クラウド会計サービスを提供している企業は巷に数多くありますが、その中でもシェアNo.1を誇るのが「弥生会計」です。
弥生会計は、デスクトップ型の会計ソフトを販売してきた老舗の企業としても知られています。
今回はそんな弥生会計について、メリットや料金プランなどの情報をまとめていきます。
クラウド会計ソフト 弥生会計とは?
弥生会計は、クラウド型の会計サービス「弥生オンライン」、デスクトップ型アプリによる会計ソフト「弥生20シリーズ」の2つの商品を軸に、会計サービスを提供しています。弥生オンラインは、下記のソフトで構成されています。
- やよいの白色申告オンライン
- やよいの青色申告オンライン
- 弥生会計オンライン
- やよいの給与明細オンライン
- Misoca
やよいの白色申告オンライン
初めて確定申告をする方、簿記の知識がない方でもスムーズに確定申告書が作成できるよう、家計簿感覚での入力が可能になっています。入力した内容は自動で仕訳されるので、簿記が分からなくても安心です。
レシートや領収書をスキャンして、データを取り込むことも可能になっています。
確定申告の控除額も自動で計算してくれるので、個人事業主の経理作業を大幅に効率化してくれます。
やよいの青色申告オンライン
青色申告は、白色申告と比べて帳簿記入や控除計算が複雑です。自力で仕訳を行うのに手間がかかりますが、やよいの青色申告オンラインを利用すれば簡単に青色申告書を作成できます。
白色申告オンラインと同様、明細データを自動で読み取って、自動で仕訳を行ってくれます。
簿記の知識がなくても、日付や金額を入力するだけで複式簿記基調を作成することが可能です。
スマートフォンからも入力が可能で、外出中でも経理作業を行うことができます。
弥生会計オンライン
会計業務に必要な機能がまとめられており、起業したばかりの方でも安心して利用できます。
銀行明細、クレジットカードなどのデータ自動読み込み、読み込みデータに基づいた自動仕分けはもちろんのこと、登録した取引から会計帳簿を自動で集計・作成したり、取引の集計結果をグラフで表示するなど、法人で必要となってくる資料作成にも対応しています。
決算書の作成も自動で行ってくれるので、税理士への依頼費用を削減することもできます。
弥生会計オンラインはこちら
やよいの給与明細オンライン
給与の支給や控除額などを自動で計算してくれるため、計算の手間や計算ミスを減らしてくれます。
入力した給与データは、賃金台帳や従業員台帳に自動で反映されます。
給与明細のテンプレートも豊富で、従業員に対して見栄えのよい明細書を渡すことができます。年末調整は、税理士に委託が行われているので、ソフト利用者は給与の入力をするだけで年末調整を完了させることが可能です。
弥生会計を使うメリット
弥生会計を使うメリットとして、下記の点が挙げられます。
- 経理業務を効率化できる
- 業界最大規模のサポートが受けられる
- セキュリティ対策が充実している
経理業務を効率化できる
弥生会計を使うことで、経理作業を効率化することができます。
帳簿、決算書の作成も自動で行ってくれるので、決算期が近づいても経理作業に追われることはありません。
経理作業を効率化することで、本業の事業に注力することができ、結果的に業績アップへつながってきます。
充実したサポートが受けられる
弥生会計を利用することで、充実したサポートを受けることができます。
サポートは、以下の4つに分かれています。
- チャットサポート
- 電話サポート
- 画面共有サポート
- メールサポート
チャットサポート
チャットサポートでは、インターネット上のチャットを使って、文面で会話をできるサポートサービスです。
電話をする時間が確保できない、外出先で電話をすることが難しい場合などでも、チャットですぐに問題解決をすることができます。
電話サポート
電話サポートでは、弥生会計のオペレーターに電話で直接質問することができます。
弥生会計のオペレーター座席数は748席にも渡り、業界最大規模の席数を誇っています。オペレーター1人1人の実務教育が徹底されており、92%の利用者がサポートに満足していると回答しています。
画面共有サポート
画面共有サポートでは、ソフトの操作画面をオペレーターと共有しながら、質問をすることができます。
説明の行き違い等を防げるので、より効率的に問題解決をすることが可能です。
メールサポート
指定のアドレス宛に、24時間365日メールで質問することが可能です。
営業日の受付時間中にメールを送れば、当日中に返信をもらえます。受付時間外の場合でも、翌営業日中には返信をもらえるので、質問事項が多岐に渡る際に非常に便利です。
弥生会計を使うデメリット
弥生会計を使うデメリットとして、下記の点が挙げられます。
・自動連携で手間がかかる
ソフトウェア版よりも機能が少ない
弥生会計のオンライン版は、インストール型のソフトウェア版よりも機能が少ないです。
たとえば、ソフトウェア版には「資金繰り管理」「経営分析」「部門設定機能」などが搭載されていますが、オンライン版にはこれらの機能は備わっていません。
経理以外のプラスαの機能を求めるのであれば、ソフトウェア版の方が充実しているといえます。
自動連携で手間がかかる
弥生会計では、銀行口座と結び付けて取引データを自動で読み込む機能がありますが、この連携の設定に少々手間がかかります。
したがって、口座連携をするのであれば、Windowsのパソコンを使用する必要があります。
弥生会計の料金プラン
弥生会計の料金プランは、シリーズごとに異なります。
- やよいの白色申告オンライン
- やよいの青色申告オンライン
- 弥生会計オンライン
- やよいの給与明細オンライン
やよいの白色申告オンライン
フリープラン | 無料 |
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ベーシックプラン | 年額4,000円、次年度からは8,000円 |
トータルプラン | 年額7,000円、次年度からは14,000円 |
*フリープランは、各種サポートサービスの利用はできません。トータルプランでは、業務関する相談を行うことができます
やよいの青色申告オンライン
セルフプラン | 1年間無料、次年度からは8,000円 |
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ベーシックプラン | 年額6,000円、次年度からは12,000円 |
トータルプラン | 年額10,000円、次年度からは20,000円 |
*セルフプランは、各種サポートサービスの利用はできません。トータルプランでは、業務相談が可能になっています。
弥生会計オンライン
セルフプラン | 年額26,000円 |
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ベーシックプラン | 年額30,000円 |
*セルフプランでは、最初の2ヵ月間のみ、初期サポートとして電話・メールサポートを利用できます。
やよいの給与明細オンライン
プラン10 | 月額450円、年額4,500円 |
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プラン30 | 月額1,200円、年額12,000円 |
*プラン10では従業員10名分、プラン30では従業員30銘文の給与明細を作成可能です。両プランともに、各種サポートを利用できます。
10名、30名を超える給与明細を作成する場合は、1名ごとに200円の追加料金で作成可能になります。
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