかがでしょうか。