ロゴを作るだけで、消費者への認知や、顧客への説明は印象的なものとなります。しかし、サービスや商品毎にロゴをいちいち作成していたら、時間がもったいないと感じる方もいることでしょう。コストが掛けられない方もいるはずです。そこでおすすめするのが、1000通りのロゴを一瞬で自由に作れて、そのロゴを無料もしくは格安でダウンロードできるLogoMakerの活用です。
ロゴの有無で商品・サービスの印象は変わる
人間の脳は、右脳で感じたことにより意思決定を下し、左脳でなぜそうしたのか理由付けを行うように出来ています。
つまり、消費者に購買してもらおうと思った時には、消費者の右脳へ働きかける必要があります。
右脳は、非言語的であり、非論理的であり、直感的に物事を判断するため、なるべくわかりやすい見た目を使ったPRが効果的です。
この時に有効活用できるのが、ロゴです。
たとえば、LVMHと言われて何のことかわからなくても、下のロゴを見れば、LVMHがなんというブランドの会社か知ってる人は多いハズです。
そうです。ダイヤグラムのルイ・ヴィトンです。
こんなふうにロゴを作るだけで、消費者への認知や、顧客への説明は印象的なものとなります。
1000通りのロゴを一瞬で自由に作れるLogoMaker
だけど、サービスや商品毎にロゴをいちいち作成していたら、時間がもったいない。
そもそも、社内にロゴを作成できる人間がいないから、必然的にアウトソースするしかないけれど、一件で数万円かかるとコストが合わない。
このように感じている方へオススメしたいのが、アメリカのLogoMakerというジェネレーターです。
参考リンク:LogoMaker
LogoMakerは、職種や商品のジャンルを選んで、サービス名とタグライン(スローガン)を入力するだけで、1,000通りのロゴマークを作成してくれるウェブサイトです。
たとえば、不動産会社が「マジ儲かる不動産〜これであなたも不動産王」というサービスを作ったとします。
文字だけで表現すると以下のとおりです。
名前にはインパクトがあるかもしれませんが、一見しただけでは覚えにくいかもしれません。
次に、LogoMakerを使ってみましょう。
トップ画面を開いて、職種・サービス名・タグラインの3つを入力します。
すると…
ドーンと、一気に1,000通りのロゴをLogoMakerが作ってくれました。
あとは、この中から自分の気に入ったロゴを選ぶだけで、下記画面のように色味や文字の大きさ、フォントを自分で編集することも可能です。
JPEG画像だけなら無料でもらえますし、質の良いベクター画像で入手しても3,500円と格安です。
出来上がったロゴはこんな感じになりました。
LogoMakerを使う際に気をつけたい2つの点
ただし、LogoMakerを使う時は気をつけるべき点が2つあります。
まず、LogoMakerはアメリカのウェブサービスなので、日本語表示できるフォントが限られていることです。
もし、自分が気に入らないフォントしかないならば、一旦ダウンロードしてイラストレーターやパワーポイントで編集するのも1つの手です。
もう1つは、JPEG画像だけだと表示がどうしても粗くなりがちです。
試験的に画像を使う時はJPEG画像だけを使い、名刺やウェブサイトのロゴ、商品へのロゴ貼付に活用する際は、ベクター画像を購入するといった使い分けをお勧めします。
それでも、人力のクラウドサービスを活用するより、コストは10分の1程度に収まります。
サービス毎のロゴデザインについて考える時間がなかったり、一つ一つのサービスについてコストを掛けられない方は、一度利用してみてはいかがでしょうか?
Photo credit: foeock via Visual Hunt / CC BY