編集部

節約

企業の高年齢者採用はこれからますます拡大する

大和ハウス工業株式会社は、65歳以降も勤務可能で年齢の制約を外し、生涯現役を目指せる「アクティブ・エイジング制度」を実施することを発表した。背景には企業側の深刻な雇用難という問題がある。企業は今後、経験豊富な高齢者世代を取り入れることを迫られるだろう。単純な労働力としてではなく、キャリアを重視した高齢者採用の市場が拡大しそうだ。
節約

三洋電機ブランドを受け継ぐモバイルバッテリーが買い頃

 白物家電の雄でありながら、業績不振に陥り、パナソニックに吸収合併された三洋電機のブランドが、4月1日に事実上消滅した。しかし同社が培ったリチウムイオン電池の技術が、最新のモバイルバッテリー「cheero Power Plus 3」に受け継がれている。昨年の12月発売当初は話題殺到し、購入が難しかったため、これからが買いのチャンスと言えよう。
補助金

春の社員離職に備え有給買い取り制度を設けよう

 春は、部署替え、異動で環境の変化についていけない既存社員が離職しやすい季節だ。悩ましい問題が「離職する社員によるまとまった有給休暇の申請」だ。期初の退職とまとまった有給消化は会社に大ダメージとなるケースもある。社員にメリットがあり、引き継ぎや体制を整える時間を作る方策として「有給休暇」の買い取り制度を設けよう。
節約

ワタミが「獺祭 等外」を限定店舗にて先行販売開始

 人気日本酒ブランド「獺祭」を製造する旭酒造から、ついに新商品「獺祭 等外(だっさい とうがい)」が発売されることになった。獺祭を造る際に必要なお米である、山田錦を栽培する上で5~10%発生するといわれる、等級の付かない「等外米(とうがいまい)」を利用することで、米生産者を間接的に支援する画期的な取り組みで生まれた商品だ。
効率化

孫正義も実践するファーストチェス理論で会議を効率化せよ

 「いったん持ち越し」「もう少しこの案件は各人で揉もう」問題を解決せず持ち越してしまう会議は、時間とコストの大きな無駄である。孫正義も実践しているファーストチェス理論では、短時間であろうと長時間であろうと人が出す結論はさほど変わらないという。会議の際に理論を意識することで、効率的に話を進めることが可能となる。
健康

減塩マーク食品を積極的に摂取し塩から身体を防衛しよう

 「減塩マーク」は社会全体での減塩の推進を図るために、「塩を減らそうプロジェクト」が作成したマークであり、大手メーカーや小売店では、近年商品採用が目立ち始めている。塩分摂取目安の6g/日に対して、我々はラーメン4g、梅干し2gなど、1日で我々は驚くほど塩分を摂取している。塩分の摂取過多は、成人病の原因となるためできるだけ「減塩マーク」商品を意識したい。
節約

関西で商売するときに知っておくべき関西人の商売気質

 今、関西が熱い。大きな要因の1つは、京都をはじめとした豊富な観光資源を背景に、インバウンド消費が急拡大していることにある。しかし関西人のビジネス感覚は東京人と大きく違う部分があるため、予め彼らの本質を掴んで現地で商売しなければ成功することはあり得ない。関西出身の経営者が語る言葉から関西人の考え方を知ろう。
IT

主婦の間で大流行 家計を助ける節約アプリ7選

 2015年”値上げラッシュの年”がスタートしてから丸3か月が経った。4月には乳製品やトマトケチャップ、チョコレートやカレールーに至るまで、あらゆる商品で値上げが発表されている。そんな時代を映すかのように、今主婦の利用が急増しているのは”無料家計節約アプリ”である。代表的なアプリを7つご紹介する。いずれも個性的で実用的なアプリだ。
経済

日本人が自分の年収を堂々と明かす時代は来るか?

 日本は旧来、農耕型社会のため、協調精神と勤勉さが尊ばれ「給料はいくらか、年収はいくらか」というサラリーに関する質問は一般的にはタブーとされている。一方で世界には給与を透明に明かすことを決定した企業や、給与を明かし合うことでより良いキャリアを獲得する文化を持つ国もある。日本でもそのような文化がこれから生まれるかもしれない。
時事

インバウンド消費が世界中から押し寄せる国・日本

 ”観光立国”を掲げるニッポン。調査によると、世界の海外旅行者たちが最も多く行った国の第2位が日本であり、旅行者の10人に1人は2015年に日本への旅行を計画しているとのことだ。「旅行の予算や費用をまったく考えないでいい条件で行きたい国」でもランクインするなど、インバウンド消費が高まりを見せるのはこれからと言えそうだ。
資金調達

新興起業家に踊らされないために読み返すオオカミ少年の話

 昨年11月に東証一部へ上場した、スマホアプリゲームのメーカーgumiの大幅下方修正と、その後に続く不祥事に代表される「上場ゴール」問題が、新興市場の株価上昇に影を落とし始めています。なぜ「上場ゴール」現象が起きることは望ましくないのか?イソップ童話「オオカミ少年」のストーリーに当てはめるとよくわかります。投資家はどうあるべきか、今一度思い起こしましょう。
節約

社名変更にかかる費用っていかほど?

