簡易書簡を送るなら郵便局のミニレターで配送コスト激減

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 簡便な書類を送るのに便利だったヤマトのメール便が利用できなくなり、半年が経ちました。代替のクロネコDM便もお得ですが、定価が設けられておらず数量などの条件によって料金が変わる、しかも最初にヤマトと交渉しなければならない等、とても煩雑です。そこで郵便局の発行するミニレターをお勧めいたします。メリット・デメリット双方ありますが、簡易書簡の配送コスト節約に役立つ便利なサービスです。

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ヤマトメール便の代わりにミニレターを利用

 簡便な書類を送るのに便利だったヤマトのメール便が利用できなくなり、半年が経ちました。

 代替サービスとしてヤマトが始めたのが、クロネコDM便です。

 クロネコDM便も上限は164円(1つの荷物あたり)とお得ですが、定価が設けられておらず数量などの条件によって料金が変わる、しかも最初にヤマトと交渉しなければならない等、とても煩雑です。

 代表取締役の変更通知や、簡易カタログなどを関係先へ郵送すると意外とコストがかかるもの。

 そんなお悩みを抱える皆様に朗報です。

 一定の制限はあるものの、劇的に簡易郵送物の配送コスト削減に寄与するサービスがあります。

 郵便局が販売する郵便書簡(ミニレター)です。

 意外と知らない方も多いので、購入方法やメリット・デメリットを以下ご紹介したいと思います。

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ミニレターの購入方法と利用メリットとは?

 郵便書簡(ミニレター)とは、はがきの3倍のスペースを持った便箋と封筒を兼用した便利な書簡です。

 郵便局ならどこでも購入することが可能で、一枚の値段はなんと62円と格安です。

 それでは郵便書簡を利用するメリットを以下4つ提示します。

1)全国どこに送っても一枚あたり一律62円ポッキリ

 やはり日本郵政グループの商品ならでは、全国一律どこに送っても一枚あたり62円しか費用がかからないのが、ミニレターを利用する最大のメリットです。簡単な書類や折り曲げても良いものならば、ミニレターに入れて送るのが簡易郵送物で現在のところ最安値と言えるでしょう。

2)信書を送ることが可能

 ヤマトメール便が廃止された大きな理由は、「信書を送ることが許されない」ことでした。信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」のことです。具体的には書状、請求書、許可書、証明書、はたまた結婚式の招待状からダイレクトメールまで、自分の意志を表すありとあらゆる書類です。ミニレターの中にはこれらの書類を入れることが可能です。オプションで速達(+280円)や特定記録(+160円)を併用可能です。

3)中にメッセージを書くことが可能

 封筒と便箋の機能を兼ね備えているので、メッセージをしたためて送りたい場合は、はがきの3倍あるスペースを活かして記入することが可能です。

4)全国どの郵便局でも簡単に購入できる

 全国で一番大手のコンビニエンスストアであるセブン-イレブンの店舗数は、18,092店舗(2015年8月現在)。対して全国で郵便局は24,000店舗あります。郵便局に行けばどこでもミニレターを手に入れることが可能です。

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ミニレター利用するならグラム数に気をつける

 最後になりますが、ミニレターの利用には気をつけなければならないデメリットもあるので、以下提示します。

1)25グラム以上の書類を送ると割高

 25グラム以上の書類を送ると通常の郵便物より割高になってしまいます。例えば26~50gの定形郵便は92円なのに対して、同じ重量のミニレターは追加料金を入れると120円になってしまいます。あくまでも簡易の郵便物を送る際に利用しましょう。

2)折り曲げていけない書類は入れられない

 ミニレターはA4用紙だと、3つ折りにして丁度入るサイズの書簡です。従って、重要な契約書など折り曲げて入れるのに不適切な書類を入れるのには、ミニレターは不向きです。

 いかがだったでしょうか?

 条件付きではありますが簡易書簡を送る際は、ぜひミニレターの利用検討をお勧めいたします。

 クロネコDM便の場合は、3辺計が60センチ以内、最長辺34センチ以内、厚さ2センチ以内、重さ1kg以内なら運んでくれますので、用途に応じて、上手に使い分けるのも得策と言えるでしょう。

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