こんにちは島倉です。
今は企業ブームで、20代、30代、40代そして定年した方もみんな起業しています。
しかし、起業してもなかなか上手くいっていないといった人も多いです。
今回は、なぜ起業に失敗してしまうのか?というテーマで、4つの理由とその対策方法について解説します!
起業に失敗する4つの理由
サラリーマンから起業して社長になったけど上手くいかず、またサラリーマンに戻るとか、サラリーマンにも戻れなくてアルバイトやパート生活をしている人も結構います。
そういった人を見るとみんな同じところで失敗しています。
今回は起業して失敗しないためにも”どんなことで失敗しているのか”をシェアしていきたいと思います。
仕事がないのに独立してしまう
1つ目は仕事がないのに独立してしまう。
起業する前に仕事を自分で確保しておくことが大事です。
起業してから集客をし、起業してから営業しようとするのではダメなのです。
起業して、サラリーマンを終えると収入が入ってきません。
収入が入って来ない状態で集客しても、営業で勝負しようと焦ってしまって、集中できないし、とにかく案件が欲しいのでその分売り職が出てしまいます。
それを聞いただけで相手が敬遠して、逃げていってしまうということにもなります。
何が大事かというと、売る前に価値を提供しないといけません。
価値を感じてもらってはじめて商品が売れるわけです。
価値を提供するにはやはりオウンドメディアやSNSやYoutubeなどで情報発信していかなければいけません。
ある程度成果が出るまでは時間がかかります。
起業する前に仕事やお客さんを見つけておくことが大事です。
これが出来ていないとかなり高い確率で、1年で独立を諦めてしまうことになるのではないかと思います。
競争優位性がない
2番目は競争優位性があるかどうかということです。
ビジネスというのは、同じ業界で他の人たちと競争しているわけです。
要するに差別化できているかどうかということです。
他社と一緒であればあなたのところにお願いしてくるお客さんなどいません。
何かが違うからそこに行って、頼みたくなるということですから、競争優位性、差別化がないのに独立するのはダメです。
起業するまでに徹底的に同業他社を調べておきましょう。
独立しても幅を広げない人
次は独立したら幅を広げる。
これをしない人も失敗します。
独立したら、当初手がけたビジネスだけにこだわって他のことを一切しない人がいます。
例えば今の時代にはYoutube などネットで情報発信することが大事ですし、セールスページを作る必要性があります。
ということは、セールスライティングやコピーライティングの能力をつけたり、動画品質の力をつけるとか、パブリックスピーキングを見つけるとか、いろいろな能力を自分で身に付けていかなければいけません。
自分はこれで起業したから、これだけやっていけばいいというのは論外ですし、技術系の人は技術をバージョンアップしていかなければいけません。
幅を広げる努力をしない人は独立してもうまくいきません。
慢心してしまう人、油断する人
これが結構大事なことですが、稼げるようになって慢心する人、油断する人は失敗します。
年収で1000万円稼げたり、月収100万円稼げるようになったと満足してしまうような人は絶対にうまくいきません。
日本は下り坂を行っています。
少子化で国力が落ちて、市場規模も小さくなっていくので、モノが売れません。
そういった下り坂の中で、自分でロックしてしまうと売上を伸ばすどころか維持することもできません。
現状維持は衰退と一緒ですから、現状維持のままでいいとか、例えば年収1000万円で満足という気持ちをもってしまっては絶対にいけないところです。
年収1000万円に達成したら、次は3000万円、3000万達成したら1億でも3億でもいいですが、常に上を目指していくことが大事です。
起業に失敗する4つの理由まとめ
最後に、起業に失敗する4つの理由をもう一度確認しておきます。
- 仕事がないのに独立してしまう、お客さんがいないのに独立してしまう
- 競争優位性、差別化ポイントがない
- 幅を広げていない
- 稼いだところで慢心してしまう
こういった人は特に注意してください。
必ずサラリーマンに戻ることになりますので、常に上昇志向で成果や結果を出していく。
ここにぜひ集中していただきたいと思います。