肉食ブームに火をつけた「いきなりステーキ」の躍進は、読者の皆様も知るところでしょう。このいきなりステーキのライバル!?とも思える新たな業態店舗が最近登場しました。それは、お好み焼きの道とん堀が運営する「熱狂道とん堀」です。なんとステーキ食べ放題で1480円、しかもお好み焼き付き!脅威のコストパフォーマンスに迫ります。
いきなりステーキの新たなライバルが登場!?
良質の肉をコストパフォマンスよく提供してくれる、いきなりステーキの躍進は皆さんもご存知のところ。
このいきなりステーキのライバルとなり得るお店を、今回はご紹介したいと思います。
その名は、ズバリ「熱狂道とん堀」です。
熱狂道とん堀は、ステーキとお好み焼きの食べ放題専門店であり、お好み焼きチェーン店舗数では全国トップクラスをほこるお好み焼き道とん堀の姉妹チェーンでもあります。
現在のところは、全国で4店舗(東京3店舗+宮城1店舗)が展開されております。
何と言っても驚きなのは、脅威のコストパフォーマンスで、ランチだと「1480円でステーキ食べ放題」なのです。
肉食ブームはメディアでも話題、中でもステーキ業態はとてもホットな業態であり、しかも「食べ放題」とはびっくりです。
近年、外食業界では高価格帯メニューの店舗展開が目立っておりましたが、低価格メニューへのシフトが徐々に進みつつあります。
その波に乗っていきなりステーキも躍進しましたが、熱狂道とん堀は、食べ放題に付け加えて、お好み焼きまでついてきます。
現在の外食のトレンドから見ても今注目のチェーン店です。
熱狂道とん堀の食べ放題メニューが凄まじい!
熱狂道とん堀の食べ放題メニューが如何に凄まじいか、以下3つの点をご紹介します。
1)食べ放題メニューはなんと50種類
熱狂道とん堀には、3つの食べ放題メニューがあります。
1480円で食べられるランチは、夜に1980円で提供されるものですが、なんとこのメニューだけで、ラインナップが50種類になるのです!
内容は、お好み焼き、もんじゃ焼き、焼きそば、焼飯、チーズ焼き、アラカルト・フライ、鉄板焼き・焼肉、サラダ・デザートなどバラエティ豊かなものです。
詳細は熱狂道とん堀公式HPのメニューページをご覧になっていただければと思います。
2)ステーキがビーフ・ポーク・チキンから選択可能!
ステーキは全コースにつきます。しかも、ビーフ・ポーク・チキンの3種類が食べ放題です。
ちなみにビーフは、アンガスビーフを使用しています。
日本の外食チェーンではよく提供される種類で、ステーキ料理によく使用されるお肉ですが、肉質が柔らかくジューシーなので、ランチで食べるには十分なものでしょう。
3)お好み焼きの野菜は全て国産野菜
激安メニューでも、お好み焼きに使用する野菜は100%国産です。
これは道とん堀グループ全体にかかわるニュースですが、2016年4月5日から道とん堀各店では、国産野菜のみを使用して、食の安全性にも気を配っています。
これはお好み焼きチェーンで日本初!なのだとか。
国産野菜でお腹をいっぱいにしましょう!
道とん堀公式HP「100%国産のお詫び」より画像引用
これは特に、ファミリー層の顧客に向けたアプローチともとれますね。
何はともあれ、節約と安全が両方手に入るなんて、なんて素晴らしいのだ!
他のチェーンと熱狂道とん堀の価格帯を比較!
