ダ・ヴィンチやエジソン、アインシュタインに共通した特徴は、自分が何かを思いついた時すぐに図示化し、メモとして残したことである。パソコンやタブレットはどんどん進化しているが、チャートやイラストで誰かとイメージをj迅速に共有するときは、手書きが効率的な場合も多い。そんなときにおすすめしたいのが「どこでもシート」という文房具だ。
アイデアはすぐにメモして共有したい
打ち合わせ時でもないのにアイデアがぱっと浮かんで社内のメンバーとブレーンストーミングしたくなったり、取引先の応接室で資料にないイメージを黒板に書いて説明したいときはないだろうか?
確かにパソコンやタブレットを上手に利用すれば、リアルタイムでメンバーや取引先と文字は情報共有できるが、いきなりその場でひらめいたアイデアを元にチャートやイラストを利用し、可視化して説明したいときには、まだまだ手書きのほうが効率的だったりする。
話は全く違うところに飛ぶが、かの物理学者アインシュタインをはじめ発明王のエジソン、ダ・ヴィンチら天才はみんなメモが大好きだった。
イメージというものは一瞬で消え去ることを彼らは皆知っていたのだろう。
メモと言ってもその内容は、図やイメージを元に支離滅裂な言葉を乱雑に書いたものばかりだ。ただし殴り書きしたメモをもとに深く検証されアウトプットされたイノベーションは読者の皆様もご存知の通りである。
そんな一瞬のイメージをいつでも、どんなときでも共有したい方におすすめするのが、文房具メーカー各社から発売されている「どこでもシート」という商品である。
かなりおすすめ 特殊用紙どこでもシート
【EMPT】壁がホワイトボードに!ホワイトボードシート
どこでもシートとは、静電気で壁に貼り付けてマジックでなんでも記入することができる特殊用紙である。サイズは各種あり、透明・白の2パターンがある。どこでもシートのよい点は以下4つに集約することが可能だ。
1)静電気で壁に張り付くから何度も使える
静電気で壁に張り付くため複数回の使用が可能だ。筆者はひとつの紙を5〜6回くらいは突然始まる打ち合わせや共有で利用している。紙が柔らかいものは摩耗も激しいので、固めのどこでもシートをお勧めする。
2)書いて消してが何度もできる
水性マジックで書込むのが原則であり、黒板消しがあれば何度でも書き直しすることが可能だ。
3)たたんだり丸めたりしてどこにでも持っていける
紙なので持ち歩きは容易だ。購入時は筒状のホールに入っているケースが多いので、一度反対に巻き直して丸みをとったあと、大きめに折りたたんで(折り目があまりつかないように)数枚かばんの中に入れておこう。
4)壁に貼って暗くしたら小さなスクリーンの代わりにもなる
白いどこでもシートは部屋を暗くすれば、プロジェクターを写すスクリーンの役割も果たしてくれる。仕事とは直接関係ないかもしれないが、透明のどこでもシートは、窓に貼ると絵やメッセージが鮮やかに映える。社内に装飾を施したいとき(クリスマス、送迎会、お客様へようこそを伝えるなどサプライズメッセージ)に利用することができる。
自分の頭をゆっくり整理したいときにも
仲間とブレーン・ストーミングするとき以外でも、自分の考えを整理するために手書きのほうがよいケースもある。
そんなときはどこでもシートを自分用のミニ黒板代わりに利用できる。
最後は燃えるゴミとして捨てればよいので、エコにもなる。
軽いので、パソコンやタブレットと一緒に持ち歩くのはいかがだろうか?
※ 参考画像
“Einstein oppenheimer” by Image courtesy of US Govt. Defense Threat Reduction Agency – http://www.dtra.mil/press_resources/photo_library/CS/CS-1.cfm [dead link]. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.