ビジネスにおける大衆はサラリーマンです。どれだけサラリーマンが大衆かというと、サラリーマンが88%、起業家が残りの12%と、圧倒的にビジネスの世界ではサラリーマンのほうが多いわけです。起業家には起業家としての、サラリーマンにはサラリーマンとしての常識があり、両者の隔たりは決して埋まることがありません。貴方はどちらの常識で動いていますか?
起業家として成功したいなら大衆の逆を行け!
今回は「成功したいなら、大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!」という話をしたいと思います。
ビジネスの世界でいわゆる大衆は、サラリーマンと言われる人々です。
どれだけ大衆かというと、サラリーマンが88%、起業家が残りの12%と、圧倒的にビジネスの世界ではサラリーマンのほうが多いわけです。
確かにサラリーマンでも成功する人はいます。
大手で幹部クラスになって、年収数千万、億単位の年収をもらっている人もいますが、88%の中でそういう人は0.0何%という割合です。
残りの88%に該当する人は、年収数百万、よくて1千万円稼げるくらいです。
今だと、銀行マンなどの高所得といわれるクラスの職業についていても、年収1千万円前後というのが、残業をやっていて、やっとたどり着く程度です。
起業家なのにサラリーマンマインドな人がいる
でも、サラリーマンとして年収を1千万円もらっている人ならよくわかると思うんですけれど、周りが思うほど1千万円もらっても豊かに暮らすことはできません。
値札なんか見なくたって、ショッピングできるなんてほぼ無理です。
3千万円くらいの年収をもらって、ようやくそのレベルになれるわけですが、先程も言ったように、サラリーマンとしてそのレベルに到達するのは、ほぼ無理です。
組織の一部でしかないので、実力だけでは上には行けなくて、よっぽど運が良くないと、自由な立場に到達することはできません。
要は自分のキャリアについて、コントロールが効きにくいのがサラリーマンです。
対して起業家は独立して、やればやるだけ自分の収入になるわけですから、やればやるだけ青天井で自分の収入が上がり続けるわけです。
ところが、せっかく起業家として自分のキャリアをコントロールできる立場になったにも関わらず、88%のサラリーマンが持つ常識にとらわれている人が結構います。
いわゆるサラリーマンマインドというヤツを捨てきれない起業家や起業家予備軍が凄く多いんです。
残念ながら、こういう人は何をやっても結局は成功しません。
サラリーマンの常識の代表例「価値あるものをタダで手に入れようとして貯蓄を好む」
たとえば、私の元に起業したいと相談をもらう時に私がお伝えするアドバイスは、サラリーマンの常識からかけ離れたものだったりします。
そうすると「なんか、最初は島倉さんって良いと思ったけれど、とんでもないこと言う人だなぁ」って、離れていくんですよ。
でも、私の側から言うと、「本当に起業家になりたいのに、この人は何考えているの?」って感じます。
サラリーマンマインドの代表的な常識は、「すぐに貯蓄をしたがり、投資を嫌がる」ことです。
とにかく0円大好き、お金をかけずに何かをやろうとします。
対して経営者マインドの人は、成果を手にするためには投資しなければならないことを知っているので、可能性のあるものにどんどお金を使うことを躊躇しません。
価値のあるものを「これやりましょう!」って勧められた時に、サラリーマンの常識が捨てきれない人はモゴモゴして、要はお金が使いたくないんです。
でも、可能性のあるものがあった時に、お金を使わないでビジネスが大きくなることはあり得ません。
大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!
こんな風に、サラリーマンマインドから経営者マインドに変わっていないと、本当に何をやっても上手く行きません。
たしかに大衆は圧倒的なマジョリティで、学生や主婦の方なんかも含めると、10人中9人はサラリーマンマインドなんです。
周りがサラリーマンマインドの人ばかりだと、同調圧力が凄いあるかもしれません。
でも多数派、大衆の意見に従ったところで彼らの常識は、決まった収入を得て貯蓄もしながらワークライフバランスを保つとか、起業家として成功するためには、とんでもない間違ったものなんです。
実際には逆をやることに価値を見出し、日夜励むことを惜しまねば、ビジネスの世界で成功なんてあり得ません。
こういうマインドの部分で、大衆(サラリーマン)と逆を行く、経営者マインドを土台としてしっかり持つことの重要さを、ぜひ覚えておいていただきたいです。