3年後も「副業プログラマー」は稼ぐことができるのか?

ビジネス

こんにちは島倉です。

Youtubeやセミナーなどで「これからプログラマーやエンジニアになれば稼げるから、副業でプログラマーになったらどうですか」と言っている方が結構います。

それが本当なのかということを今回考えてみたいと思います。

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副業プログラマーで稼げるか

私のクライアントで外資系のコンサルや、技術系のコンサルの方がいますが副業プログラマーで稼ぎ続けることはありえないという話を皆さんがされます。

今はプログラマーやエンジニアは人手不足

確かに今はプログラマーやエンジニアは非常に人手不足なので稼げます。

それでは、3年後、5年後も稼ぎ続けられるかというと、それは無理だということです。

プログラマーやエンジニアは稼げるといって飛びついたところで、将来性があるかというと、私はないのではないかと思います。

AIを超えられるプログラマーだけが稼げる時代に

それはなぜかというと、今のプログラミングの最先端はAIです。

よほど高度なプログラムが書けるとか、プログラムの中でもトップの人であれば生き残れますが、中途半端なプログラムしか書けないような人たちはAIにあっさり負ける時代がやってきているということです。

このような事情を知る限り、プログラマーで稼ぎ続けるのは3年先も結構厳しいというのが私のクライアントさんでは多数意見です。

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AI、自動運転の時代をどう生きるか

似たような話が自動運転にもあります。

自動運転など夢物語で、日本、特に東京は道が狭いので、実現は無理だと言っているのも現実を知らない人の意見です。

自動運転は9割完成している

人工知能の専門家の方ともお付き合いがありますが、もう9割完成していて、あとは雪の対策だけだそうです。

雪になるとセンサーが効かなくなるので、雪の対策はなかなか難しくて、リモートコントロールで対応しようといった話が出ています。

それが実現するかどうかは今後の研究成果を見なければわかりませんが、少なくとも9割完成していて、一定地域で時速50kmの低速であれば2021年には本格自動運転が可能だということです。

ですから、定期循環するバスや地域のエリアタクシーは完全に自動運転できるようになります。

最先端技術を見誤らないこと

最先端の技術を知らずに、ものを語ったり、推論で語ったりすると非常に将来を見誤ると思います。

このような技術は市場に出てくると、一気に広がって世界を変えます。

Windows やスマホのように全て一瞬で変わりましたので、技術をあまり甘く見てはいけません。

最先端技術で失業者が増える

人工知能や自動運転が一気に広まると失業者がめちゃくちゃ出ます。

政府としては、おそらく自動運転はまだ危ないというような理屈をつけて、タクシーには必ず1人乗車させる、バスにも乗車させるということで失業対策をしてくるでしょう。

ただし給料は当然下がります。
ほぼ自動運転してくれるわけですから、給料は大幅に下がる時代がやってくるんのではないかと思います。

生き残るにはその分野のトッププログラマーを目指す

このような技術革新は一気に産業構造を変えます。

ですから、今自分が知っている知識だけで先読みをするのは非常に危険で、本気でトッププログラマーを目指していかないと、中途半端なプログラマーは代替されていきます。

最先端の研究を見ると、大学での研究と一般の社会というのはだいたい10年遅れています。

10年遅れた知識で未来を予測しても全く意味がありません。

ネットに出ている情報をうかつに信じて、将来この職業に就きたいとか、このビジネスでやっていこうと判断するのは、注意してください。

その分野に進みたいということであれば、その分野のトップを見て、その人から話を聞くということが大事だということをぜひ覚えておいてください。

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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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