夢を叶えたい人の必読書『立ち読みしなさい!』
今日は『立ち読みしなさい!』という本をご紹介しようと思います。
立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)
サイゾー
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著者は今まで400万部以上の本を売ってらっしゃる有名人でございます。
この『立ち読みしなさい!』というタイトルなんですが、最後まで読んでも、この”立ち読みしなさい”の意味は分かりませんでした。
あ、これってセールスライティングに近いような感じだな…ってね(笑)。とにかく手に取らせて、見せる手法かなと思います。
有名人である著者とは苫米地英人さんのことです。
お顔を見ると「あ!この人見たことある!」という方も多いと思います。
私は、脳科学者だと思っていたんですがちょっと違ったんですね、肩書は”認知科学者”となっていました。
多分、オウム真理教の洗脳を解いたところから、かなり有名になったと思いますけれど、この本はオウム真理教とは全く関係ありません。
実は、この本はありがとう出版の内山社長から献本頂いたんですが、その内山社長ご自身が、「”1年前の私”が”現在の私”を見たら、こんなふうになっているなんて到底思わなかっただろう」と言うくらい、実は苫米地さんがおっしゃっていることを実践したそうなんですね。
ありがとう出版の内山社長は、元々出版業界はド素人だったんですね。
「自分が出版社の社長になって本を出したい!」と思って、実践してきたと。そして、”現在の私”は出版社の社長になって、苫米地英人さんの本を出すことができたと。
この『立ち読みしなさい!』は、社長自身の実践論に基づいている本なんですよ。
ですから、この苫米地英人さんの本を実践して、夢を叶えた人がいる!ということを大前提にして、ここからはお話しさせていただきますね。
「ハッピーロード」を歩む人が持っている3つの秘密
苫米地さんってセールスライティングが上手いなぁ〜!と私が感じた最初の箇所がここです。
”100人中100人が読みたいと思う夢を叶える攻略本である”
苫米地さんの本はここから始まっているんですね。
うむ!これ当たり前ですよね、夢を叶える攻略本があったなら、そりゃ100人中100人が読みたくなりますよね〜。上手い。
それで、苫米地さんは生き方について、「ハッピーロード」と「シクシクロード」という区分けをしています。
幸せな道と不幸な道、天国と地獄みたいな感じですね。
そりゃ、人間だものハッピーロードを歩みたいじゃないですか(笑)!
天国の方が良いに決っているのに、何故に地獄のシクシクロードを歩まなければいけないのか…
この本をしっかり実践できれば(あくまでも”実践できれば”ですよ!)、ハッピーロードを歩むことができますよ、と書いているわけです。
そのコツなんですが、3つの秘密があります。
簡単にご説明すると、以下のとおりです。
- 1.ゴールを設定すること
- 2.自信を持つ
- 3.リーダーになる
一つずつ、どういうことか詳しく説明していきますね。
秘密1:ゴールを設定すること
1だけの時点ですと手帳系の本で、「手帳で夢を叶える」みたいなのは、必ずゴール設定がありますね!あ〜あの話か。って思いましたでしょ?
でも手帳系の本に無いものがあと2つ付いてます。
ゴールを設定する、自信を持つ、リーダーになる。これが夢を叶える攻略の3つの秘密だとおっしゃってるんです。
まずは3つの秘密の1番目、ゴールを設定すしたとして、これには必ず敵が出てくるんですね。
要するに、大風呂敷を広げたような夢だって良い訳ですけど、「ドリームキラー」という夢をぶっ潰す、いわゆる…ハッキリ言ってしまうと”常識人”が現れます。
身の回りの近い人間ほど、「現実的じゃない」とか「お前には力がない」とかね〜ギャーコラギャーコラ言われるワケですよ。
本当困ったモンなんです。
我々も商売を始める時というのは、実際に商売をやっている、「自分が理想とするような社長さん方」に話を聞くようにしています。
そういう方達に聞いてみると、「とりあえず やってみればいいじゃん、自分たちもやってみた頃はホント根拠の無い自信しかなかったんだから。」みたいなことを言うと思います(笑)。
言い方が悪いんですけれど常識人の方々っていうのは、人が何か始めようとすると必ず止めるわけです。
「お前にできるわけね〜じゃん、夢大きすぎ」って、これでおさまっちゃうんですね。
あともう一つの敵が「ホメオスタシス」という生体的な働きなんですけれど、要するに人間には現状維持の力が働くらしいです。
基本的な考えは”コンフォートゾーン”という自分の居心地の良い場所から出ようとしない。人間というのはそんなものなんだって。ですからホメオスタシスという現状維持に縛られて、別の世界になかなか飛び出すことができない。
これは商売なんか、まさにそうですね。
