こんにちは、脳科学教育コンサルタントのクロスです。
最近、こんな質問がありました。
パワハラ、モラハラはなぜ事実を変えるのか
パワハラ、モラハラをする人は時々なぜか事実と違うことを言って、記憶の内側で、ねじれを起こしているという事が多々起きます。
男女関係なく事実と違うことを本気で信じているのか、それとも嘘をついているのかですが、実はこれ2パターンあります。
事実を変える原因はガスライティング
実はガスライティングというのは基本的には相手の記憶、相手の常識、相手の価値観、相手の美徳や文化がおかしいということを信じ込ませるためのテクニックなのです。
モラハラの人はよくガスライティングを通じて、お前の方が間違っているから、俺の言う通りにしろという感じにコントロールしようとします。
男女関係なく、国も言語も関係ありません。
モラハラ側の方に正義があると印象をもたせる
要は錯覚や勘違いなのですが、わざと嘘を言ったり、事実と微妙にねじれて覚えていていたり、わざとねじらせて、モラハラ側の方に正義があるというような印象を持たせることが一つの目的です。
対処の方法は
証拠となるデータをとっておく
こちらが正しい知識を提供しようとするには、データが必要です。
文章や音声やカメラとして残っているということでもないと本当に難しいです。
しっかりと証拠を残した上で、しかもみんなが見ている公共な場でないと、徹底して否定することは難しいです。
ガスライティングは被害者アピール
ガスライティングは俺はこんなにも辛いとか、悲しいのにそれでいいと思っているのかという被害者アピールのような感じです。
とにかく罪悪感を植え付けて、それによってコントロールしようとするタイプの技です。
他にはお前のために言っているのにとか、お前が心配でこう言っているのにという感じです。
つまり誰か人のために相手のためにやっているというようなことを言って正当化しようとしているのですが、実際は自分の不安や本心を知られたくないので、こういうことを言っているわけです。
ガスライティングは不安が原因
結構多いケースが、自分の子供に対してなにかやらかした場合、その風評被害が自分にまで責任が及ぶのではないかという不安があったりします。
その不安をオープンに言えるかどうかはとても大事です。
不安が原因となって、怒ったり、焦りにつながっているのです。
不安や焦りを共有化することが大事
怒りの手前には、不安や焦りや妬みの感情があります。
つまり第一感情と第二感情があって、第二感情というのが怒りなのです。
第一感情はなにかと探ると、実は個人的な不安や焦りがあって、その個人的な不安や焦りを共有することがとても大事になっています。
そうすれば相手も、不安だからちょっと極端な言動が目立ったのかもしれない。そういうことなら協力できるかもしれないと思うということです。
モラハラの人に出会うとなんだか交通事故に遭ったような感覚になります。
もし自分のパートナーがモラハラだったらとても辛いです。
しかし、これは男女関係なく起きます。
モラバラ、パワハラの人はとにかく事実をねじ曲げるという荒業を結構使うということです。
ですから証拠を揃えないといけないのですが、結局コントロール欲求から来ていると言うことですから、不安や焦りを隠さないように共有してあげましょう。