常識から非常識へ、そして一周回って常識に戻ることも大事です!

ビジネス

こんにちは島倉です。今回は常識から非常識へというこの考え方を疑ってみましょうという話をしたいと思います。

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常識から非常識へという考え方を1度疑ってみる

勉強されている経営者の方は、常識通りやってはダメで、非常識にならなきゃという話を聞いたことがあると思いますが、もう少し疑ってほしいと思います。

というのは、常識から非常識はいいのですが、非常識が本当に正しいのか、自分に合っているのかということです。
つまり常識から非常識に行って、一周まわってもう一回常識に戻ってくることも結構大事だというお話をしたいと思います。

常識から非常識にそしてまた常識に戻るとはどういうことか?

例えば何かを手に入れたいなら、なにかを捨てる。

ビジネスの戦略でもマインドの話でもよく聞く話ですが、普通は手放さないようにするというのが常識です。
でもそうではなくて、捨てなかったら新しいものが入ってきませんという話ですが、現実を見るとそうとも言えません。

別に何かを手に入れようといった時に、捨てなくても入ってくるということはあります。
捨てる必要すらないけど、常識に戻ってくるわけです。
常識で成り立つ部分も結構あります。

ポジティブシンキングと非常識は関係がない

例えばポジティブシンキング。
横断歩道を渡っていたら交通事故に遭ったかもしれないけど、転んだために骨折で済んでよかった。ラッキーだったといったような手法です。

従来はこういった考えが大事だと言われてきましたが、最近のデータでは非常識はポジティブシンキングとは関係なく、自然にありのままの状態でやったほうがいいという考え方があります。

ネガティブマインドに洗脳されている人にとっては、ポジティブシンキングを持つべきだと思います。

ネットが当たり前という常識

あとリアルからネットへという考え方もあります。
常識では今までマーケティングが大事、セールスが大事でした。
しかし今はネットです。みんなスマホを持っていますし、ソーシャルメディアを持っています。

でも一周回ってリアルも結構大事ではないかという話もあります。
ダイレクトメールとか、チラシとか、タウン誌とか、プレスリリースなどです。
プレスリリースだけで売上倍増とか10倍になったという話も普通にありますし、私はバス広告も薦めています。
バス広告を出す人がいないので、がら空きなんです。
地方に行くともうバスの一面が安いわけですが広告を出して走らせたらみんなが認知してくれます。

どうしてリアルからネットなのか、いやいやリアルもまだまだ大事ではないかと確認した方がいいと思います。

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常識から非常識という考え方にとらわれすぎないこと

このように常識から非常識へと言う時に、過去のものを全否定してしまいますが、ポジティブシンキングが大事な時もあるし、リアルが大事なことも普通にあるわけです。

常識から非常識という考えにとらわれすぎずに、1度常識に戻って考えてみるということが大事だと思います。

常識と非常識というのは交互に入れ替わるものだと思います。
ですから、常識から非常識にというときには、一周回ってもう一度原点に戻るということを考えた方が良いと思います。

すべてが同じ考え方では勝負にならない

そうしないと極論として、ポジティブシンキングは全てよくないから自己啓発もしませんといったようなことが起こります。

寝込んでいる時とか、やる気を奮い立たせたいときはポジティブシンキングがやはり大事です。
自己啓発もパワーになります。

ネットだけではなく、リアルの事例も最近私のところにはたくさんあります。
ですから、全てネットにいって、全員が同じところで勝負していたら売れるわけありません。

と言うわけで、常識か非常識かということも大事ですが、一周回って常識に戻ることも大事だということをぜひ頭の片隅に入れておいていただきたいと思います。

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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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