パナソニックの社名変更に300億円の費用がかかったことは有名な話だ。創業時から主要業務が変わった場合、時代変遷によるイメージアップなど、どんな企業でも社名を変更する可能性はゼロではない。社名変更を行う際の具体手続きや、初期費用をおさらいしよう。取引先が社名変更を行う際に契約締結で追加するべき条項についても触れる。
労務

合法的に社員の鼻ピアスを外させることは可能か?

 社員の服装は憲法13条を根拠に、最大限尊重することが企業へ求められている。企業のダイバーシティ化が進んでいるとはいえ、厳しい目を向ける第三者は一定多数いるのも現実だ。さすがに憲法13条を抗弁事由として、鼻ピアスを社員がつけて会社に来られては困る。合法的に、就業規定で一定のルールを決めて、服装トラブルを防ぐことが業務効率化につながる。
マーケティング

ガム拾いからコンドーム配布まで 企業の多様なCSR活動 

 お菓子のロッテは、「ガム取り清掃活動」を新入社員研修の一環として毎年1回行っており、今年も4月4日(土)に銀座で決行する予定だ。これは「CSR活動(企業の社会的責任を果たす活動)」の一環である。CSR活動は、「世の中の一員として役に立ちたい」という思いからはじまった時に、結果として企業が認められるケースが多い。様々な事例を紹介しよう。
節約

出張で宿泊するのにもっともお得なビジネスホテルは?

 宿泊を伴う出張の際、ホテル選びはとても重要だ。 安さだけを目当てに立地の悪いホテルを選ぶと、商談などの訪問時間に遅刻する可能性もあり、固いベッドで空調が希望どおりにならなければ、睡眠不足や体調を壊す原因につながる。オリコンが発表した「2015年度ビジネスホテルランキング」を参考に自分の価値観にあったホテルを効率的に選択検討してみよう。
退職金

役員として突然亡くなる場合の死亡退職金制度を知ろう

 貴方が役員や社長であり、任期中に突然亡くなった場合、自分の退職金がどのように取り扱われるかを家族に告げることは得策だ。「死亡退職金」には、1)所得税や住民税が課税されない、2)翌期の株主総会の決議を待たずしても支給できる、という2つのメリットがある。弔慰金・花輪代・葬祭料を利用することで更に節税を行うことも可能となる。
特許

大企業で特許公開が進むのはなぜか? パナソニックも

 パナソニックは3月23日、IoT関連の特許を無償で提供することを発表した。多くの大手企業で今注目されている経営手法「CSV(共通価値の創造)経営」の実現と言えよう。日本では古来より「先義後利」「三方良し」と言う言葉があったように、共存共栄が概念として浸透しやすい環境のため、グローバルビジネスを実現する上でCSV経営の実践には大きなメリットがある。
交際費

サークル活動は誰とやるかで経費仕分けして節税せよ

 レクリエーションの一環として、社内でサークル活動を実施する例は少なくない。費用の一部は福利厚生費で損金参入させることが可能だ。ただし費用を何でもかんでも福利厚生費で損金算入させることは難しい。外部参加者がある場合は、交際費項目も利用したい。またサークル活動で一人あたり経費参入させる額について参考となるデータも紹介する。
企業分析

獺祭のあり方は縮小市場を舞台とする企業のお手本

 山口県の旭酒造が作る日本酒「獺祭」は、エヴァンゲリオンの葛城ミサトが愛飲している酒、オバマ大統領訪日の手土産として贈られたこともある酒、として今や誰しもが知る高級日本酒の代名詞となった。1,000年以上も続く「杜氏」を廃止し、日本酒の製造に”データ分析”という概念を持ち込んだ取り組みは、縮小し続ける市場で企業が生き残るヒントを与えてくれる。
労務

新卒歓迎会で残業代請求!? ないようであり得ます。

 「新卒歓迎会で新卒社員が残業代請求!?」驚くようなエピソードがヤフー知恵袋に掲載されていたのでご紹介する。経営者にとって予想もしたくない「この事態」を、労働基準法は「ヨシとするのか?」知っておこう。労働に対する価値基準は人によって様々であるが、人と人の繋がりで社会が成り立っていることも、この機会に思い返したい。