真っ先にリストラされる人の5つの特徴を専門家が解説

労務

みなさんこんにちは!
組織活性化プロデューサーの南本です。

自宅待機や在宅勤務で”使えない人”がはっきりしてきました。在宅勤務は1人1人の生産性の差が顕著に合わられるので、使えないと思われた人はリストラの対象になりかねません。

そこで、今回は「真っ先にリストラされる人の特徴」についてわかりやすく解説したいと思います。

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真っ先にリストラされる人の5つの特徴

真っ先にリストラされる人の5つの特徴

リストラされやすい人の特徴は以下の5つです。

  1. 頑張っている”ふり”だけで結果を出せない人
  2. ITリテラシーの低い人
  3. 残業や休日出勤でカバーしていた人
  4. コミュニケーションが取れない人
  5. サボり癖があり自己コントロールできない人

それでは1つずつ見ていきましょう。

頑張っている”ふり”だけで結果を出せない人

真っ先にリストラされる人の1つ目の特徴は「頑張っている”ふり”だけで結果を出せない人」です。

みんなが出社するような環境だったり、ミーティングをする時には、笑顔も潤滑油的な役割として必要ですが、在宅勤務に必要なものは笑顔ではなく仕事の質や成果だけです。

在宅勤務になると「私、忙しい」といった頑張っている”ふり”をして、笑顔でごまかしながら、1年間乗り切っているような人たちが浮き彫りになってしまうんですね。

在宅勤務というのは、成果主義であり、結果のみで判断される非常に厳しい世界です。

エクセル・ワード・パワーポイントを含めて、物を作るスピードや生産性の高い技術のない”人間性だけ”で闘ってきたような人はもう厳しいかもしれません。

ITリテラシーの低い人

真っ先にリストラされる人の2つ目の特徴は「ITリテラシーの低い人」です。

ハード・ソフト・ネットワーク・web 会議を含めて、IT環境の改善意欲が低い人は生産性が低いことがわかってきます。

たとえば、ショートカットキーが使えたり、 Excelのマクロを使って仕事を早く終わらせるように工夫する人とそうでない人で生産性の差がはっきりでてしまうんですね。

依頼する側は、普通の人でも30分でできるだろうという仕事に1時間、2時間かかったりする人を”ものすごく能力が低い人”と判断します。

任された仕事を1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月とやっていくなかで、全くスピードが変わらない”改善意欲の低い人”は、リストラ第一候補だと思ってください。

残業や休日出勤でカバーしていた人

真っ先にリストラされる人の3つ目の特徴は「残業や休日出勤でカバーしていた人」です。

前項の「頑張っている”ふり”だけで結果を出せない人」や「ITリテラシーの低い人」でも解説していますが、物を作るスピードや生産性の高い技術を身につけていかなければなりません。

コミュニケーションが取れない人

真っ先にリストラされる人の4つ目の特徴は「コミュニケーションが取れない人」です。

コミュニケーションが取れない人とは、仕事に対してずっと迷っていたり、停滞していたり、自分の価値判断で「まぁいいや」と思って判断してしまう人です。

この「まぁいいや」という判断が、実は間違っていることが多いのです。

一流までいかなくても、普通のサラリーマンをイメージしてみてください。責任感や危機感の高い人は、上長や先輩、同僚に対し頻繁にコミュニケーションをとっています。

自分一人で意思決定できないものは、すぐ上長にメールやチャットで相談し、返事を受け取ったらすぐ仕事を完了していきます。

在宅勤務になって、チャットやメールなどの文字によるコミュニケーションがうまい人や、報告・相談の早さや頻度で生産性が高いかどうかが顕著にわかるようになりました。

サボり癖があり自己コントロールできない人

真っ先にリストラされる人の5つ目の特徴は「サボり癖があり自己コントロールできない人」です。

たとえば、上長や経営者から見られていないからといって、9時始業なのに、9時ちょっと前に起きて「仕事を始めます」というメールだけ送って、テレビを見たりコーヒーを飲んだりしてしまう人です。

このような人を残しておいては会社が潰れてしまいます。

成果を出さないと仕事がなくなるという危機感を持っている人や、自分を追い込んで会社に貢献していくような人でなければ生き残ることはできません。

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真っ先にリストラされる人の特徴:まとめ

真っ先にリストラされる人の特徴:まとめ

真っ先にリストラされる人の5つの特徴をもう一度見ておきましょう。

  1. 頑張っている”ふり”だけで結果を出せない人
  2. ITリテラシーの低い人
  3. 残業や休日出勤でカバーしていた人
  4. コミュニケーションが取れない人
  5. サボり癖があり自己コントロールできない人

新型コロナウイルスの影響で、一部の通販や物流業界以外は、業績が2~3割、酷いところは8~9割落ちています。

仕事をしている”ふり”だけして、この危機を乗り越えようなどと安易な考えで在宅勤務している人は、本当にリストラの危険性が高いということを認識してほしいと思います。

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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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