社員に教えるべき”しごと”とは?中小企業の社長や幹部が伝えるべき6つのポイント

ビジネス

こんにちは!組織活性化プロデューサーの南本です。

社長(中小企業)は、”「しごと」を社員に教えましょう”というと「もちろん教えている」と答えると思います。

しかし、「しごと」が生活の糧ではつまらないものです。

社員やパートさんの置かれている生活環境にまで経営側が踏み込めないということはありますが、会社の中で、生活の糧で仕事しているという雰囲気を醸し出されてしまうと中小企業の場合は厳しくなります。

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「しごと」とはなにかを教える

中小企業経営者は社員に対して「しごと」とは何かということを説明しないままに作業ばかりを教えてしまいますが、これでは真の組織活性化には繋がりません。

大手企業の社員は理解力がありますが、中小企業の方はどうしても理解力が乏しいので、「しごと」とは何かを根底から教えていかないといけません。

「しごと」は面白いもの(創意工夫)

「しごと」とは面白いものです。

「しごと」は自分が初めて与えられたもの、または過去から経験したことをやるもので、工夫することでどんどん改善していくことができます。

まず、「しごと」はあなたの意思で改善できる面白いものだということを教えてください
今まで1時間かかっていたものを55分に縮めるという改善ができます。
改善したらアピールしましょうというのが私の考え方です。

「しごと」とはお客様に喜んでいただけるもの(感謝される)

分業化してパーツ、パーツで、細かい業務をしているようなケースでも、あなたがこの重要なパーツの仕事をきちんとすることによって、お客さんがどれだけ喜ぶのかということを説明してあげないといけません。

あなたがした仕事が、最終的にお客さんに届いて、お客さんはこう使って、喜んで感謝してもらえる「しごと」をやっているということを教えてください。

「しごと」は自己成長できる(スキルUP)

嫌々「しごと」をしていると、「スキルアップ」という概念が全くありませんが、「しごと」が面白くて、創意工夫して、スキルアップすると、次にはまた難しい「しごと」ができるようになるということを教えてください。

業務改善目標(効率化)

自分勝手に暴走してはダメですが、「報・連・相」をしながら業務改善していくことが中小企業にとって効率化になります。

仕事が面白くなって、モチベーションが上がり、自己実現して、スキルアップしたらお給料が上がる、という仕組みをつくると業務改善していきます。

仲間との協同作業(チーム)

「しごと」とは、営業マンも、企画技術者もチームワークで、協同で作業しているものなので、1人で悩む必要はなく、自分で解決できないときは、先輩に相談して、仕事を振り直してもいいということを話してください。

そうしないと真面目な人はひとりで悩んでうつ病になって、辞めていったりします。

「しごと」はチームで完成させるものだと意識づけて、1人で悩むようなものではないと教えてください。

達成感・自己実現(ES)

自己成長できると達成感や自己実現をしていきます。

次はどこまでできるかを上長が伴走しながら目標設定して、その人のキャリアを伸ばしてあげて、自己成長の達成感を味あわせるのが「しごと」だということです

そうすると会社の営業利益が増えていくので、決算賞与を配分してあげると、また仕事の業務改善や創意工夫をして、スキルを上げて会社に貢献してくれるようになります。

こういうアドバイスを中小企業の社長もしくは幹部の方はぜひ社員にしてほしいと思います。

「しごと」とはなにかということを毎日、毎週、口酸っぱく語るようにして、会社を良くしていってほしいと思います。

ありがとうございました。

社長は「しごと」を社員に教えろ!
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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