一人の人間が、どこも悪くない”健康状態”の日は、1年間でたったの3日だそうです。多くの人が心身ともに歪みを抱えています。体の歪みを治すならば、まずは深呼吸して自分の体が不調を訴えている場所を見つけることが肝要です。更に体中線をさすることで、体の左右どちらかに生じる歪みを見つけることが可能になります。心の歪みは「うらむ・うらやむ・うたがう」時に反対の思いを駆け巡らすことから始まります。
人間の体が健康状態の日は1年で3日だけ
一人の人間が、どこも悪くない”健康状態”の日は、1年間でたったの3日だそうです。
だとすると、暇があり自分の体調に敏感な人は、しょっちゅう病院に行き検査を受けることになります。
そのような人が大勢いるので、日本の医療費は増加の一途をたどり、国家予算を脅かしています。
病院の医師は、あらゆる検査をしても悪いところが見つからないが、患者さんが具合が悪いというので病名を着けます。
「不定愁訴」「うつ病」等ですが、要するに「何となく具合の悪い体調」のことです。
公私多忙ですべき業務が満杯の社長さんは、病院にも行く時間も無いので、自分で体調を整える必要があります。
体の歪みをチェックするならばまずは深呼吸
自分の健康チェックをする上で、一番簡単な方法が「深呼吸」してみることです。
ゆったりとした椅子に座り、目を閉じて深呼吸を10回おこなってください。
鼻からゆったりと息を吸い、口を少し開けてふうっーと息を吐きます。呼吸音だけに気がいき、体の一部に注意が行かない人は「おおむね健康体」と言えるでしょう。
健康でない人は足に小さなトゲが一本刺さっているだけでも、虫歯になりかけでもその箇所が気になります。飲み過ぎが続くと右わき腹の肝臓が重苦しく感じます。食べ過ぎると胃の存在感があります。風邪の菌が体内に入っていれば寒気がします。
何処か一部位が気になる時は、まず両手を熱くなるまでこすり、その手を当てます。温熱手当てですが、熱によって内臓は血流促進しその働きを活発にします。ケガは、毛細血管からしみ出したリンパ液が修復を促進します。
体の歪みを治すには体中線をさすることが肝要
「何となく具合が悪い」時は、筋肉の左右の固さのアンバランスを整えて修正することが出来ます。
両手で体中線(体の中心線)の左右の同じ部位を、三本指で揺すってみると、どちらかが固いか痛いのです。
その時は、固いか痛い部位を100回ほぐします。
頭部、首筋、脊柱横の手が届くだけの部位をやります。腰椎横と仙椎横をやってから、両脚の外側と内側のアンバランスを整えます。
特に、脳脊髄神経の通り道である脊柱や脊椎が曲がったりずれていると、自律神経の通りが悪くなり、内臓の働きを衰えさせ、病気を引き起こします。
左右の筋肉のアンバランスが「具合の悪い」感じを引き起こし、未病状態の警告を発しているのです。
心の歪みがないのは純粋無垢な心を求める状態
「心のひずみを治す」といっても、自分でゆがんでいないと思っている人と、これでいいんだという人は治りません。
又、心の思いは、指紋のように千差万別であり、ある状況が起きた時に起きる感情は、ある面ではプラスになり反面マイナスの面もあるからです。
万人に共通する「歪んでいない心」とは、大儀的には宇宙の進化や地球の発展に寄与する心であり、哲学的に言えば「純粋に真・善・美を求める心」です。
誕生した時の魂と心は純真無垢ですが、成長する過程の中で偽・悪・醜に出会い、意志の弱い人はそちらの方に色づいていきます。
少なくとも、会社の社長は最低、真・善の二つは死守すべきことだと思います。
心の歪みを治すなら3つの「う」をやめよう
心の歪みを治すという大変なことではなく、会社の社長や幹部が心がけるべき心のあり方があります。
それは3つの「う」を止めることです。つまり、「恨(うら)む、羨(うらや)む、疑(うたが)う」という心のあり方を止めることです。
事業が失敗すると、自分達が決定したのに相手の業者を恨み、時流を恨み、企画した社員をも恨みます。
他の人や他の会社が成功すると、自分の方が素晴らしいのにうまくやったとか、宣伝が効果を発揮したとか羨みます。
ひどい社長程、商品の売れ行きを疑い、社員の仕事ぶりを疑います。
会社の社長たるもの「恨む、羨む、疑う」は絶対止めて、反対の思いを心に蓄えて行動しましょう。
どのようにすれば良いのでしょうか?
ある事象が起きたら、3つの「う」とは反対の思いを胸に思うか、声に出して叫びましょう。
「感謝・祝福・信頼」の思いは「ありがとう ・よかったね ・しんじてる」です。
この思いと言葉で、あなたに、あなたの会社にこう言わざるを得ない沢山の成功をもたらすのです。
心のひずみを治して、素直に地球の為に尽くす心が、何の分野でも成功に導くのです。