起業したら恥を忘れて顔さらせ!倒産確率はそれだけでも下がる

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 開業から1年経ったけれど全然儲からない。起業後に皆が抱える当たり前の悩みですが、儲かっていないと貴方が悩んでいるならば、やっていないことが一つあるかもしれません。それは経営者として自らの顔をさらすことです。経営者にとって本当の恥は何かを考え、あまり考えすぎずにやってみることをお勧め致します。

開業一年目の受難。とにかく歩き回った日々

 私にも開業1年目という時がありました。

 その時期って色々大変なことがありまして、たかが1年目に商売が上手く行かないなんて、悩みのうちに入らないですよ(笑)。

 うちもお客様がゼロの状態で、知らない土地で会計事務所を始めたわけですから、とにかく1年目は、私が不動産業の仲介業をやりながら食いつなぎました。

 初年度に自分の足で色んな所にポスティングをしてまわりました。

 本当に何万枚も自分の足でまいたので、お陰様で土地勘のない土地が、自分の庭のように思えてしまったくらいですからね。

 これが不動産にも詳しくなった原因でもあります。

 やっぱりね、お客様が「うちは◯丁目なんですけれども」って言った時に、その町名も分からないんじゃあ、商売にならんわけですからね。

 もう、建物の1戸1戸を覚えるくらいチラシまきましたからね。

 そういう風に苦労はしましたけれども、そのおかげで商売するうえでの優位性ができたんですね。

普通に商売やっていたのではいつか潰れるだけ

 お客様が付かない間というのは、バイトでも何でもして食いつないで行くしか無かったですね。

 この時に不動産で稼いだ300万で食いつないで、2年目はやっとお客様が増えたんです。

 これでどうにか基礎ができました。

 とにかく、普通にやってたんじゃあ、商売っていうのは潰れるのが当たり前で、企業の生存率が5年で15%しか生き残れない。

 85%は潰れてしまうんだ!っていう怖い統計結果も、国税庁から出ているわけもこれです。

 いずれにしても、普通にやっていても潰れると思って始めないと、スタートアップの時からダメになります。

 そもそもの商売に対する知識が無いんですから。

 も〜、本当にね「自分に技術があったから、始めちゃおうぜ!」みたいな、ハッキリ言うとほとんどが思いつきなんですよね。

 だから、いつも私が言っているのは、始める前の方!あ…、始めちゃった人はもう遅いです(笑)

 起業する前の人だったら、必ず始める前に関連するビジネス書を100冊くらいは読んでおけば、だいたいは分かります。

 知識としては頭に入ります。

 知識の基に実践を繰り返していって、そして修正していって、勉強して、これをず〜っと繰り返してやって行くんですよ。

 ずーーーっとですよ。一生勉強ですから。

 も〜、始める前に100冊くらい、ちゃんと読んでおけよっ!!って感じ(笑)

 これをしておくだけでも全然違いますから。

開業したら顔さらせ:まずは立地の良いところ

 それから、商売においてスタートアップの時に本当に大事なのが、とにかく顔をさらすことです。

 まず立地です。

 立地と競合ってすごく関連しているんですけど、これでだいたい勝負が決まってしまうわけです。

 店と不動産の賃貸業とかは、最初の段階でほぼ決まってしまうので、そこを間違えてはイカンと。

 これ間違えてしまうと、修正がなかなか出来ません。

 店を引っ越そうと思っても、最初に粗方のお金をぶち込んじゃいますから、なかなか引っ越せないわけですよ。

 うちは1番最初に会計事務所が入ったテナントは、セブンイレブンのお向かいにあった元ブティック跡の1階でした。

 そんな場所だったものですから、最初に業界誌の人が取材に来ましてね、「カフェのような会計事務所だ」って。

 元々がブティックですからね(笑)

