サラリーマンが会社を買う時代がやってくる〜これからの起業トレンド

起業

中小企業が一瞬で連鎖して潰れる時代がやってくる

 今日は、中小企業の経営者、もしくは大手企業のビジネスマン・サラリーマンの方に対してお話したいと思います。

 今後、今日お話する内容がトレンドになってくると思われますので、ぜひお付き合いいただければと思います。

 というのも、『サラリーマンは300万で会社を買いなさい』という本がありまして、凄く気になるテーマだったので買ってみて読んでみました。

 読んでみて、これは確かにそうだなと思ったところがあります。

 既に日本の人口は減少し始めていて、超高齢化社会がやってきて、この超高齢化社会を経ると、今度は人が沢山死ぬ「多死社会」がやってきます。

 死ぬとか、本当に縁起でもないんですが、これは現実問題としてあるわけです。

 そうなった時に、ビジネスの世界で何が起きるかと言うと、中小企業も何十万社ってありますけれど、その辺りの経営者が今ですら60代とか70代とかになっていて、後継者もいないわけです。

 そうすると、「多死社会」になった途端、中小企業が一瞬で、どんどんどんどん潰れていくってことになるんですよね。

 これは本当に大変な事態です。

 「いや、息子や娘に継がせりゃいいじゃないか」みたいな話がありますけど、そんなこと言ったって息子や娘も親の会社なんか継がないんです。

 親が子供たちを教育したこともあり、大手企業とかに一回就職すると、安定を求めてリスクを取りたくないと。家族もいますからね。

 大阪で親の会社継いで苦労続きで、金づまりもあって身内でゴタゴタして、最後は親と弟殺し?みたいな話もあるわけです。

 小さい頃から、親が苦労しているのを見ているので、「俺にはできないな。」とか現実的に考えちゃうんですね。

サラリーマン引退後も働いたほうが良い理由

 『サラリーマンは300万で会社を買いなさい』の内容をざっくりとお話しますと、大手企業のサラリーマンに対して、定年前の50代で『定年前に中小企業を買って、起業家になれ』『起業家もしくは経営者になれ』というススメを説いた本です。

 今の50代以降は、『長生きで元気ハツラツ』な期間がとても長く続きますよね。20年や30年は元気な時期が続きます。

 でも、男性は「退職後趣味なし」「どうせ暇でしょう」っていうのが今のサラリーマン引退後です。

 しかも、居場所のなくなった夫が家にいると、妻のストレスも半端じゃありません。

 だって、ご主人が定年退職したからって、朝から夜までずっと家にいるわけですよ。おまけに元々仕事が趣味みたいな人だったおかげで、趣味がないわけです。

 ところが、奥さんは奥さんで、30年、40年かけて作った人脈で、しっかりと自分の世界を構築しているわけですよ。

 そこに、「朝昼晩飯作ってくれ」みたいな変なおっさんが!65くらいのおっさんが転がり込んできたら、こりゃ嫌ですよね(笑)。

 ストレス半端ねぇ。みたいなね。

 これが仇となって、熟年離婚してしまうご夫婦さんもいらっしゃるって聞いてます。

 おまけに、現実もつまされるものがあって、「90歳まで稼がねばいけない」時代なんですよ。

 というのも、年金っていうのはもらえるんですけど、どんどんもらえる金額が減っていくのが目に見えているからです。

 そもそも年金の仕組みは、若い人が高齢の方を支えるように出来ているんですけれど、人口減少で支える若い人が少なくなるんですから、当たり前の話です。

会社経営をしていると心身ともに生きてる感じがする

 だから、どうしても自分で今までみたいに稼がないといけない。

 一方で、今までと同じ条件で雇ってくれるところも少ないです。

 「俺は東証一部の◯社で部長やっていて、その時は1,800万円もらってた。だから同じ額で雇ってくれ。」なんて言っても、こんな条件では引退後のサラリーマンなんか雇ってくれないんですよ。

 だから、自分で会社買って経営しようぜ、っていう話ですよ。

 しかも、皆さん人間である以上、「人を育てて喜んでもらいたい」とか、「技術伝承して後世に伝えたい」とか、そういった社会貢献に対する気持ちはあるわけです。

 そういった社会貢献の根性ある気構えがある人は、どんどんどんどん会社買っちゃって、自分が経営していけばいんじゃないの?と思っています。

 なにより、会社経営していると、「生きてる!」って実感しますから(笑)。

 私も約20年ぐらい独立してから経ちましたけれど、本当に調子の良い時や悪い時ってやっぱりあるんですよね。

 良い意味で「生きてるな」って。悪い時はどん底に落ち込んで行くんで大変な時期もあるんですけど、やっぱりそれが「生きてる」って事でしょう?

 だから、そういうのを実感してもらえるのも、会社を買う醍醐味だったりします。

 大手企業にいるサラリーマンってやっぱり地頭が良くって先を読む・段取り力もあって、人を教えるマネジメント力もあって、ある程度の金額、たとえば何億って動かした点では経験値もあるわけです。

 そういった大きなビジネスをやった経験があるんで、私は中小企業、自分が小っちゃい時、もしくは中高大学生の時に夢見た何かそういったビジネスでいい、その業種・業態でいい会社があれば退職金の半分でも使って買っちゃえばいいって思っています。

 トラック競技でたとえると、第三コーナー周って、第四コーナーをどんどんどんどん良い形で走ってほしい。そんなふうに思っております。

小規模M&A案件が多くなっているのも追い風

 今はなだらかなんですけれど、これから中小企業の廃業がバーンっと増えます。

 これを救うとしたら、まず、大手企業のビジネスマン・優秀な60代のビジネスマンが急先鋒だと思うんです。

 技術伝承とかもしていく必要があります。中小企業の社員にガンガンガンガンと伝承していって欲しい。後継者に残していって欲しいと思います。

 大手企業にいれば、生産性とかIT化とか効率化とか、そういったメソッドとか仕組み、投資の仕方とか、そういうのを体験してるわけです。

 対して、中小企業は未だに労働集約型のビジネスで、人を確保してナンボみたいな感じでやってるんで、そこはやっぱり効率化、効率化、これから人口減っていくんで生産性・ロボット化・MA化みたいな感じでね、ガーンとメソッドを入れてって欲しいです。

 もし、今はサラリーマンでも、会社経営に興味のある人は、マッチングサイトTRANBI(トランビ)なんか使って、情報収集を始めるのはいかがでしょう?

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TRANBI(トランビ)

 一千万円以下の売り案件とか、そういったマイクロビジネスも沢山掲載されていますから。

 今までは、日本M&センターさんとかストライクさんとか、そういった大きな案件しかM&A業界の情報って無かったんです。

 ところがTRANBIだと、大手企業のビジネスマン・サラリーマンが買えそうな案件がどんどん掲載されていくんで、一回暇つぶしで見て頂いて、面白い案件があれば買っちゃってもいかなと思います。

 サラリーマンから経営者にパーンと転身すると、自分で勉強するから脳も冴えていきますから、余生でぼけーっとしたり、病気とかしてる暇もなく、ずーっと経営道に歩んでいけます。

 第二の人生としては良い選択肢かな、と思って今日はお送りしました。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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