編集部– Author –
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免税店の事務処理手続きを一気に簡略化する「あっと免税」
ファーストリテイリングが免税店対応を始めるなど、小売店にとって免税店開設は1つの活路となっている。ただし免税に対応した煩雑な事務処理対応は企業にとって大きな障壁と成り得る。「あっと免税」を利用すれば、書類の自動作成が可能となり、最大で時間を15分の1まで短縮できる。初期投資も不要なので試してみてはいかがだろうか? -
もう加入している?確定拠出年金で節税しよう
確定拠出年金とは私的年金の一つで、現役時代に拠出した掛け金をの運用によって生じた損益が反映されたリターンを、老後の受給額として支払われる年金のことを言う。個人型と企業型の二種類があり、節税効果の範囲が若干異なっているため、どのような人がどちらの「型」で加入するべきか考える必要がある。デメリットについても十分考えたい。 -
訪日中国人の爆買いに依存するビジネスを捨てよ
訪日中国人による日本国内での消費行動、通称”爆買い”の影響度は日増しに強くなっている。しかし、観光庁の調査によると、一度爆買いを経験した中国人がまた同じように爆買いする可能性は、低くなることがわかっている。更にゴッセンの法則に当てはめると、爆買いはいずれ勢いをなくすことが明白だ。我々は今のうちに自活できる道を切り開く必要がある。 -
ふるさと納税が税制改定 今年から何が変わったの?
ふるさと納税とは、全国の地方自治体へ寄付することで所得税や住民税が控除になる制度である。すっかり定着した感のある”ふるさと納税”だが、再び話題が集まっている。今年2つの税制改定が行われたからだ。今年の改正は更に納税者有利なものだ。優遇を受けられる金額を調査する自動計算サイト等を利用し、めいいっぱい活用したい節税対策である。 -
ストレスチェック義務化が浮き彫りにする中間管理職の苦悩
12月1日から始まるストレスチェックの義務化まで、残り約8か月となった。インターワイヤードのリサーチによると、「仕事が原因でストレスを感じているか」という問いかけに対し、中間管理職が圧倒的な割合で「はい」と答えた。経営者のビジョンを実行するプレイヤー達を束ねるコーディネーター、中間管理職のためにストレスチェック対策を行う必要がある。 -
政府が国家公務員にフレックス制度を導入する大きな理由
2016年の4月から政府は国家公務員約20万人を対象として、フレックスタイム制を導入する方針を決定した。実はこの10数年、日本ではフレックスタイム制度を新規導入する企業が減少している。しかし労働の対価を時間から成果へ変更しようとする、残業代ゼロ法案を推進するためにも、政府は今回の試みをしくじることができない。 -
アマゾンホームサービスが知らせる誰もが起業家になる未来
米アマゾン社が開始した「アマゾンホームサービス」が世界中の注目を集めている。なぜなら主婦、定年後の中高年、はたまた子供を含め、誰しもが”起業”する時代がサービスを通じて見えるからだ。子守、炊事洗濯、語り聞かせ、金額の大小に関わらず、自らのスキルをサービスとしてお金に変える仕組みは、誰しもが起業家になるチャンスを提供する。 -
顧客をフィットネスクラブでおもてなしする節税方法
ロイターのニュースによると、最近アメリカのビジネスにおいて”クライアントと一緒にスポーツクラブで運動をする”というのが大流行しているようだ。日本でも徐々に浸透しそうな習慣だが、会議とも接待とも取れる行為のため損金算入による節税方法が2つの道に別れる。自社の状況に応じて賢く2つの内から選択しよう。体験の共有で顧客ともうまくいくはずだ。 -
ソニーブランドなおも崩れず 世界的な企業評価は未だ高く
ソニーは日本を代表する家電メーカーである。画期的で魅力的な製品を開発してきたにも関わらず、インターネット社会に適応できなかったことで赤字が続き、往時の勢いはない。とは言えソニーのブランドは、まだ世界に名が通っていることも事実である。「世界で最も働きたい企業」を世界で選出するランキングにおいて、ソニーはなんと世界で2位なのである。 -
連休明けは事務職のモチベーションに気をつかおう
仕掛り中の案件を途中で終えて連休に入ったり、メールが大量に舞い込んだりする連休明けのオフィスではミスが起きやすい。あまりにもミスが続くと人は意気消沈してしまう。この時、モチベーションの状態に気を使わなければならないのが、事務職や経理職に就くメンバーだ。評価しにくくミスが許されないメンバーにねぎらいの言葉をかけよう。 -