 そしてその後に移ったのは、元サーフショップ跡。サーフィン関連のお店で10年位やりました。

 そして1週間前くらいに元メガネ屋さん跡に引越しまして、これまでの事務所から75歩、ほんの少しの距離です。

 うちは今ほとんど路面にしか出しませんので、元々お店だった所なんですよね。

 そこに会計事務所として入ってやっています。

 こんな感じで、1にも2にもビジネスの成否を決める一つの要因は立地ですよ。

 私共のように立地は関係無いと言われている職業でも、立地は避けては通れないです。

 なぜなら、立地が良いとお客様は自然と入ってきますから、その差は本当に大きいです。

 そういうわけで、まずは会社の顔をさらすべく、立地の良い場所に事務所を作るというのは、とても重要だったりします。

開業したら顔さらせ:社長の顔を積極的に売ろう

 それから、新規顧客獲得でも「顔をさらしてナンボ」です。

 今、うちの新規のお客様がどこから来ているかというと、飛び込みが3分の1、インターネットのWEB系が3分の1、それからyoutube経由が3分の1と、殆ど3つキレイに分かれているんですが、立地と競合は避けて通れないです。

 開業当初なんてのは、特にサービス業なんか人で売るしか無いですよ(笑)

 ハッキリとした違いが素人目にも分かるような感じで売るしか無い!です。

 ファッション自体を変えちゃう人もいますよね。

 どうして魚屋は、魚屋をイメージするファッションで商売しなきゃいけないのか?って話がよくありますよね。

 絶対にネクタイを締めて魚屋をやっちゃいけないとかね、そういうところで特徴をつけた売り方をしている人たちって実はいるんですよ。

 そういうやり方もあるけれど、根本はその人本人がどれだけお客様に好かれるかなので、実は人というのは、我々の会計事務所のような商売でも、結局は人にお客様が付くってくのがあります。

 残念ですけれども、売れない人って本当売れないし、売れっ子は売れる。それでどんどん社長さんにも好かれるっていう傾向があります。

 商売が上手くいかなくなったら、店主が自分の顔をさらす。

 要するにサービス業なんてものは、人で売らなきゃいけないんだから、看板出すにしても、「あぁ、この人がやっているんだ〜」ってわかるようなものにするとかで随分と決まってきますしね。

 だから、店主が自分の顔をさらすことで商売の可能性がまだ残っているわけです。

 店が潰れる可能性が、この”顔をさらす”ことで5割くらい減るんです。

顔をさらす恥と潰れる恥とどちらが本当の恥?

 周りを見てみると分かるんですけれど、店主が自分の顔をさらしてる看板作って出してる店とか、誰がやってる店か外から見てもハッキリ分かるような店なんて無いでしょう?

 だって、自分の顔をさらすなんて恥ずかしいですよ。恥ずかしいから誰もやりたがらない!

 ですけれども、商売人として逆に目をつけるのは、みんながやりたがらない事だからチャンスがあるという事実です。

 自分を売っていく時に、自分の顔を出している看板にしてみるとか、自分の顔をどんどん出していきましょうよ。

 本当の意味で”恥”を考えたら、顔をさらす恥なんてどうって事無いですよ。

 店を潰す方がよっぽど恥ずかしいですもん。

 潰れたら「あいつ開業したばっかりなのに、もう店潰しやがった」とか言われるんだから。

 そしたら、顔さらすことで、まだ半分くらい生き残れる確率が残っているわけだから、私は一旦顔をさらす戦略っていうのもね、そろそろ取るべきところに来ているんでは無いかということを考えています。

 私自身は顔をさらしていますし、しゃべりもさらしていますし、言い間違えしたりしても、そのままyoutubeにアップしちゃったりします。

 それは何でかって言うと、それもまた”味”なんですよ!私の味!

 顔をさらすのがサービス業の根本だという事で考えたら、店の主人とか、院長さんとか、長には色んな呼び名があるでしょうが、その人達がどんどんどんどん出て行けば、お客様に伝わりやすくなるので、少なくとも、現状より悪くなることは無いと思います。

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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
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