皆さん、こんにちは。脳科学教育コンサルタントのクロスです。
今日のテーマは、「叶えやすいゴールと叶えにくいゴール」です。
世の中には叶えやすいゴールと叶えにくいゴールがある
誰にでもこれは共通しています。
上手くいかない時は、例えば『自分がモテたい』『自分が金持ちになりたい』『自分が有名になりたい』『自分だけ一位になりたい』というふうに、自分の『Want to』としか考えてないんですよね。
こうやって、自分の『Want to』だけが先行していると実はゴールに到達するのが難しいんです。めちゃくちゃ難しいんです。上手くいかない事の方が多いです。
他には、自分の『Want to』で設定するゴールは、実は小さ過ぎるというのも1つの特徴なんですよ。
本人からすれば確かにでかいかもしれませんが、大きな枠組みから見たら実は凄く小っさいゴールだったりします。
そういうわけで、自分の『Want to』が凄く強すぎるゴールというのは、なかなか叶えにくいものです。
自分の『Want to』を他人の『Want to』に置き換えたゴールは叶えやすい
ただ、自分の『Want to』をうまいこと維持しながらも、更にでかいぶっ飛んだゴールにする方法があります。
それは、自分の『Want to』を他人の『Want to』に置き換えるということです。
つまり、自分がモテたいんだったら、「他人の持てない人の悩みを解決させるようなゴールを設定する」。
モテないと悩んでいる人、全員1人の例外もなく全員をモテさせるというゴールを設定するんです。
日本だけじゃなく、アジア5大陸、もう地球上全てのなんなら人間問わずモテさせるというゴールを作ってしまうんですよ。
なんなら人間だけじゃなくて、全ての生物でモテないと悩んでいる、モテたいのにモテないと悩んでいる生物全員をモテさせる。みたいなゴールだって作れちゃうわけです。
そのためには、自分の『Want to』を他人の『Want to』に置き換える必要があります。
たとえば、『自分が金持ちになりたい』と思ったら、これも他人の『Want to』に置き換えて、貧困に悩んでいる人全員を金持ちにさせるというふうにゴール設定を行います。
「もっとチャンスを掴んで金持ちになりたい」、「子供に非常に良い学校に行かしてやりたいけど金がない」と悩んでいる人の問題を解決するようなゴールを設定するっていうのは非常に良いですよね。
つまりこれは、他人の『Want to』を叶えているんですね。
ただ、中には「俺は別に今でもいいし、金持ちになりたいなんて思ってない」っていう人もいるんで、そんな人に自分のゴールを押し付ける必要はありません。
「有名になりたい」とか「一位になりたい」っていうのも、これ大体上手くいかないパターンの代表でもあるんですが、これを他人の『Want to』に置き換えると「得意な事で大きく有名になれるようにさせる」とすれば良いんです。
例えばもし一位になりたい・有名になりたい、でもどうすればいいかわかんないっていう場合は、その人の得意な事は何かを見つけてあげて、その人の得意な所をしっかりと伸ばせるようにサポートしてあげて、そしていつの間にか有名になっていたというふうにサポートしてあげることです。
他者の『Want to』を叶えるついでに自分のゴールは叶えられる
こういうふうに他者の『Want to』を叶えてやる!というゴール設定は、非常に大きな外への広がりを見せます。
これは社会的なゴールですし、すごくぶっ飛んでますし、現状の遥か外にあるゴールですよね。
大体この辺でいつの間にか達成してます。
自分が持ってた『Want to』のゴールって大体いつの間にか、意外と2年後ぐらいでもう解決していることに気付いたりするもんなんですよ。
「あの時はこっちが必死だったのに、いつの間にかこっちが楽しくて、こればっかやってたら本当にこれになってたな」「本当に有名になってたな」「自分がこの分野の1番になってたな」とかってなるんですよ。
人のゴールを叶えようとするなんて遠回りに見えるのに、それをやった方がむしろ、自分のゴールも達成しやすいんですよ。
なぜかって、言い換えると全部ついでだからです。歩いてる途中の小さな石ぐらいの感覚ですよ。
ぜひ、自分の『Want to』をうまいこと維持しながらも、更にでかいぶっ飛んだゴールを達成したかったら、他人の『Want to』を実現することを視野にゴール設定してもらえたらと思います。