俺、頭の回転早いし、学力あるのに、なぜか上手くいかへん…その脳科学的な理由

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IQもIQgも高いのに生きにくさを感じる人々

どうも皆さんこんにちは。脳科学教育コンサルタントのクロスです。

今回お話をする内容は『IQやIQgが高いのにそれでも生きづらさを感じている人、そしてその原因・理由・改善法について』解説をしたいと思います。

まず、皆さん『IQ』はご存知ですね。言語性IQや空間性IQ、それから動作性IQというように、局所的な脳の能力を単に数値化したものがIQです。

そして、これらを総合した集合値、つまりIQの最高位にあるものが『IQg』なんです。

『IQg』の高い人は、人間関係能力が高い・学力も高いし、キャリアも非常に上り詰めやすい、将来性が高い傾向にあります。

まず、「脳科学的に賢い人」というのは、「目標を持っている人」「対人関係が良好な人」「自己抑制機能が高い人」のことを言います。

つまり、「自分の感情のコントロールが上手い人」「注意の切り替えが出来る人」です。

「こだわりがない」「成り行きに合わせて自分の行動を変えられる人」あるいは「価値観をある程度柔軟に曲げて新しいものを受け入れるだけのオープンさというのがある」であったり、他にもいくつか細かく分けると「予測能力」とか「判断速度」とか「判断の正確性」とか色々あるんですが、そういったものが全体的に機能が高いと、その人は賢い人っていう事になります。

逆に数学だけがめっぽう強いとか、天才的に何が出来るっていうのは、それは一つの能力には特化しているタイプの脳の持ち主だという事になりますね。

将来性を高めるのに必要とされる4つの指標

ここらへんはテストを受けると数値を出すことが出来ます。ただ、IQやIQgが高くても、なかなかこれを発揮できない人もいます。

対人関係で悩んでいる方とかは特にいらっしゃいますね。

じゃあ、どうすればいいの?ということですが、まず将来性をある程度予測出来る、更にいくつかの指標っていうのがあって、大きく4つに分かれるんですよ。

この4つの指標で、大体その説明はほぼ100%満たされます。

  • 1)目標指向性行動能力:目標に向かって突き進められるかどうかに関する能力
  • 2)社会関係能力・人間関係能力:リーダーシップ、傾聴、エンパワーメント、フィードフォーワード、能動的聞き取りなど
  • 3)流動性知能:自己抑制、短期記憶、判断速度、判断の正確性、学習能力など
  • 4)結晶性知能:フラッシュカード、義務教育、人生経験などと言った知識と経験

じゃあ、将来性を左右するのがどの指標かというと、1番重要なのは、目標に向かって突き進む『目標思考性行動能力』なんですよ。

その次に来るのは、『社会関係能力』や『人間関係能力』です。

3番目に何が必要かと言うと、『流動性知性』です。

忍耐力、自己抑制、社会性、思いやり、楽観性など、日常生活の中で培っていく能力です。

そして将来性を左右する上で1番関係性が低いのは、知能や経験を表す結晶性知性です。

専門家によっては、経験や知識が将来性を左右する影響力は、たった16%しかないと考える人もいます。

つまり、学歴が高くて結晶性知能が広い、色んな事を幅広く知っていたところで、そんなのは将来性に16%しか影響しないと。

それ以上に、残り上の3つの要因が将来性に84%影響していると。

ちなみに、『目標指向性行動能力』『人間関係能力』『流動性知能』には、それぞれ前頭前野が関係しています。

最後の『結晶性知能』だけが、前頭前野以外のエリアに関係する能力です。

運動だったり論理数学性知性だったり、空間把握能力だったり、言語性知性だったり、色んな音楽だったりっていうふうに色々あるわけですよね。

IQgも3つの項目に細分できるが…1番重要なのは目標指向性行動能力

じゃあ、「とりあえず目標を持つって大事なんだな。ふんふん。人間関係能力も確かに大事なんだな」と。

流動性知性、つまりIQgとかも大事なんだなという事がわかりました。

でも、このIQgが高いのに、それでも上手くいってない人っていうのは、じゃあ何なのかということなのですが、IQgも更に3つに分解出来るんですよ。

IQgを3つに分解すると、こうなります。

  • 1:判断の正確性
  • 2:判断の速度
  • 3:予測能力

この3つにIQgは分けられます。

この3つのIQgにおいてもやっぱり優先順位があるんですよ。

1番トップに来るのは1の『判断の正確性』です。その次にくるのが2の『判断の速度』です。

最後に来るのが『ワーキングメモリー(短い時間に心の中で情報を保持し,同時に処理する能力)』だったり、あるいは3の『予測能力』だったりするんですよ。

実は『判断の正確性』と『判断の速度』は、特に将来性を高める上で貢献度が高い能力です。

なので、予測能力やワーキングメモリーがめちゃくちゃ高い割には、判断の正確性や判断の速度が駄目だとなっちゃうと、なかなか生きにくかったりする場合があります。

例えば、仕事は普通の速度だけど正確な人と、仕事がめちゃくちゃ早いけどボロボロなものを仕上げてくる人と、どっちの方が重宝されるのかって話なんですよね。

正確に時間をかけて、しっかりとした仕事を作ってくれる人のほうが恐らく重宝されるじゃないですか。

今度は次にその速度もあげられるってなると凄いですよね。正確なものを素早くやってくれる。

その瞬間瞬間に合わせた判断も非常に正確で素早い。

なおかつ予測能力も高いとなるとバランスの良いIQgを持っていることになりますよね。

こういう具合にIQgがアンバランスだと、なかなか生きにくさとかを感じる場合があります。

でも、安心してほしいのは、IQgがもともと高ければ、

  • 1)目標指向性行動能力:目標に向かって突き進められるかどうかに関する能力
  • 2)社会関係能力・人間関係能力:リーダーシップ、傾聴、エンパワーメント、フィードフォーワード、能動的聞き取りなど
  • 3)流動性知能:自己抑制、短期記憶、判断速度、判断の正確性、学習能力など

を鍛えて、ゴール達成に向けてとにかく突き進んでいれば、必要な知識と経験は後から勝手についてきます。

実際、加齢に応じて流動性知性は下がり、代わりに結晶性知性が高まることが研究でわかっているんです。

そう言う意味でも、結晶性知性を何よりも優先的に高めることが必ずしも最善とは言えません。

もし、一人でやりにくいと思ったら、コーチングだとか受けてみるのが一つの手です。それでは今日はここまで。

 
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Jamahl Cross

Jamahl Cross

Founder & Co-Director
一般社団法人脳科学幼児教育研究協会 理事

​認知神経科学、脳リハビリ、発達精神病理学、進化心理学、発達障碍改善、認知行動療法など様々な分野を学び、実践を通じて統合する。独自の方法論に基づいた脳機能向上方法を編み出す。

企業脳科学、行動経済学、認知心理学によって解き明かされた非常識な企業成長法を提供。伸び悩んでいる企業を『平均利益率756倍の企業文化』へと変え、パフォーマンスを高めるなど数々の実績を持つ。

・社員のやる気を出させるのに苦労する
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これらの問題は、それぞれ科学的なデータによって原因の特定、予測、予防が可能です。

数千に及ぶ論文を元に、経験のみに頼らないエビデンスベースドアプローチのリーダー育成を目指します。

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