パソコンを使っていて、送られてきたメールやホームページを閲覧しようとしたら、何やら意味不明な文字の羅列が並んでいるのを見たことありませんか?俗にいう文字化けです。文字化けの仕方にも特徴があります。その特徴からどの文字コードに変換すれば見れるかわかります。主だった3つのパターンと対応策をプロが解説してくれました。
文字化けが起こる理由は変換ソフト相性の悪さ
パソコンを使っていて、送られてきたメールやホームページを閲覧しようとしたら、何やら意味不明な文字の羅列が並んでいるのを見たことありませんか?
あれが俗にいう文字化けです。
文字化けが起こる仕組みは、データとして残っている文字情報とそれを表示されせて、パソコンユーザーに見せる為に変換するソフトの相性の問題です。
英語を日本語の辞書で一生懸命探してもあまり考えることができず、ただそれを、表示するときに表示側のソフトが翻訳できずにおかしな文字情報になってしまうというのが現実のロジックです。
文字化けの解消は、ほとんどのブラウザは設定に「エンコード」という項目があり、自動検出かSjisかEUC-JPかUTF-8を選択してみて、ダメなら大元のデータがおかしいという判断しかありません。
一般的に文字化けの直し方は
- インターネットエクスプローラー(IE)の場合:表示→エンコード→自動選択
- グーグルクローム(Chrome)の場合:その他ツール→エンコード→自動検出
となります。
文字化け対応策を3つのタイプ別に知ろう
文字化けの仕方も特徴があります。その特徴からどの文字コードに変換すれば見れるかわかります。
以下、確認してみましょう。
1.パターン1「半角カタカナの羅列」
ス、キ、ニヌ鋧リ、ハ、ホ、ヒナキチウ、ハ、ネ、ウ、惕筍」サ荀ホヘ、など半角の文字がなにやら細かく並んでいる場合があります。こちらはEUC-JPが元のコードの可能性が高いので、「EUC-JP」に変換してみましょう。
2.パターン2「難しい漢字がいっぱい」
縺ァ縲∽サ頑律縺ッ譎ョ谿オ縺ェ縺九↑縺矩擇縺ィ蜷代°縺」縺ヲ縺雁ョ、など全角漢字で画数の多い感じの羅列の場合があります。これはUTF-8の可能性大ですので、「UTF-8」に変換してみましょう。
3.パターン3「???みたいな」
???????????E???????i□□□□□□E□□□□□□□□□□i?、といったはてなマークがひたすら並んでいる場合、または□がならんでいる場合はSJIS(SHIFT-JIS)の可能性大が高いため、「SHIFT-JIS」に変換してみましょう。
いかがだったでしょうか?
もし興味のあるページで上記のようなことが起こった場合、対策として試してみてはいかがでしょうか?