きっかけは同居人の一言 バターを作るの巻
「シチューを作りたいのにバターが高いからどうにかしてくれ」と同居者が訴える(グチ)こともあり、筆者はおもむろに考えた。
「節約の尊さを謳う(うたう)サイトのメンバーとして、ここは創意工夫の回答を出さねばなるまい」と。
早速インターネット上をくまなく探してみると、バターは簡単な方法で作れることが分かった。
「生クリーム」と「塩」と「500㍉ペットボトル」があれば出来てしまうのである。
しかし我が家は何かとホームパーティなどでバター需要があるため、「500㍉ペットボトル」で作る量ではすぐに亡くなってしまうかもしれない。
そこで今回は2リットルのペットボトルを使用してバターができるか挑戦してみた。果たしてお得かお得でないか結果を見ていただきたい。
果たしてバターはできるのか?
材料は以下のとおりである。
1)2リットルペットボトル×1本 無料
2)乳脂肪分45%以上の生クリーム200g×2本 298円×2本=596円
3)塩(天然塩がよい)×4g 14円
ペットボトルに生クリームと食塩を投入
まずは興味津々な同居者がシェイク。
我が手でシェイク。10分ほどシェイクしたところ「カラカラコロコロ」音が変化した。
ペットボトルを横に割ると、中に固形物ができている。
舐めると…バターだ!しかも美味しい!重量を計ってみると397gもある。たっぷりバターができあがった。
自作バターは意外にお得 運動代わりにも
近隣の小売店でバター価格が160gで498円程度であったため1g換算では、
- 市販バター:3.11円
- 自作バター:1.54円
となり、自作バターが圧倒的コスト・パフォーマンスを放った。よって自作バターはこの苦しい時節にかなりおすすめできる。
更にペットボトルを皆でシェイクする作業は非常に楽しく、笑いが耐えないものであった。
ただし、2日後筆者の上腕二頭筋と前腕筋群がハリを訴えているという側面も記述しておく。腕の運動代わりにもなりそうだ
できたバターはペットボトルからすくい取り、四角に成形し冷蔵で一旦冷やした後、小分けサイズに切り分けて冷凍保存しておくと長期使用が可能だ。
同じ方法でガーリックバターやハーブバターも作れるので、体力つくりと家族の笑顔をつくりたい節約社長におすすめである。