意識高くてマジメで、勉強熱心なのに稼げてない
今日は、「マジメな性格で、意識も高い、勉強熱心な人が罹(かか)ってしまう3つの病」というテーマでお届けします。
きっと、この記事を読んで下さる皆さんの多くの方も、マジメな正確で勉強熱心な人が多いことでしょう。
もちろん、仕事熱心で、精力的に新しい知識を取り入れようとすることは賞賛に値します。
世の中の99%の人が勉強なんてしてませんからね。
ところが頑張ってインプットする割には、比例した結果が出ない状態に陥っている状況もチラホラ見えます。
そういう方は、これからお伝えする3つの病のうち、いずれかに罹っていないかチェックしてみるのをオススメします。
意識高くてマジメで、勉強熱心なのに稼げてない人が罹っている3つの病
1)なんでも無料病
これは「フリー戦略」というものを勉強した人が、よく罹ってしまう病気です。
インターネット業界とかに多いですね。
「損して得取れ」「人をまず集めて良いものを提供すれば、後でお金になる」という考え方なんですけれども、ビジネスとして美しいんですよ。
誰にも害を与えないから。
ところが、いつまでもフリー戦略を取り続けていて、収益を得るための落とし所を作っていない人があまりにも多すぎるんです。
めっちゃ勉強して(これも無料の読み物中心だったりする人が多い)、意識は高いんだけれども、稼ぎを見たら「アララ…(ズッコケ)」みたいなね。
フロントエンドは充実しているんだけれど、バックエンドがちっともできてないっていうのは、全体の戦略が無いんですね。
申し訳ないけれど、これじゃあ儲からない。一度、フリー戦略から抜け出して、全体の設計を行うビジネスを考えたほうが良いです。
2)テクニック依存病
この病気に罹っている人も沢山見かけますねぇ。
たとえば、マーケティングやっている人なら典型的なのが、SWOTに始まり、ラポールとかね、返報性とか権威性とか希少性とかね…
スクラムとかABテストとか、Web業界もテクニックを語れど、君の稼ぎはどうなのよっていう人が多いです。
策に酔って実を成していないというのは、もうねぇ…表に出ちゃっているから気持ち悪いんです。
次はどういうテクニックを使おうかって考えるんだけれど、一番考えるべきはお客様がどうやったら「めちゃ楽しい!」って考えることです。
それさえやっていれば、どんな業界にいたって自然と儲かると思うんですけれどね。
3)お客様に好かれたい病
「良い商品さえ持っていればお客様は自然に買ってくれる」という、すました顔になっちゃっている人、かなり多いです。
いやいや、まず最初はみんなガンガンに売り込んでいるから。
売れた人は誰もがみんな、最初はガンガンガンガン売り込んでいます。
そりゃ、押し売りセールスはダメですけれど、しばらくやって売れなかったら、後は自分の足を使ってやるっきゃないですよ。
そういう現実を無視してね、本の中にあるストーリーみたいに、お客様が自然と網にかかってくれるのを待つなんて、そんなの誰もあなたの方なんか向いてくれません。
お客様は待ってます。あなたが情報を発信しまくって、世の中に出てどんどん目立って、まずは売り込みまくるんです。
敵もできるかもしれませんよ。でもね、目立ってナンボです。
目立ったら叩かれるかもしれないけれど、自分の主張をはっきり持っていれば、その何倍もの味方とかファンが出来ますから。
勉強したら、その何十倍もアウトプットする
やっぱり、売れないっていうのは凄く辛いことですよ。
特に、こんなに勉強しているのに売れない…っていう状況はとんでもなく辛いですよ。
かくいう私にも勉強に比例せず、独立して結果の出ない時期がありました。
大学出て、MBA取って、博士号まで取りましたから、勉強はもともと大好きなんです。
ところがですね、やっぱり勉強って言うのはアウトプットのためにあって、アウトプットはインプットしたことを何十通りも実践して、やっと自分のやり方になるんですね。
だから、まずは売れろと。売れたら本当に楽しいですからね。ぜひ、自分が勉強しているのに結果が出せない病に罹ってないかチェックしてみてください。