こんにちは!
地方集客コンサルタント清永仁です。
今回は”ライバルと差別化する”ことについて解説したいと思います。
私はこれまで小さな会社であればあるほど、独自の商品を作ることが重要だと紹介させていただきましたが、なかなか差別化といっても難しいものです。
小さな会社がどう差別化するか
ライバルがしないことを意識する
小さな会社であればあるほど、ライバルができないということはあまりないので、ライバルができないことをしようと考えるのではなく、ライバルがしないことを提供できないかと意識して考えてほしいのです。
こう考えることで差別化しやすくなります。
町の電気屋さんはどうやって大手の家電量販店と差別化しているか
私がよく事例に出す町の電気屋さんは差別化して生き残っていますが、ビッグカメラやヤマダ電機など大手の家電量販店と戦って勝てるわけがありません。
品揃えでも負けていますし、大量に仕入れることができないので、価格も町の電気屋さんの方が高いです。
大手の家電量販店が面倒に思うサポートで差別化
ライバルの大手家電量販店が出来ないことをしているかというと、そうではなく、大手家電量販店も出来るのですが、面倒なサービスであるサポート力を重視しているのです。
家電を買ってもらって、使い方がわからないとか、調子がおかしくなったと言ったら、すぐその場所に行って修理してあげたり、使い方を教えたりという細かいサポートをしています。
大企業は細かいサポートには人件費がかかり、利益重視、効率重視なのでこのようなサポートをしません。
町の電気屋さんは、大手家電量販店がしないところをやることによって、差別化して生き残っているわけです。
こういった視点で特に小さな会社になればなるほど、他のライバルが出来ないことをするのではなく、しないことをするといった視点で考えて頂ければと思います。
コンサルタント業はどう差別化しているか
私のコンサルタント業にも差別化のコツはあります。
店舗がなくてもコンサルタント業はできますが、店舗がないということはお客さんを集客する手段として、ブログなどもありますが、Web広告などに頼るしかありません。
しかし、ほとんどの方が広告費をたくさん出すことはできません。
特に個人起業家の方にとって月に50万円広告にかけるというのは大きな負担です。
攻めるときは攻めて広告費をつぎ込む
だいたい広告費には5万円とか10万円しかかけられないのですが、そのときに50万円かけることでライバルと差別化をして、売上をあげるコンサルタントの方も結構います。
攻めるところは攻めるということも重要なので、広告費をつぎ込むことは案外重要だったりします。
この業界では札束を燃やせという格言があるぐらいなので、広告費を使うか使わないかというのはかなり重要になってきます。
このようにライバルができないことをしようと思うのではなく、ライバルがしないこと、特に面倒をすることなどは、小さな会社で生き残る術になってきます。
面倒なことはライバルがやりたがらないので、ここが差別化になったりするのです。
ぜひこのような視点で考えていただければと思います。