社会ではとても活躍しているのに、なぜか女性にモテず結婚できない中年の男性が、世の中には沢山存在するようです。結婚カウンセラーの長田さんによれば、結婚は「普通の人」ほどよくできるとのこと。地位もお金も持っているはずなのに、婚活の現場で女性にはじかれてしまう、そんなしくじり男性はどうすれば理想の結婚にたどり着くのか?今回は連載の初回となります。
モテようと思う前に劣っている部分を直そう
えらいことになってきた。このブログを書き始めてからの反響が。
「婚活最強の武器は若さ!オジ様モテる・年の差婚はオヤジの妄想」という記事を書いたら、「じゃあ、どうすればモテないオヤジでも理想の結婚ができるんだ?」とありがたいメッセージをたくさんいただきました。
結論から言うと、マナー、行動や言葉の表現において、普通の人が最も結婚できます。普通より下の方は、まず普通になってください。
モテようと取り繕う前に、マナー、行動や言葉の表現で劣っている部分を直しましょう。
今号では、普通になる勧めをつづります。次号以降、普通からさらに上を目指す方法を、心理学を交えて紹介します。
自分で気が付かず婚活をご破算にした男性たち
話は変わり、最近の出来事を―。
ケース1:相手に提供されたものを大切に扱わない人
ある時、私のオフィスへカウンセリングを受けに来た男性は、50代前半の初婚。
面談が終わり靴を履き替えたところでピーッ! イエローカード。
脱いだスリッパがハの字、しかも片方裏返しでした。
「女性はこういうところを見ているんですよね」とアドバイスしながらスリッパを指さすと、しくじり男は慌ててそろえるが…。
これだから結婚できなかったのか、結婚しなかったからこうなのか。
ケース2:食べ方などマナーに鈍い人
別の40代のしくじり男は―。
大連にお見合い渡航をする際に、男性側の身内から注文がついた。「食べこぼしをするから、女性と食事をさせないで」。
無事お見合いをすませ、めでたく婚約。女性は空港までお見送り。飛行機の出発までには間があり、「それではお茶を」ということに…心配したとおりの結末となりました。
ケース3:生理的に女性が敏感なことに気をつけられない人
つい先日行ったお見合いパーティーで。
「男性の体がにおう。ふろに入っていないのでは?口からたばこ臭が」と複数の女性から嫌われた男性。そこそこのお金持ちですが、いくらおしゃれに着飾っても、これでは…。
女性がから嫌われるものとして上位を占めるのが不潔、粗暴乱暴、ケチ。優柔不断。自慢話もいけませんね。
自分では気づかずにしていること、嫌われていませんか?
鼻毛伸びていませんか? 爪はきれい? ヒゲは? 喫煙の後の口臭対策は?
思い当たることがあれば、それを直すことです。
結婚相談の現場だと、女性の半数は喫煙者を選びません。ひげも受け入れない女性が結構います。
ありのままで女性が好きになってくれるは妄想
「ありのままの自分を好きになってくれる女性を 」という話をよく耳にします。
何を考えているんですか? そんな夢物語を言っているから相手が見つからないのですよ。
立場を変えてみて、不潔で粗暴、ケチでつかみどころのない女性を、あなたは「ありのままがいい」と、あえて選びますか?
あえて嫌われることはしないこと。早速自己改善しましょう。
これであなたもマイナスから脱却。