気になるのは、ステーキ専業の食べ放題チェーンと熱狂道とん堀の価格帯だと、どちらがお得で節約になるか?というところ。
通常のステーキ店だと、ランチで1000円台前半~半ば、ディナーで1000円台半ば~2000円台が相場のようです(200g単位)。
比較対象1:ステーキのどん
2016年6月現在、71店舗を構えるステーキのどん。(運営会社:株式会社アークミール)ファミレス風のステーキチェーンなのでファミリー層が比較的多めな印象です。
<ランチメニュー>
・カットステーキランチ→999円(税抜)
・サーロインステーキランチ150g→1,599円<グランドメニュー>
・熟成リブロインステーキ150g→1,999円(税抜)
・熟成リブロインステーキ200g→2,299円(税抜)
・サーロインステーキ150g→1,899円
比較対象2:FOLKS(フォルクス)
ステーキのどんの姉妹チェーン、FOLKS。ステーキのどんに比べると、少し高級路線のステーキハウス・・という印象です。
<ランチメニュー>
・牛サガリカットステーキ120g→1,580円(税抜)
・切り落としカットサーロインランチ150g→1,880円(税抜)
・切り落としカットフィレランチ100g→1,880円(税抜)<グランドメニュー>
・アメリカ産熟成サーロインステーキ150g→1,980円(税抜)
・アメリカ産熟成サーロインステーキ200g→2,380円(税抜)
・アメリカ産熟成フィレステーキ100g→2,380円(税抜)
・アメリカ産熟成フィレステーキ150g→2,380円(税抜)
比較対象3:いきなり!ステーキ
スタンディング形式で回転率の向上をねらういきなり!ステーキ。ボリュームある肉を安く提供しているのが印象的です。
<ランチメニュー>
・ワイルドステーキ(肩ロース)200g→1,100円(税抜)
・トップリブステーキ200g→1,600円(税抜)
・ヒレステーキ200g→1,800円(税抜)<グランドメニュー>
・ヒレステーキ200g→1,800円(税抜)
・トップリブステーキ200g→1,600円(税抜)
・Naruoブランド牛サーロインステーキ200g→1,600円(税抜)
・US産アンガス牛サーロインステーキ200g→1,600円(税抜)
比較対象4:熱狂道とん堀
最後に熱狂道とん堀。ランチは食べ放題と通常メニューがあるので合わせてご紹介します。(ビーフステーキランチは、店舗によって値段が異なります)
<ランチメニュー>
・ビーフステーキランチ(池袋店)→500円(税抜)※ライスお替り自由でスープ付
・ランチ食べ放題→1,480円(税抜)<グランドメニュー>
・1,980円(税抜)食べ放題コース
・2,480円(税抜)食べ放題コース
・2,980円(税抜)食べ放題コース
こうしてみると、「300g以上のお肉を制限なく食べたい」、「お肉以外のメニューも楽しみたい」という方には、熱狂道とん堀はオトクですね。
熱狂道とん堀はフランチャイズ加盟も可能です
ステーキ食べ放題チェーンは、期間限定でスポット的に実施しているチェーン店はあっても、熱狂道とん堀のように定番メニューとして提供しているチェーン店は調査したところ、なかなか見当たりません。
他の店舗で食べ放題と言えば、2000円台~3000円台の価格帯になっているようです。
さて、熱狂道とん堀はフランチャイズ加盟することで、ビジネスに参入することも可能です。
メリットを3つご紹介します。
1.競合が少ない
- 個人経営のお店よりもリーズナブルにステーキが食べれる
- お好み焼きや焼きそばなど粉物メニューまで楽しめる
若年層が多いという熱狂道とん堀ですが、これだけのがっつりメニューが安く制限なく食べれる(もちろん時間制限はあります)のは、他社にはない独自性ですね。
競合が少ないフードビジネスを開業されたい方は、検討の価値あるフランチャイズかもしれません。
2.姉妹チェーンが業界トップクラスの店舗数
姉妹チェーンに、お好み焼き業界で店舗数がトップクラスのお好み焼き道とん堀の存在がある点は心強いです。
認知されている分、顧客にとっても入りやすくなるからです。
全国300店舗以上という外食チェーンは、チェーン業界においても大規模であるといえます。
ブランド力もさることながら、スケールメリットを活かした仕入れが可能になるので、食材を個人店よりも比較的安く仕入れることができるのは強みですよね。
3.FLコストが60%以下になりやすい
FLコストとは、材料費+人件費を売上で割った割合のことで、この比率が低ければ低い方が望ましいと言われている、飲食業界における重要な経営指標です。
一般的な飲食店のFLコストは約60%とされ、通常50%~55%におさえることが望ましく、この数値でないと利益を出すことが難しいとされています。
FLコストの削減には、店舗の戦略力が問われることとなります。
フランチャイズであれば、フランチャイズ本部の成功ノウハウが享受できるので、個人店よりも有利に成功戦略を成し遂げることができやすいのです。
私どもも熱狂道とん堀のオーナー募集情報を掲載させていただいております。ぜひチェックしてみてください。