教育水準の高さ、高度な金融サービスなど、シンガポールは様々な点で日本を凌駕しています。更に、ライドシェアのGrabなど、最先端のサービスも他国に先駆けて始まっていますが、無かったものが1つ。それは、アマゾンです。しかも、注文から1時間以内にお届けするサービス付きです。
シンガポールは日本と比較して宅配事情が悪い
教育水準の高さ、高度な金融サービスなど、シンガポールは様々な点で日本を凌駕しています。
しかし、シンガポールに住んでいて、日本とのサービスの差から日本の良い面を実感することも多々あります。
その1つが宅配時間のアバウトなところです。
たとえば、「午後1時に行きます」と連絡があったとしても、たいがい1時間や2時間の時間のずれがあるのは当たり前です。
最近は怒ることもなく、「まあ、仕方ないか…」と諦めて素直に受け入れている自分がいたりもします。
今まで無かったのが驚き!アマゾンがシンガポールに初上陸
そんなシンガポールで、待ちに待ったサービスがやっとスタートしました。
「アマゾン」のサービスがやっと始まったんです。
ライドシェアのGrabなど、最先端のサービスは他国に先駆けて始まっているのに、なぜかアマゾンのサービスは今までシンガポールに無かったんですよね。
以前、「楽天」がサービスをスタートさせたのですが、ホームページが見づらい上に、魅力的な商品がほとんど無く、あっという間にシンガポールから撤退してしまいました。
そんなこともあり、これまでのシンガポールにおけるECビジネスは、同じ中華圏のアリババ1強の時代が長らく続いていたのです。
商品を1時間以内に届けるプライムナウが目玉
今回アマゾンは「アマゾン プライムナウ」というサービス名で、アプリを通して注文を受け付け始めます。
商品を1時間以内で届ける「特急サービス」の場合は、配送料が9.99シンガポールドル(約820円)、2時間以内で商品を届けるサービスは40シンガポールドル(約3200円)以上の購入者を対象に当面配送料無料で提供するようです。
本当に2時間以内に商品を届けてくれるかどうかは半信半疑ですが、アマゾンがシンガポールの宅配事情に革命を起こしてくれることを、少しだけ期待してみたいと思います。