プレッシャーに折れない強いハートを作るレジリエンスとは?

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 年々、精神疾患を理由とした休職者が増加しており、精神疾患を予防する作用や精神的な回復力を高めるため、「レジリエンス」と呼ばれる概念に注目が集まっています。レジリエンスの高い人は、精神疾患を未然に防ぎやすく、羅患したとしても回復が早いものです。そこで本稿では、レジリエンスの高め方をご紹介いたします。

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ストレス社会で注目されるレジリエンスとは?

 読者の皆様は「レジリエンス」という言葉を聞いたことはありますか?

 そもそもレジリエンスとは、本来は物理学の言葉であり、「跳ね返す力」や「弾力」といった意味を持ちます。

 最近になって心理学や精神学の世界においても、「ストレスを跳ね返す力」という意味合いで使用されるようになってきました。

 同じストレスを受けたとしても、人によって精神疾患になる人とそうでない人がいます。同じく精神疾患にかかっても、人によって治療効果が現れる時間や回復力にも差があります。

 貴方の周りにも「この人はストレスに強いなぁ。」「本当にハートが強いよなぁ。」という方がいらっしゃいませんか?

 逆に、「なぜこれくらいのことで萎えてるんだ?」「おいおい、今頑張らなきゃ駄目な時だろう」という、ストレスに弱い人も思いつくことでしょう。

 実は、この両者の違いには、レジリエンスが大きく関係しているのです。

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レジリエンスに企業が注目しはじめている理由

 ストレスを受けても精神的な抵抗力や防御力が強い人は、精神疾患にかかるリスクが少なく、仮にかかってしまっても回復力が高い傾向にあります。

 レジリエンスは生まれつき強い人もいますが、適切な鍛え方でトレーニングを積めば誰でも高めることが可能と言われています。

 レジリエンスを高めることで、精神疾患を未然に防ぐことができますし、早く治すこともできるのです。

 また、レジリエンスは、決して精神的な病を抱えている人だけではなく、正常な人も高める利点があります。

 レジリエンスを高めることで、精神的なストレスをうまく受け流し、ダメージを最小限に抑えることができるようになりますし、ダメージを受けても立ち直るまでの時間が短くなるでしょう。

 最近では、メンタルヘルスを重要視する考え方の人が増加しており、鍛え方を学ぶ人たちも増えています。

 更に、個人としてだけではなく、企業としても精神的回復力を高めるためのセミナーや研修を導入している会社が増えており、ビジネスにも取り入れられ始めています。

  • 従来のストレス治療法では回復力に限界が見えてきていること
  • 精神的回復力は生まれつきの才能ではなく、トレーニング次第で誰でも鍛えることが可能ということがわかった

 これらの情勢もあり、ストレス社会と言われる現代において、レジリエンスが非常に重要な概念とされるようになってきています。

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レジリエンスを習得するために重要視される3つのメンタリティ

 レジリエンスを習得するためには、正しいトレーニングを受けて、考え方を正しい方向へ修正していくことが大切です。

 トレーニングを続ければ、精神的な病を予防する抵抗力や防御力が高まっていきます。

 その上で重要視されるメンタリティを3つご紹介いたします。

1)自己評価

 レジリエンスを高めるための基盤となっていくのが、正しい自己評価です。

 自分の価値を自分自身が認めてあげなければ、ストレスを受けた際に自分のことを否定的に考える癖がついてしまいます。

 この状態ではレジリエンスが高まることはありません。

 この世に完璧な人間など存在しませんし、誰しも必ず欠点はあるものです。自己評価が低い人は、欠点のみに焦点を当てて評価してしまいがちなのです。

 自己評価が低いと、仮に欠点が努力次第で改善できるものであったとしても、どうせ自分には無理だと判断して諦めてしまいます。

 良いところと悪いところの両面があることを理解し、適切な評価を下しましょう。それがレジリエンスを高めるための第一歩となります。

2)適応力

 また、適応力も重要です。

 レジリエンスという言葉には「精神的な柔軟性」という意味も含まれています。これは盾などで防御するわけではなく、しなやかで華麗に避けた方が有効だということです。

 考え方が頑固な人、柔軟性が低い人は自分自身を追い込んでしまいがちで、ストレスにも晒されやすい性格と言えます。

 真面目で完璧主義者ほど精神的な病にかかりやすいと言われるように、柔軟性が低い人はそれだけレジリエンスが低いといえます。

 人生の中には自分の思っている通りにいかないことが多くあります。生きていればいつかは必ず理不尽な出来事に遭遇するはずです。

 その時に仕方がないと諦めたり、それを受け入れる適応力を持っている人の方がレジリエンスは高いのです。

3)安定した人間関係

 安定した人間関係もトレーニングの一貫です。

 人間にとって一番辛いことは孤独であり、信頼できる人間関係を持ち合わせていれば、その安心感によりストレスを跳ね除けることができます。

 特に家族との関係が最も大切です。

 子供の頃から家族仲が悪いと、親から愛情を受けずに成長してしまい、自尊心が育たずに大人になってしまいます。また、家族に悩み事が相談できないとストレスを心の中にため込むようになります。

