23日(木)東京の気温は最低気温13℃と12月中旬並の気温で、凍えるような寒さとなった。冬がすぐそこまで来ているが、オフィスの防寒対策は万全だろうか?エアコン温度20℃で節約しながら、簡単な工夫で驚くほど暖かなオフィス環境を作ることが可能となる。出費の増える年末は防寒対策で節約しよう。
冬将軍到来 冬に備え早めの防寒対策を
10月23日(木)本日の東京は最低気温13℃と12月中旬並みの寒さとなっている。冬がすぐそこまでやって来ている。
オフィスではエアコンの暖房機能を利用した防寒対策が主流となるが、温度設定をガンガン上げ、節電をあまり気にしていない会社も多い。
エアコンは温度設定を1℃下げるだけで10%も電力消費量が下がる。
環境省も「ウォームビズ」運動を通じて、オフィス温度を20℃に設定するよう」奨励している。※1
何も防寒対策をせずにオフィス温度を20℃設定にしたのでは、寒くてたまらず社内作業の効率も悪くなるだけだ。
しかしエアコン設定20℃でも驚くほど暖かな環境を手に入れることは可能だ。しかも簡単な防寒対策をオフィスに施すだけである。
エアコン20℃で暖かオフィス 4つのテクニック
以下、オフィスですぐに実施可能な防寒テクニックを4つ紹介する。
1)窓にビニールカーテンをつける
北海道の家では玄関や窓が二重サッシになっている。マイナス20℃を越える極寒の地で家を温かくする知恵だ。同じ原理でビニールカーテンを、オフィスのブラインド手前につけるだけで、エアコンの温風が部屋に留保されやすくなり、オフィスは驚くほど暖かくなる。カーテンも1枚1,000円前後と非常にお得な価格で市販されている。
2)加湿器はマストアイテム
加湿器の効果は乾燥、乾燥に伴うインフルエンザを防ぐことのみにあらず。15%湿度が上がる毎に、エアコンの室温設定を1℃下げても人の体感温度は同等となる。
3)扇風機を設置
意外と思われるかもしれないが、冬も扇風機が大活躍する。暖かい空気は上にたまりやすい。空気を下に流すために休み時間や一服時に一定時間扇風機を回そう。エアコンの暖かい空気が部屋全体に行き届く。部屋の角に二箇所、できれば棚の上部に設置することが望ましい。
4)社員の足元防寒グッズ奨励
人の身体で寒さを一番感じる場所が、心臓から一番遠い足元だ。足元防寒グッズは様々あるため、社員に購入を奨励してみるのも一考だ。
年末は出費が増える時期 防寒対策で節約
単純かもしれないが、コストをあまり掛けずにエアコン温度20℃でも温かいオフィスを作ることは可能だ。年末にかけて出費が増える分、防寒対策で節約することをお薦めする。
※1 環境省運営「Fun to Share」公式サイト
http://funtoshare.env.go.jp/
※2 日本経済新聞10月21日付け記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF20H0P_Q4A021C1MM8000/