退職金を運用するときに銀行や証券会社に相談にしてはいけない
こんにちは島倉です。
退職金を運用する時に絶対に銀行や証券会社に相談に行ってはいけないということです。
あなたが今もし退職されているのであれば、必ず銀行から電話かかってくると思います。
このたびは長い間お勤めご苦労様でした。今回退職金が支給されたということで、ぜひ資産形成のお役に立ちたいのでぜひ私と支店長でご挨拶に行かせていただきたいとに申しております。
など、その銀行の言いなりになって、会う方もいると思いますが、そこでとんでもないミスを犯してしまうわけです。
銀行員や証券マンは金融のプロではない
この銀行員や証券会社の人たちというのは、金融のプロのように思いますが、それは大きな勘違いで、金融のプロではありません。
例えば退職が金2000万円、3000万円の場合、すぐ全て運用するという話になって、話の持って行き方がとてもうまいのです。
特に狙われるのは大手サラリーマンで、多くの人は基本的に学歴があるので、同じ学校の後輩とかという名目で連絡がくるわけです。
先輩このたびはおつかれさまでしたという感じで、プライドをくすぐってきます。
辞めた大手のサラリーマンたちも辞めて寂しいので、後輩が低い姿勢で持ち上げてよいしょしてきますから、よし君ならやってみようと先輩風を吹かせて、全額つぎ込んで大損するというのが今の流れです。
銀行に預けると手数料を取られる
なぜ損をするのかというと、手数料がとても高いからです。
1,000万円使って30万円利益をあげようと思ったらなかなか大変ですから、まずそこで損をするわけです。
しかもこちらは金融のプロではなく、営業のプロですからうまいこといって、最初にたとえ損が出ても続けさせられてしまいます。
結果として損して元本割れをしているという話をよく聞きます。
銀行というのは、全て個人情報を持っています。
ですから銀行ほど怖いものはないと考えてくれたらいいです。
投資ですから元本割れすることは普通にあるのに、全て信頼して退職金を預けるのはとても危険です。
投資は自己責任 人にはまかせない
投資というのはまず自己責任です。
人に全部任せて運用しいくというのはそもそもおかしいです。
今は銀行も証券会社も、特に銀行は得るものがありません。
ですから手数料商売をしているわけです。
手数料の安いネット証券を活用する
それがもう明らかなので、銀行で投資するのではなく、ネット証券を使えば安い手数料で運用できます。
しかも自分で知識を学んで投資をするのは当たり前です。
ですから、退職金が振り込まれたら銀行から電話がかかってきても、はっきり断った方がいいです。
営業のプロに飲み込まれて、泣きを見ている人はたくさんいるという事実をぜひ知っておいて頂きたいと思います。