女性の視点から見た歳の差婚の悩みエピソード

時事

 近年、歳の差を乗り越え結婚に踏み切るカップルは多く、歳の差への垣根は年々と下がってきている。結婚はメリット、デメリットでは測れないが、今回は第三者にも分かりやすいよう筆者がヒアリングした、リアルエピソードを交えてお話したいと思う。

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昔より年の差婚の垣根が年々低くなっている

 「永遠の0」の著者で知られる百田尚樹氏の著書「殉愛」( 幻冬舎)と、その検証本 「百田尚樹『殉愛』の真実 」角岡 伸彦 (著), 西岡 研介 (著), 家鋪 渡 (著), 宝島「殉愛騒動」取材班 (著) (宝島社)の騒動が世間を騒がしたことは、まだ読者の皆様の記憶にも新しいのではないだろうか。

 「殉愛」は、故やしきたかじん氏と後妻さくら夫人との“かつてない純愛ノンフィクション”などと宣伝が謳われ、「百田尚樹『殉愛』の真実 」では、その本の内容を真っ向から否定するかたちを取っている。 

 故やしきたかじん氏と後妻さくら夫人の歳の差は32歳。歳の差夫婦が多い中でも、年齢にかなりの開きがあるケースであろう。
 
 最近は歳の差婚がブームになりつつあり、歳の差を乗り越え結婚に踏み切るカップルは多く、歳の差への垣根は年々と下がってきている。

 では歳の差婚をしたカップルは、どのような幸せを築いているのだろうか?

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年の差婚メリットデメリットとお金の注意点

 結婚はメリット、デメリットでは測れないが、今回は第三者にも分かりやすいよう筆者がヒアリングした、リアルエピソードを交えてお話したいと思う。

【年の差婚のメリット】

「失敗しても許してくれる」
 年上ということで、甘えられることはとても大きいですね。年が近かったり、同じくらいだと自分も変に頑張ったりしてしまうけど、年上だと少し失敗しても許してくれたりするので、その点は懐の大きさを感じますね。(30代前半女性A)
「相手が折れてくれる」
 喧嘩をしても相手が折れてくれたり、わがままを言っても聞いてくれたりするので、大喧嘩にはなりづらいのが良いところ。人生経験が豊富なので、その場ではわがままなふりをしていても、心に響いていたりします。(20代後半女性B)
「経済的に余裕がある 」
 ある程度社会を経験してそれなりの地位も手に入れているので、経済的に余裕があって安定しているのは魅力です。経済的にセカセカする結婚に良いことはあまりないですよね。(30代後半女性C)

【年の差婚のデメリット】

「上から目線で話をされるのがイヤ」
 時折、「自分のほうが上」という目線で話をされているなと感じてしまいます。やはり夫婦はパートナーなので、「俺がいないと何も出来ないくせに」なんて言われると、私ってなんなんだろうと自分の価値がない気がするのがイヤだな。(30代前半女性A)
「子供を作るタイミングや作るかについて悩む」
 自分のほうが年下なのですが、彼は自分の年令もあるので子供を早く欲しがります。ただし私もまだやりたいことはあるし、男の子がいいなんて言われても、こればっかりは授かりものでわからないのでプレッシャーを時々感じます。(20代後半女性B)
「父娘に見られてしまう」
 結構な歳の差があるので、たまにくっついて街を歩いていると変な目で見られてしまうことがあります。私自身にはそんな気はないのに、「あいつはカネと結婚したんだ」みたいなことを言われている気になってしまいます。(30代後半女性C)

 世間では、歳の差婚を財産目当てと言われがちだが、経済的メリットを女性が感じていることはあながち間違っていないと思う。

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男性は女性の美麗さに弱いが冷静さが必要

 もし、自分と関わっている女性がいて、その人のために結構お金を使ってしまっているならば、前述5つの特徴に当てはまっていないか確認してみよう。

 男性は女性の美麗さに弱いが、そこは理性で冷静に考えるようにして、その本心というものを見極めるようにするべきもの。

 過去の歴史を遡っても、応仁の乱を引き起こした日野富子(将軍・足利義政の正室)、文化大革命を中国全土にもたらした江青(毛沢東の夫人)など、夫の権力や財力を巧みに操って悲劇を生み出した女性は数限りない。

 仕事はもちろん、恋愛でもしっかりと守りを固めよう。

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