良い人アピールの情報発信は見ていてつまらない
今回は、「周りの人から好かれようとするな、むしろ嫌われろ」というお話をしたいと思います。
最近、情報発信を見ていると、facebookとかtwitterとか。youtubeもそうです。あとはブログとか。そういった情報発信を見ていると、つまらない人が多いんです。
なぜつまらないかというと、とんがりがない。あとはキレがない。
更に、なぜトンガリが無い、キレがないかというと、そういう情報発信者は周りの目を気にしています。つまり、大衆に迎合しているんですね。
周りから嫌われたくない。むしろ、その他大勢の意見を見て、そっちに寄せていこうとしている人がかなり多いです。
だから結局、他の人たちと同じような意見になる。
もっと言うと、他の人の意見を足して2で割ったような、そんな情報発信しかになっていない。なので、つまらないのです。
「あなたは一体何が言いたいの?」というところが、見えてこないですね。
情報発信で一番大事なポイントは自分の意見を伝えることです。
その意見が他の人と比べてオリジナルであるから、「この人の言っていることを面白いな。」「ちょっときついこと言っているけど、すごく気づきが得られるな」という風になって、人が集まってきて、ファンになってくれるわけです。
だから、好かれようとして迎合しているうちは、まだ情報発信をしているということにはならないです。むしろ嫌われるぐらいの情報発信をすべきだという風に私は思います。
この嫌われるということですが、嫌われるというのは、実は反対は好き・好かれると考える人が多いじゃないですか。でも違うんです。
好きと嫌いは、情報発信では反対の関係性ではないんです。好きと嫌いは同じ「表裏一体」の関係性にあります。
要は、嫌いな人もあなたに興味があるんです。
むしろ、好き・嫌いの反対にある感情は無関心です。
はっきり言ってネットで情報発信している人ってめちゃくちゃいるわけです。
めちゃくちゃいる中で、無関心、要はあなたに興味ないよという風に思われたら終わりじゃないですか。
だから、もちろん好かれたいなら好かれた方が良いんだけど、嫌われることにも非常に価値があるんですよ。
たとえば、男女とか友人関係でも、今まで好きだった人を嫌いになったりすることはありますよね。反対に嫌いだった人を、例えば何かのきっかけでめちゃくちゃ好きになることだってあるじゃないですか。
その人の良さを見たり、素晴らしい行動を見たりして、嫌いの反動でべたぼれに好きになることってありますよね。
だから、興味をもってもらうという点においては、嫌われたって、その時点で好かれることと同じ土俵にあがっているわけです。
こんな具合に、「好き・嫌いの感情は一緒」くらいに考えちゃって、思い切ったほうが良いんですよ。
どちらかの感情を持ってもらってたら、もうこっちのものなんです。
嫌われる情報発信の流儀とは?圧倒的なファンを作れ!
わかります。もちろん、人間だもの、好きになってもらった方が良いんです。
好きになってもらった方がいいんだけど、嫌いになる人がいても、全然OKって話なんです。
ただ、自分を嫌いになるくらいの、そのくらいのとんがり、キレがあるような情報を発信していかないと、誰からも興味を持たれない、無関心な存在になってしまいます。
じゃあ、嫌われろと言った時に、何を発信していけばいいのかということなんですが1つの基準があります。
自分が言いにくいこと。ありますよね。
なぜ自分が言いにくいのかというと、これ言ったらちょっと周りから反対されるとか、いやな書き込みされるかとか、自分の評価が下がるんじゃないか、という恐怖心があるからです。
これをジャンジャン情報発信して欲しいんです。
自分が言いにくいということは、他の人も言いにくいのです。これは間違いないです。
他の人も言いにくいということは、他の人は言ってないです。
ブログとか、facebookとか、twitterとか、youtubeとか、インスタとか、そういった所で自分が言いにくいと思ったことは、他の人も言っていない。
だからメディアで、ガンガン情報発信すべきです。
そしたら、やっぱりとんがりがあるし、中にはその意見を見て、「実は自分も同じように思っていて、よくぞ言ってくれた。代わりにこの人が言ってくれたからシェアしよう。」ということで拡散してバズるわけです。
これからの時代、確実にネットで情報発信することの重要性は増します。
情報発信する人がどんどん増えていく中で、無難な情報しか発信できない人はどんどん埋没していきます。
ファンを作る情報発信をしたいなら、自分が言いにくいなと思っていること、他の人が中々言わないようなことを、ガンガン言っていくということが、大きな差別化につながっていきますし、結果としてビジネスの成功に結びついていきます。
その中で嫌われたって、そんなのごく一部。アンチの10倍のファンがあなたのビジネスにお金を払ってくれるようになるんです。
ファンに喜んでお金を支払ってもらえること、これ本当に仕事していて幸せですよ。ぜひ、皆さんにも味わってもらいたいです。