こんにちは、経営コンサルタントの島倉です。
クライアントさんがどのようなビジネスをしているのかを改めて見せていただくと、ビジネスの展開の仕方を基本的に間違えている方が非常に多いです。そこで、今回はビジネスの展開の仕方の基本的な流れについて解説したいと思います。
ビジネスには順番がある
まずはビジネスモデルを作って、それからマーケティングやブランディングをしていくというのが手順ですが、多くの方がマーケティングまたはブランディングから始めています。
これではビジネスはうまくいきません。
まずビジネスモデルを組み立てる
こうすれば確実にこのくらいの売上、利益が見込めるというビジネスモデルを組み立てていかなければいけません。
努力したことが結果につながるということを仕組み化したものがビジネスモデルです。
ここを間違っている方が多いと思います。
コンサルティングを依頼されたクライアントさんには、このビジネスモデルを作るところからきちんとアドバイスしたり、一緒につくっていくことになりますが、いきなりマーケティングやチラシを配りましょう、ネット広告をやりましょうという人は絶対うまくいきません。
- ビジネスモデル
- マーケティング
- ブランディング
の順番です。
これを逆にしてしまうと失敗しますので、ぜひ覚えておいてください。
「複業」は初めから目指すものではない
次に間違えているのが「複業」というものです。「副業」ではありません。
「複業」は大事なので私もお勧めしています。
それは収入の柱を複数持っておけば安全ですからです。
例えば5つ収入の柱があれば、1つがダメでも、残りの4つで利益を出せば問題ありません。
複数の収入の柱があれば収入を増やすこともできるし、経営が安定化します。
最終形態が複業であればいいのですが、最初から複数のビジネスにチャレンジしてもうまくいきません。
まずは1つに絞って、きちんと売上や利益が安定して生み出せるように育ててから、次に展開していくことが大事です。
最終形態が副業というのが理想形です。
まず1つのビジネスに取り組んで、そこで結果を出していくという手順を間違えないでいただきたいと思います。