成功する人が必ず一度はやっているのは“TTP”?!PPAPでも無ければ何のこと?という話なのですが、経営コンサルタントの島倉さんによると、“TTP”とは「徹底的にパクる」の略語なのだそうです。成功する人は、必ず尊敬できる一人の人を徹底的にパクる時代を、一度は経ています。逆に結果を出せない人はどんなことをしている?答えは当記事にて。
同じように学んだはずが結果が違うのはなぜ?
今日は、「結果を出す人が必ずやっている“TTP”とは?」というお話をしてみようと思います。
我々はみな、ビジネスをやろうとする時、誰かに何かを習おうとしますよね。
たとえば、集客がうまくできない、営業がうまくいかない、PRがなかなかうまくならない、という時に、ビジネス本を読んだり、セミナーにかよってみたり、コンサルティングを受けたりするはずです。
ただし、同じように同じ手段で学んだにも関わらず、成功する人と成功しない人では、全く違う結果が出るのです。
皆さんはなぜだと思われますか?
成功する人は“TTP”を徹底的に実行している人
成功する人と成功しない人は明らかに行動が違うんですが、成功する人は“TTP”を実行します。
TTPとは、「徹底的にパクる」の略語です。
パクるのは、たった一人の人だけに焦点を絞って、パーマンみたいに自分を、尊敬する学びたい人のコピーロボットにするんです。
こうなると成功しやすいんです。
なぜなら、尊敬する人の成功に至るまでの形式を、最初から最後まで一つのパッケージとしてマネするので、成功に至るまでの仕組みを体系的に理解できるんです。
それに対して、いつまで経っても成功しない人は、色んな人から自分の気に入った部分だけを抜き取って、勝手にアレンジして自分のものにしようとします。
最初の時点で、こういうことをする人が何をやっているかというと、単なる知識のつまみ食いに過ぎません。
でも、よく考えてみてください。
結果を出していない人が結果を出している人の話を一部聞いて、それを更に良いものとすることって可能でしょうか?
結果を出している人の作った仕組みを、まだ体系的に理解してもいないのに、どうやって良い部分を抜き出すことが出来るのでしょうか?
結果を出せない人は都合の良い解釈ばかりする
だからよく見ていると、結果を出していない人は、自分が良いと思って抜き取ったものの順番がチグハグだったり、割と本旨でないものに着目して右往左往している、そんなケースが多いんです。
やっても整合性がついてないから、結果が出ない。
通常の学校教育やスポーツ、趣味のダンス教室でも…お茶でも良いですが、みんな指導者が言ってることについて「守破離(しゅはり)」を実行するはずです。
徹底的に型を習い「守」、習った型を分析し自分のものとし「破」、やがて自分流にアレンジした新しいこと「離」を始める。
これが結果を出した人が、ビジネスマンでもスポーツマンでも、みんな一緒ですよ。
それを、結果も出していない人が、いきなり習う相手の知識をつまみ食いして、何かをやろうとすれば、それは単に「離」をチグハグにやっているだけのこと。
自分が尊敬する人の型を徹底的に“TTP”しよう
じゃあどうすればよいのか?
簡単です。
自分が尊敬する人がやっていることについて、徹底的に型を習う、つまり「守」を黙ってやる、徹底的にまくってやる。
これしかありません。
1人のメンターを見つけたら、その人が言うことをアレンジしないで、言われたとおり全部やってみてください。
もっと言えば、真似したいと思えるメンターを必ず一人見つけてください。そうしないと、いつまで経っても「守」にすら入れません。