恋人をきっかけに覚せい剤を始めると後は墜ちるだけ

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 芸能人の薬物問題は一般的に知られているが、違法な薬物は一般市民の間にも確実に広まりつつある。インターネットで容易に入手しやすくなっていることがその大きな原因となっている。また薬物依存になるきっかけの1つとして近年注目されているのが、恋人など限られた人間といる空間で進められることである。抜け出せない蟻地獄のような薬物依存から自分を守ろう。

違法覚せい剤の使用が一般社会に浸透してる

 1991年のヒット曲「Choo Choo TRAIN」などで知られるダンスボーカルユニット「ZOO」の元メンバー、CAPの愛称で知られる坂井俊浩容疑者(46)が、覚せい剤を譲り受けた疑いで7月7日逮捕された。

 芸能人の薬物問題は一般的に知られているが、違法な薬物は一般市民の間にも確実に広まりつつある。
 
 2014年に覚せい剤(使用や所持)で逮捕されたのは1万909人で、そのうち暴力団関係者は6,096人(全逮捕者の55%)で、残りは普通の人たちである。

 この数字は氷山の一角と考えたほうがいいだろう。
 
 では、違法な薬物を一般の使用者はいったいどうやって手に入れているかといえば、インターネットである。

 最近ではインターネット掲示板、SNS等で「キメ友募集」「渋谷でP(パケットやポンプの意味)」など、覚せい剤を意味する隠語を使って打診したり、取引を持ち掛けてくる売人(プッシャー)から購入するパターンが大半だ。他には友達ネットワークで直接売人を紹介してもらうこともある。

 違法な薬物に対する垣根は年々低くなっており、ノリで使用する、つまり感覚的には10代の飲酒や喫煙の罪悪感に近い状態の使用者が多い。

多くなっているのはパートナーからの誘い

 覚せい剤使用者が、覚せい剤を使用した最初のきっかけとして多く挙げているのが、知人や恋人(パートナー)にすすめられたことである。※

 元アイドルで覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子や、CHAGE and ASKAの飛鳥涼と付き合っていた栩内容疑者も同様の動機を挙げていた。

 相手を好きだからこそ、使用することを断れないという「心理状態」と「2人だけでいる環境」が使用のハードルを下げてしまう。

 また男女で覚せい剤を使用する場合、性行為とセットで使用する通称「キメセク」が覚せい剤の依存性を深めてしまう。

 覚せい剤とセックスの組み合わせは、脳の中枢神経に強く作用して、過剰にドーパミンを分泌し「快楽」を使用者に与えてくれるからだ。

 ただし、キメセクは強烈な快楽をもたらすと同時に脳を壊してしまう。快楽物質を無理に供給したことで、脳の欲求を司る「前頭連合野」部分に負担がかかり過ぎて破壊されてしまう。

 キメセクをしている当人たちは、この状態を「体に刻まれたからやめられない」と言うのだが、実際にはその状態は脳の交感神経に薬物を利用しなければ快感を作り出せない、「脳が壊れてしまった状態」なのである。

 覚せい剤の効果が切れた時に襲いかかる異常な倦怠感、眠気、意欲低下といった副作用に、壊れた脳は耐え切れない。  

覚せい剤はウォッシュアウトが非常に困難

 通常の薬には専門用語で「ウォッシュアウト」期間がある。

 ウォッシュアウトというのは、一度薬の服用をやめれば摂取した薬が体内から浄化できる作用を意味し、例えば治験薬の被験体となった人間は治験を受ける前後に必ずウォッシュアウト期間を設けられる。

 しかし覚せい剤の場合は幾らウォッシュアウト期間を儲けたとしても、体内から化学物質をウォッシュアウトすることが困難である。

 実際に使ったあとで「闇の治療」つまり、物理的なウォッシュアウトを施す病院も中にはあるが、これは根本的な治療とはならない。

 先程もお伝えしたドーパミンの異常分泌を覚えてしまった脳が、化学物質で得られる快感を強烈に覚えてしまうからだ。

 自分自身はもちろんのこと、家族、社員を危険な覚せい剤から守ろう。

参照元

※ 内閣府 薬物に関する調査
http://www8.cao.go.jp/souki/drug/pdf/material/cao_h24youth-3.pdf

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