三洋電機ブランドを受け継ぐモバイルバッテリーが買い頃

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 白物家電の雄でありながら、業績不振に陥り、パナソニックに吸収合併された三洋電機のブランドが、4月1日に事実上消滅した。しかし同社が培ったリチウムイオン電池の技術が、最新のモバイルバッテリー「cheero Power Plus 3」に受け継がれている。昨年の12月発売当初は話題殺到し、購入が難しかったため、これからが買いのチャンスと言えよう。

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三洋電機の技術を受け継ぐバッテリー登場

 白物家電の雄でありながら、業績不振に陥り、パナソニックに吸収合併された三洋電機のブランドが、4月1日に事実上消滅した。

 もう「SANYO」のブランドマークが入った商品を購入することはできないが、三洋電機が世の中に残した技術の価値はなくならない。

 三洋電機が世界でも群を抜いて高い技術を有していたのが、リチウムイオン電池の開発分野である。

 今回は、数多くの種類があるモバイルバッテリーの中で、三洋電機の技術を受け継いだ「cheero Power Plus 3」をご紹介したい。

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iPhone 5sであれば約5回充電ができる

 cheero Power Plus 3は、は大阪に本社を持つティ・アール・エイ株式会社が開発したブランドだ。キュートな外観が特徴的でブームを起こしたモバイルバッテリー「ダンボーバッテリー」をはじめとするバッテリーやアクセサリーを製作している企業である。

 cheero Power Plus 3の魅力は何と言っても、13400mAhという大容量という点にある。iPhone 5sであれば約5回充電できる。前モデルの Power Plus2も人気を博していたが、バッテリー容量は約30%アップさせることに成功した。

 重量やサイズも従来の製品より約20%軽くなっている。女性の片手におさまるコンパクトさと、245gと軽量で500mlペットボトルの約半分の重さは、モバイルバッテリーの業界内で最軽量級のスペックを維持している。

 スマートフォンとタブレットの両方を同時に高速充電することも可能で、バッテリーの内部電池への充電時間も従来の半分である8時間となり夜に充電すれば目が覚めれば満充電できる。

 これらのスペックを叶えたのが三洋電機のリチウムイオン電池小型化技術である。

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入荷待ちが解消された今からが買うチャンス

 2014年12月に発売された当時は、魅力的なスペックとリリース記念価格で話題沸騰し、即完売・入荷待ちとなった。

 おまけに数万円で転売する輩も出るほどで、同商品はAmazonモバイルバッテリー部門で、ベストセラー1位の座を確保している。

 現在はやっと、通常価格3,480円で入荷待ちのストレスなく購入できるようになったため、購入するならこれからである。

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