 友人も大切で、深い悩みを腹を割って話せるような親友を持つことが何よりも重要です。

 そのような親友は辛い時でも一緒になって相談に乗ってくれたり、遊びに出かけてストレスを発散させてくれたりと、さまざまな手助けをしてくれることでしょう。

 このようにレジリエンスを鍛える方法は沢山あります。一つひとつ見つめなおして、精神的回復力を高めていきましょう。

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最新情報をお届けします。
株式会社iCARE

7月12日(火)にライトアップ社様と共催で、『<助成金活用>必ず身につく!! MBA流超実践型レジリエンス研修体験セミナー』を開催いたします。

グローバル、ダイバーシティとめまぐるしく変化が求められる厳しい競争環境を勝ち抜くには、従業員一人ひとりの「たくましさ」がますます求められています。
組織で働くひとにとって、「ストレス」との関係は切っても切れないものです。昨年12月から「ストレスチェック制度」が義務化されるなど、企業におけるメンタルヘルス対策の重要性はますます高まってきています。

そんな中、昨今企業の人材開発で注目を集めるキーワードが「レジリエンス」です。

レジリエンスとは、英語で「復元力」や「弾力性」などと訳され、単に打たれ強いということではなく、「外から衝撃を受けても、目の前の変化や逆境をしなやかに乗り越え立ち直ることができる心の強さ」を表す新しい概念です。予測不可能な環境変化の激しい市場競争の中で、直面する様々な壁を乗り越え成果を発揮し続けるためには「しなやかに強く立ち直れる力」が今後ますます重要になってきます。

iCAREではそういった企業様の研修ニーズにお応えするため、「MBA流超実践型レジリエンス研修」を提供しております。メンタルのプロ、ビジネスのプロが監修した超実践型のプログラムです。学んだ知識を「わかった」で終わらせることなく「使える」力に変えるため、研修後に「carely」というチャットサービスを通じてレジリエンスの習得をフォローします。

しかも、今回のセミナーでは助成金を使うことにより、実質無料で企業研修を企画できる方法を合わせてお伝えいたします。組織力を強化したい企業経営者の方、実践型の研修を企画されたい新規事業の育成責任者の方、ストレスチェック後のセルフケア対策を検討したい人事責任者の方必見です!!

■こんな企業様にオススメ

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・ストレスチェック後のセルフケア対策で実践的な研修を検討されている人事責任者の方
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皆さまのご参加をお待ちしております。

============開催概要==============

【日時】 2016年7月12日(火) 18:00〜20:00
【申込】 https://lmsg.jp/pageview/hji0bYWWpoZU/10535/bb686892175c7748
 ※こちらのセミナーページより必要事項をご記入願います
【会場】 渋谷クロスタワー32F
【住所】 東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー32F
【アクセス】 各線渋谷駅から徒歩5分
【お問い合わせ】
 株式会社ライトアップ 松岡 matsuoka@writeup.co.jp
 株式会社iCARE 片岡 k.kataoka@icare.jpn.com
【参加費】 無料
【プログラム】
 第1部:必ず身につく!! 組織変革のためのMBA流超実践型レジリエンス研修体験セミナー
  第1部では、iCAREが提供する「レジリエンス研修」の概要をご説明いたします。
  研修の背景を一部ワークを交えてお話させていただきます。

 第2部:2016年度最新助成金について
  第2部では、企業研修に対して活用できる助成金とその申請方法についてご説明いたします。
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お申し込みはこちらから:https://lmsg.jp/pageview/hji0bYWWpoZU/10535/0ec91bdefd8625ed

iCAREでは企業様向けに「carely(ケアリー)」という健康創出プラットフォームサービスを提供し、従業員のメンタル・フィジカル双方の効果的なケアを通して従業員の健全な「心と身体」を創り、活気あふれる企業へと躍進させる健康経営を実現いたします。

「carely」は、パーソナルな健康情報を基に医師・保健師等の専門家が従業員からの相談にチャットで応じる機能と、企業が持つ従業員の健康情報全てをクラウド上に格納する機能を有しています。健康診断ストレスチェック等の業務代行も行っております。

病気になってから病院に行って治療を行うのではなく、日常生活を通じて未然に病気の予防を促進する「オンライン保健室」というコンセプトを提唱しています。企業の健康プラットフォームが社会のインフラになる世界を目ざしています。

株式会社iCAREは、社員の健康を増進するオンライン保健室「carely」で企業の健康経営を推進し、活気あふれる生産性の高い組織作りを支援いたします!!

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