「ゆとり過渡期」世代の新入社員達が現場に入り始める
5月はOJTや研修を終えた新卒社員達が、本格的に実務へ導入される時期である。今年の新卒社員世代(満23歳/満19歳)の特徴を一言で捉えると、「ゆとり過渡期」世代という言葉がぴったり当てはまる。彼らは「ゆとり教育」と「脱ゆとり」を同時に経験してきた。更にデジタルネイティブにも該当することから、活躍の場が与えられれば輝くはずだ。 -
刑務作業へアウトソーシングしてコスト削減を図ろう
映画「ショーシャンクの空に」が描くような、原始的な作業だけが刑務作業ではない。今や刑務作業として、一般企業がプログラミングさえ発注できるほど刑務作業の幅は高度多岐に及ぶ。刑務作業を利用するメリットは非常に大きく、場合によってはコスト削減を図る有用なツールとも成り得る。具体的なメリットと発注方法を本稿では提示する。 -
端午の節句が女子の祝いから男子の祝いへ変わった歴史的理由
明日5月5日はいよいよ端午の節句である。中国を発祥とする健康祈願の日は、日本に渡り当初は女性を崇める祝い事と同化して祝われた。現在のように端午の節句を男の子の成長を祝う日とするようになったは、鎌倉時代からである。武家社会の到来を告げる象徴的な変化と言えよう。祝い事は時代の変遷に対する写し鏡として、これからも形を変えながら祝われ続ける。 -
航空会社の安全性を格付けするランキングをチェックしよう
アシアナ航空機の事故に象徴されるように、LCC(格安航空会社)など低価格運賃競争が進み、安全性が軽視されやすい傾向が見受けられるのが昨今の航空業界だ。オーストラリアで運営されているサイト「Airline Ratings.com」は、プロ目線で世界中の航空会社について格付けを行う。搭乗を検討する航空会社の便があるなら、チェックしてみることをお勧めする。 -
若き充実した時の流れを感じる方法 ジャネの法則に学ぶ
時が経つのがやけに早く感じることはないだろうか。実はこの状態に陥るのは、経験を重ねた人間として正常なことである。人それぞれに感じ方が違う時の流れを定義する「ジャネの法則」を別解釈すると、人は驚くほど充実した時間を過ごすことが可能だ。ポジティブな意味で主観的になり、新しいことへ挑戦する意欲を持つことが、充実した時を過ごす秘訣と言えよう。 -
創造性を育む組織作りに必要な遊び文化
社員の個性を引き出す取り組みは、会社の労働効率を悪化させ、生産性を下げる要因と考える経営者はまだ多い。しかし生産性のみの追求は、突き詰めればより少ないコストでより多くの利益を出すことでしかなく、持続性が少ない。グーグルや3Mの社員に一定の遊びを設ける施策は、社員の行動を促し、企業としての創造性を高める貴重な例と言えよう。 -
5月病 気合で治らぬメカニズムと対処方法を知る
5月に人的マネジメントで気をつけなければならないのが、社員の「5月病」発症である。主にゴールデンウィーク明けに、新入社員や新人に見られる精神疾患の一つで、新しい環境へ適応できずに主に体へ不調を感じる症状が発生する精神的な疾患である。5月病になりやすい人の傾向を把握し、なった後の対策を立てることで、会社への影響を最小限に抑えたい。 -
ゴールデンウィーク中に仕事をやりたくないなら電源はオフ
ビジネスソフトを開発販売するTeamViewer GmbH社は、ゴールデンウィーク中に休暇を取るビジネスパーソンの意識調査を行った。なんと半数に及ぶ人が仕事をやっており、仕事をゴールデンウィークに行うのは一般的と回答した。デジタルデバイスにより仕事とプライベートの境界線が曖昧でストレスを感じているなら、いっそ電源を切るのも一考だ。 -
「自ら動かぬ・アゲ足取り」社員の有効活用術
労働人口が減少したニッポン。従来のように自社の評価基準に合わない社員を淘汰しても、新たに発生する採用コストやかかる労力に見合うだけの人材が確保できる保証もない。会社によくいる「アゲ足取り型社員」や「言われないとやらない型社員」にお手上げとならず、彼らをうまく活用できたとしたら、その会社には更に良い人材が集まるようになるだろう。 -
守りに入る若手社員を活用する方法
新卒社員の3割以上が、入社して3年以内に会社を去っていく。多くの場合「やりがいのある仕事」より以前に、「健康を損ねることなく長期働き続けられる会社に入社する」ほうが彼らにとっては現実的な選択肢となる。誰かに強制されたりしない「遊び」の中でイノベーションを発見させることが、彼らの開眼していない能力を引き出す鍵となる。