ユニークな休暇制度が次々と生まれる
働き方の多様性に呼応する形で、ユニークな休暇制度が様々生まれています。
- 年に一回、大切な人を祝うために休める「Love休暇」(ツナグ・ソリューションズ)
- 6〜7月に長期休暇を申請できる「エンドレスサマー制度」(ジオコード)
- 自分自身を成長させるために長期休暇を取れる「育自分休暇制度」(サイボウズ)
- 失恋したら有給休暇を取得できる「失恋休暇」(チカラコーポレーション)
今回ご紹介するのは、女性社員が多い会社ではとても喜ばれるのではないか、と思われる休暇制度です。
ナリス化粧品が4月から導入する「肌休暇」制度
化粧品販売のナリス化粧品が導入するのは、「肌休暇」制度です。
社員の残業による長時間勤務や、不規則な勤務によっておこる肌の不調やトラブルから生じる業務効率の低下を防ぐため、今年の4月から導入するとのこと。
確かに、女性は、肌が不調だと、ストレスや、モチベーションの低下、自信の喪失、コミュニケーションの減少から、業務効率が低下しやすい傾向があります。
同社の正社員における女性比率は51%。※まさに女性の好不調が会社の業務に大きな影響を与えます。
肌の調子が悪い時に、ストレスを抱えたまま仕事をさせたり、無理して働かせるより、思いっきり休んで、休み明けから生産性の高い仕事をしたほうがよいですよね。
男女共に取得できる「肌休暇」が女性に与える配慮
ちなみに肌休暇は、本人が持つ有給休暇の範囲であれば何日でも、本人の申し出により取得可能とのこと。
女性従業員の中には、生理週間になると肌が荒れやすいメンバーもいるでしょうから、かなりありがたい休暇制度なのではないでしょうか。
というのも、ナリス化粧品同社の場合、男性にも肌休暇を認めており、「肌休暇」と言えば生理が理由の場合でも、これをオブラートに包むことができますよね。
女性の多い職場では、この休暇のニーズはかなり多いことでしょう。もしあなたの職場がそうなら、有給休暇取得の一環として、肌休暇制度を設けてみるのはいかがですか?
参考元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000025614.html
※ナリス化粧品 育児休業後の定着率3年連続100% 過去10年間の育児休業取得後の復職率は98.8%、 妊娠後の継続就業率9割超
https://www.atpress.ne.jp/news/126400