行っても無駄な異業種交流会に見られる4つの特徴

節約

 ビジネスにおける三種の神器(資産)といえば「ヒト・モノ・カネ」です。とりわけ、一番大事なのがヒト(人脈)という資産です。社外で人脈を多く作るための手段の1つとしてよく利用されるのが「異業種交流会」ですが、行って無駄だったと感じるのであれば、その時間はもっと生産的なものに利用するべきかもしれません。

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人脈を作るための代表的手段「異業種交流会」

 ビジネスにおける三種の神器(資産)といえば「ヒト・モノ・カネ」です。とりわけ、一番大事なのがヒト(人脈)という資産です。

 経営者にとって良い人脈を持つのはとても大事なことです。社外で人脈を多く作るための手段の1つとしてよく利用されるのが「異業種交流会」です。

 しかし世の中には、行くに値しない無駄な異業種交流会が幾つも存在します。

 もし異業種交流会に参加した経験があっても「あれは時間の無駄だった」と感じる方がいるとしたら、その異業種交流会は行く必要がなかったものです。

 やたらめったら異業種交流会に参加するくらいなら、その時間と参加費用を節約することで、もっと生産的な他の分野へ充てることができるかもしれません。

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行くだけ無駄な異業種交流会が持つ4つの特徴

1)自分が主催者の開催目的や趣旨をよく理解できてない

 あなたにとって開催目的や趣旨がよく理解できない異業種交流会は、行っても無駄な異業種交流会です。ここで大事なポイントが、自分の主観で見た時に目的や趣旨が理解できないということです。異業種交流会自体を否定するわけではなく、自分にとってその場で何かを学べそう、会いたい人(主催者でも良い)がいる、開催趣旨に対して素直に賛同できる、といった感情がない場合、その異業種交流会にいったところで得られるものは殆どないはずです。例えそこにハイソサエティーな雰囲気や経歴を持つ人が参加していたとしても、この法則は当てはまります。

2)主催者の「ピンはね」臭が漂っている

 主催者が「ピンはね」する光景が見えてしまうような異業種交流会に参加してしまったことはないでしょうか?「なんでこの内容でこんなにお金を取られるの?」と感じる会です。確かに異業種交流会の主催者が損をする必要は全くありません。しかしピンはねしてまで開催されるような異業種交流会の主催者は多くの場合、自分のメリットから逆算して交流会を開催しています。同じような形態で何度もその会が開催されているなら、賢明な人は参加しなくなっていることでしょう。全く得るものがないからです。

3)売り込み臭のする人間が沢山いる

 「この会を通じて自分の顧客を増やしてやるぜ!」と息巻く、売り込み臭のする人の率が高い異業種交流会に参加したことはありませんか?そのような会から得られるものは殆どないでしょう。なぜならその会は「与える人の多い会」ではなく、「もらう人の多い会」だからです。お互いがお金の関係ない会で、新しい気付きや発見をギブアンドテイクし喜びを分かち合えないでいるのに、いざビジネスの現場で発展を望むのはとても難しいことです。

4)名刺交換が目的のようになってしまっている

 人と人の出会いはとても貴重であり、出会う人との関係を私達は大切にする必要があります。しかし名刺交換が目的になっているような空気の異業種交流会で出会った人と、私達はどれだけつながり続けているでしょうか?おそらく交換した名刺は翌日には名刺入れに仕舞いこみ、数年後のデスク整理で掘り起こされるはずです。ただし名刺を交換したのがどんな人だったか、その時に私達が思い出すことは難しいでしょう。

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深い人間関係は切った貼ったで簡単に築けない

 人と人のつながりは切った貼ったで簡単に結びつくものではありません。

 滅多なことで、一回や二回の接触を持った人と深くつながることは確率的にとても低く、見境無しに異業種交流会へ参加するくらいなら、自分の身近にいる取引先や社内の人間との関係を良好にするために、自分の時間を使った方が生産性の高い場合もあります。

 参加するにしても、自分のことを理解し信頼できる人間が介在する会、参加する意義を感じる会を選択するほうが賢明かもしれません。

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