恋人と起業してはいけません【会社は長期戦の家庭作りです】

起業

こんにちは!
無職のユーチューバー、タナカキミアキです。

会社を始めるときに、男女で始めるということは結構あります。

夫婦であれば、二重の馬力を合わせて起業してもいいのではないかということも多いのですが、恋人同士の場合は基本的に止めておけというアドバイスをすることが多いです。

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恋人同士での起業を止める理由

日本には3つの会社の規模がある

日本の会社の上位500社は年間の利益が100億円以上あります。

中小企業も含めて、日本の80,000社は利益が年間に4,000万円以上ですが、かつて法人の長者番付が4,000万円を基準として発表されていたので、今でも日本の80,000社として残っています。

その下に正社員を雇っている会社が全国に200万社あります。

ほとんどの人がこの200万社かもしくはその下に属しています。

日本の80,000社に属していれば安心

健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、介護保険など、正社員を雇うだけの保険を完備できない状態の人がほとんどです。

人を雇う立場になったり、自分がどこかにお勤めする場合には、日本の80,000社に入っているところであれば貧困という状態はありません。

80,000社より下だったら、自分たちも貧困になるかもしれないし、従業員たちも貧困に陥るかもしれないと言う中で戦っているわけです。

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会社は家庭のようなもの

この構図を見て分かる通り、食うか食われるかではなく、始める時から食われないで済むかなのです。

自分たちが夫婦であれば、もう少し上を目指していかないといけないのではないかと思いますが、会社も同じなのです。

家族のように社員が増えるのでお金が必要

会社も家族のように社員がどんどん増えていきます。

そうするとある程度の財務基盤が必要で、それはやはりお金です。

家庭もお金がないとうまくいきませんが、会社はそれが露骨にあらわれます。

家庭のように大黒柱が必要

会社の父親や母親というのは経営陣です。
必ず見込み客を連れてくる係の”父親”や”母親”がいるかどうかが重要です。

なぜなら、会社が潰れるのはほとんどが新規の見込み客から売り上げが取れなくなっていくからです。

とにかく1円でも黒字にするという覚悟のもとに経営していかないと、会社を10年持たせることはできません。

家族全員働き者でみんなで力を合わせる

最初は夫婦がうまくいくのと同じです。

会社も全員が働き者であればなんとかなります。

夫婦のお互いが働き者であれば、家庭もうまくいくように、会社も同じような考えです。

一生懸命働くので、たくさんお給料をくださいという従業員の方がわかりやすいし、そういう人間を揃えていくことです。

会社経営も家庭像をつくるのと同じ

自分たちが思ったような家庭がだいたい作れるように、会社も社長の作品みたいなもので、自分が思い描いていくような形にかなり近くなっていきます。

そのときに一生懸命働いて、みんなで裕福になっていこうという会社を社長が作ればいいわけです。

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恋人との起業を勧めない理由

恋人イコール結婚相手や家族ではない

逆に恋人同士で会社や商売を始めることをお勧めないのは、基本的に恋人は結婚相手ではないことも多いからです。

一生面倒を見ることができるか

従業員さんも恋人同士ではなく、子供たちのように一生面倒を見ていかなければなりません。

その時に働き者でないと一生面倒を見ることができないのです。

雇用の仕方を考えるときには、一つの家庭だと考えていけばいいと思っています。

社員は家畜か家族か?対立軸で教育すらできない「雇ったら負け」の時代
終身雇用を前提とした昭和から平成の日本企業では、経営者と社員が家族のような関係を築きあげることが可能でした。しかし、平成が終わろうとしている今、雇用を巡る諸制度が複雑化したせいで、社員は「特権貴族」と化しています。「雇ったら負け」の時代に、会社の本来あるべき姿「人的資産を育て輩出する」をどう実現するか、経営者の手腕が求められています。
家族でさえ敵になる自営業〜奥さんを経理にすると上手く行かないのはなぜ?
 商売をやっていると自分の奥さんや子供が、自分にとって敵となるケースがあります。特に、人件費が安いからという理由で奥さんを経理で使うと、経費の使い方を理解してもらえず、財布の紐を締められるケースが多々あります。会社が上手く行かない時は、更に旦那のダメ男ブリが鮮明になり…親戚一同総スカン。このような状態を防ぐ打開策はないのでしょうか?
恋人と会社を始めるな★会社は長期戦の家庭作り
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
ガンガン講義やっていきます!

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