国際がん研究機関によって、ハムやソーセージなどの加工肉を毎日50g食べると、「がん発症リスク」が18%高まるという「十分な証拠」があると発表された。モデルAさんの1日の食風景から、私達が普段どれほどの加工肉や肉を消費しているか考えてみよう。ありきたりな食事の中で私達は50gの倍以上加工肉を消費していることさえある。年末に向けて身体を整えていこう。
50gの加工肉を食べるとがん発症リスク高まる
国際がん研究機関によって、ハムやソーセージなどの加工肉を毎日50g食べると、「がん発症リスク」が18%高まるという「十分な証拠」があると発表された。
さらに、牛や豚など赤身の肉にもがんを誘発する恐れがあるという。これに米国の業界団体が反発したり、大きな議論を巻き起こしている。
とはいえ私達の生活から加工肉や肉が消えることは、イメージしにくいことである。
モデルAさんの1日の食風景から、私達が普段どれほどの加工肉や肉を消費しているか考えてみよう。
モデルAさんは3食で合計136gの加工肉を摂取
それではモデルAさんで毎日何グラムの加工肉を食べているのか考えてみよう。
【朝食】BLTサンドウィッチ
含まれる加工肉/肉:ベーコン 2枚:18g
参考にしたレシピ:パルメザン消費BLTオーロラソースサンド from Cookpad
【昼食】ナポリタンスパゲティ
含まれる加工肉/肉:18g
参考にしたレシピ:やみつき 喫茶店のナポリタン from Cookpad
【夕食】ハンバーグ定食
含まれる加工肉/肉:100g
参考にしたレシピ:肉汁溢れる基本のハンバーグ from Cookpad
Aさんは実に、1日136gの加工肉や赤身肉を食べることになる。しかもハンバーグ定食は1食で100gと、これ1食でがんリスクが18%増えることになってしまった。
やけに肉食だと思うかもしれないが、日常的に外食をしている方は自然と肉の摂取が増えてしまう。Aさんのように朝食はコンビニ、昼食は同僚と定食屋、夜は自宅でハンバーグと思わずお肉が続く日が続く方も多いのではないだろうか?
当該機関も赤身の肉は栄養価が高いとし、リスクとのバランスが大切と言っているが、肉を食べ過ぎた翌日や夕食には、野菜や魚などを意識して食べてみることがおすすめだ。
オススメの食生活は1日1食ストイックプレート
毎食ごとに食のバランスを考えるのは、多忙なビジネスマンにとって難題だ。
そこで3食のうち1食のみストイックプレートにしてみよう。
- ・会食が入っている日のランチは抜く。
- ・夜、自宅で食事できる場合は野菜メインにしてみる。
- ・週末、土曜日は肉を食べない。
など、肉をメインにしない食事は自然と塩分も控えめになるので一石二鳥の方法だ。
それでは最後に本日の私の三食をご紹介しよう。
エナジードリンク:モンスター
飯田橋:高はしのワンタンメン
上野:回らないかっぱ寿司
後の彦麻呂であった。
まずはお前が野菜を食えよ。というお叱りの言葉は厳粛に受け止めたい。
私自身もこの記事を機に食生活を見直す所存である。
何はともあれ今年の忘年会シーズンもすぐ間近に迫る。ベストコンディションで師走に臨むことにしよう。