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君も好きなことだけして生きていける~働き方1.9・雇い方1.9の時代

君も好きなことだけして生きていける~働き方1.9・雇い方1.9の時代
 熊本出身の芸人ヒロシさんが”芸人兼ソロキャンプユーチューバー”という肩書で『君も好きなことだけして生きていける 働き方1.9』という本を出されました。本の中では、様々な人の「しがらみ」を脱する働き方・生き方について語られており、実際に社長であっても人を雇わない「雇い方1.9」の時代が迫っています。

君も好きなことだけして生きていける

 熊本出身の芸人ヒロシさんが”芸人兼ソロキャンプユーチューバー”という肩書で本を出されました。

 本のタイトルは『君も好きなことだけして生きていける 働き方1.9』

働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける
ヒロシ
講談社
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 普通は2.0だと思うんですが(笑)、あえて1.9とされてますね。

 ”バラエティー番組から離れ、ソロキャンプで成功したヒロシが明かす「しがらみ」を脱する働き方・生き方”という内容で、堀江貴文さん(ホリエモン)も推薦されてます。

 ”自らが決定権を持ち高速で動く。ここに書かれていることは普遍的な成功法則である”みたいな感じでべた褒めでございます。

 今日はこの働き方1.9に絡めてお話ししようと思います。

 というのも、中小零細企業の経営者側も”雇い方1.9”ていう感じで、雇い方がずいぶん変わってきましたのでね。

人生いつどこで終わるかなんて誰にもわからない

 まず、ちょっと残念なことからお話しする感じになるんですが、我々も自分たちの働き方について真剣に考えるようになったのは、やはりあと何年元気でいられるか分からないとか、病気・死を考えた時なんですね。

 今年、我々のお客様も3名亡くなりました。若い方は50代での突然死という非常に残念だったんですけど…。

 あと、我々が会計事務所を始めたのが17年くらい前なんですけど、1番初めに法人ではなく個人の確定申告をやらせていただいたお客様はフリーカメラマンでして、10年その方の確定申告をやってたんですが、ある時、突然訃報が入りました。

 海の事故だったそうで48歳で亡くなったんです。

 そして、今自分も48歳を超えて…、考えるんですよね。本当に人間って、あとどれだけ生きていけるか分からないじゃないですか。

 ちなみに我々は相続の仕事もやるんですが、この仕事をやっていると、やっぱり”死”がすごく近いことなんですね。

 そんなふうに色んなことが重なったのと、私も年をとってきましたので、6月と12月に経営の見直しを年に2回行うようにしています。

 そこでは、あと何年元気にやっていけるか分からないので(笑)、年に2回「やらなくて良いこと」を決めています。

 具体的には2017年の12月にセミナー講師引退を決めさせていただきました。

 それから2018年6月には新規のコンサルティング業務を受けることをなくしまして、今回2018年の12月には妻が主体となっている税理士法人の営業を中止しました。

 実際には10月末からやめるんですけれど、これ実は、もう私の影響力が強すぎて新規のお客様をとれないっていう…要するに現場が仕事でパンクしているんです。

 逆に言うと嬉しい悲鳴なんですね。

 あとは私が電話でやっていますプチ相談のサービスも、今月受けているものを最期に中止させていただきます。

 こんな感じで、正直いうと金銭面で言うとセミナー講師も2時間行けば10万円もらえるし、コンサルティング業務も時給1万円は下ることはないんですけれど、お金じゃないんです。

 やっぱり時間がないので、残された時間に自分が何をできるのかに思いを巡らせた結果、とにかく削れる所を全部削って、自分が本当にやろうとしていることをやって行きたいと思っているだけなんです。

人を雇う働き方を辞めることを検討し始めた経営者たち

 我々が最近、経営者の方から1番相談事として受けるのが、自分のキャリアについての相談です。

 今、中小零細企業の経営者の方も、雇い方がバージョンアップしているわけです。

 雇い方が昔とは変わったよね、昔は正社員をガンガン入れてそれでやっていけたんだけれど、今ってそれできないよねって。

 それができなくなって、もうこのやり方も結構キツイかな〜ってなって。

 ヒロシさんが提唱されているような「しがらみ」から抜けて、腕一本・一人で生きていく!みたいな、「自分をどう売っていくか?」だけで生きていくみたいな”働き方1.9”の方に経営者である自分も行きたいな〜っていうね。

 そういう相談をたくさん受けます。

 と言うのも現代社会において、人を正社員として雇い入れるのは、ほぼほぼ”結婚”みたいなものだからです。

 雇用者側は正社員をクビにできません。ところが正社員側はいつでも会社を辞めることができるという不平等条約のような状態で、それでも定年まで給料を払い続けなければならない責任が雇用側にはあるわけですよ。

 今だと東京で正社員さん雇って、社会保険入れて、少なくてもボーナス払って、有給休暇も取らせてってなるとね、時間給で3千円かかるんですよ。

 これは、みんな信じないですよ。3千円かかるなんて。だけど、この時給3千円をずーーーっと払い続けていかなきゃなんない。

 正社員さんはいつでも辞めることができるけれど、雇用者側は正社員さんをクビにすることはできないという、非常に不平等でしょう?契約としてね。

 ですから、こういう事をずっと続けていくのはツラいよなっていう感じで、段々と社長さん方の負担にもなってきて、自分たちも働き方1.9みたいな感じで自由に生きて行きたい、っていう気持ちもあるんですね。

雇い方1.9の時代に正社員で居続けるにも努力が必要

 雇い方1.9という選択肢が出来てくると、正直、事業者側・経営者側に取ってみれば、正社員なんて雇いたくないっていう気持ちになるわけです。

 ところが正社員さんって昔から変わっていないんです…そのバージョンアップをしていなくて。

 働くんだったら正社員としてじゃなきゃ働きたくない!っていう主張がすごくあるんです。

 ところが世の中の流れは変わって、「そりゃあもうバージョンも1.9なんだから、昔みたいに正社員で雇うのが当たり前とかじゃなくて。うちは不平等な条約を結ばざるを得ない状況に追い込まれているんだ、そこを分かってくれないかな?」という気持ちがあるんですね。

 今、会社が潰れる原因である「新規の営業がとれない」っていう悩みが、営業のやり方が変わったことによって、営業マンがいなくても新規顧客がとれるようになったんですよ。

 中小企業もそれは同じこと。

 インターネットを使ったやり方で見込み客を作って、クロージングだけ社長がやるんです。営業マンではなくて社長がやる。これで十分回るようになったよねって。

 というのも、社長にとってどういう人が正社員で欲しいかと言うと、結局は才能があって、ちゃんと努力を続ける人。

 努力しないとバージョンアップしないですからね。

 ですから、バージョンアップしない従業員さんなんか、ずーーーっと長くなんて高い給料を払いながら置いておけません。

 「正社員じゃないと働きたくないッ」ってアナタ言うんだったら、ちゃんと努力もしなさいよって話なんですよ。

 ”才能があって努力ができる人”って言ったら、え…チョット待てよと、そしたらヒロシさんみたいな働き方1.9って感じで。自分で生きて行くこともできるんじゃないの?って。

 だから正社員にもなれるし、そして自分で生きて行くこともできると。

 こんな感じでみなさんも働く側だったら、やっぱりきちんと努力も続けて行かないと、なかなか正社員として雇われるのも大変じゃないかなって思います。


 
(執筆者:タナカキミアキ)

2018年12月29日

正社員 従業員 経営者 雇用 働き方

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