商売を始めようと思ったら、「ドリームキラー」からギャーコラと言われるわけですよ。「そんなことしたら、お前…借金抱えてホント大変な事になるぞ!!!」ってね。
でも、別に借金王になったって、別にそれ”借金王としての人生”なわけですから、人生なんてね〜1度きりで、どうせ皆いつかは死ぬんですよ、いつかは。
死ぬ時に、借金王で死のうが、無借金で死のうが、ぶっちゃけあんまり変わんないです(笑)。
そう考えると、”たった1度の人生”で考えると「ホメオスタシス」は味方につけるべき。
味方につけるっていうのは、現状維持の空間をまた自分の夢に近づけようとするコンフォートゾーンの方に持っていくみたいなね。
そういうことをやって行きましょう、っていうことが書いています。
秘密2:自信を持つこと
それから2番目は「自信を持つ」ことです。
私なんかは、よく自信マンマンに見えるらしいんですが、苫米地さんはこの自信のある・無しについて「エフィカシー」という言葉を使っています。
エフィカシーが強いと自信があるように見えるし、エフィカシーが弱いと自信が無いように見えると。
ですから、自信が無い人は、まずは小さなことから変えて行きましょうと。
私もコンサルタントというコーチをやっていますけれど、これ実際にやりますよ。
やはり、大きなことを変えるのではなくて、まず小さなことから変えていって、社長さんの自信を強めていただいております。
よくやっている実践論としましては、1ヶ月間でできることを、1ヶ月間で実際にやっていただいて何かしらを変えてみるよう促します。
それから、”イメージ”が先行して、”結果”が出せる。
そして、”自信”が先行して、”成功”がある。
これも実は、実務でもかなり使います。
まずは虚像をブチ上げるんですよ。
会社であっても自分自身であっても、「こういう自分になる!なるんだ!!」っていう、虚像・イメージを作ってもらいます。
そうすると、自然と虚像・イメージの方向に向かっていくんです。本当にそうなっていくんですよ(笑)。
これまたフシギですよね、要するに「虚像があるから、実像がある」っていうふうに我々よく言いますけどね。
先に自信があるから成功するっていう。これもね〜、社長さん達をずーっと見てきましたけれど、本当にそうですからね。
「やってやれないことはないよ〜」って言って、…もうハッキリ言ってね突撃!するんですよね社長らは(笑)。
そうすると、意外と「あ〜上手く行ったな!」みたいな感じになることが多かったりします。
もちろん!間には緻密な作戦を組む作業がありますよ。作戦は絶対に組まないといけないんですが、最終的には自信が元々あったほうが成功します。
自信は、最初からある方が良いんです。
秘密3:リーダーになること
3番目の秘密は、リーダーになることです。
私自信がリーダー研修の講師をやっております。
リーダー研修の良いところというのは、普通、「リーダーというものは、皆から”選ばれて”リーダーになる」って思い込みを持った人が多いんですね。
ところが、我々がリーダー研修で何をやっているかと言うと、真逆のことを皆に気づかせるっていうことをやっています。
苫米地さんがおっしゃっているところで、ちょっと難しいなと思ったのは、”抽象度の高い 人・情報・場所 に触れ実際に体験する”ことが大事だよねって。
人を引っ張って行くっていうリーダーではなくて、まずは情報の取捨選択とかをきちんとやって、自分自身が行動すること、これが1番大事だよねって。
これ、私も分かるのは、実際リーダーやっている人達って、「人を率いていこう!」なんてあんまり思ってないんすよ(笑)。
はっきり言って、自分自身が突撃したのを見て後の人がついてくるみたいな感じのことが多いんです。
そこで、抽象度…ぽわわ~んってしているものってね、現状のものを現状分析みたいなものをやるんじゃなくて、基本的に”先読み”、先読みをしていて「世の中ってこんなふうになるよね〜」っていうのをよく考える人達がいるわけですよ。
そこにはホンモノの情報があるわけですよ。
そういう情報を常に持っている人達っていうのがいて、その人達って常に考えているんですね。
そういう人達が考えている輪の中…ネットの中、たとえばサロンでも良いし、実際の人間関係でも良いんですけど、そういう場所に入って、そうすると「この人達、根本から考えていることが違うんだ」って分かります。
というのも、リーダーになっているような人達っていうのは、本当に考え方が全然違うんですよ。
万年黒字企業の社長と、万年赤字企業の社長が全く考え方が違うように、全然考えが違うので、それに触れてみて、そして実際に体験する。
最終的には苫米地さんも、リーダーの考え方を知ったら、自分で行動しなきゃいけないとおっしゃってます。
我々も常に言っていることは「なぜ行動しないんだ」と。「行動して失敗してもいいじゃないか」って。
そうやって夢を叶えていった社長さん達は、私の周りにも本当に多いな~と思った次第です。