何をしているのかわからない人が成功しやすい
はい、こんにちは。島倉です。
今回は、「これからの時代の本当の意味での成功者は、『何をしているのかわからない人』」というテーマでお話ししたいと思います。
『何をやってるのかわからない人』は今までの時代で言えば、批判を受ける格好の対象でした。
どちらかというと、「あいつ何かやってるけどよくわかんないよね」って怪しまれたり、批判されたりして、世の中では疎まれやすい存在でしたよね。
でも、この批判が実は、今後の正解になるんですよ。
というのも、『何をやってるのかわからない人』っていうのが、これからの時代は成功に近づく1番の道なんですね。
そもそも、リリー・フランキーの本職って?
どういうことかと言うと、わかりやすい例があるんでお話ししましょう。
まず、リリー・フランキーさん、星野源さん。孤独のグルメの久住昌之さん。あとお馴染み、酒場放浪記の吉田類さん。
この人達について、ウィキペディアでちょっと検索してみてください。
なんて書いてあるのかっていうと、例えばリリー・フランキーさんはこんな感じです。
イラストレーター・ライター・エッセイスト・小説家・絵本作家・アートディレクター・デザイナー・ミュージシャン・作詞家・作曲家・放送作家・演出家・ラジオナビゲーター・フォトグラファー・俳優、第51回ブルーリボン賞・新人賞を最高齢で受賞
もういくつも肩書きがありますよね。
星野源さんなんかは歌手として有名ですけども、「逃げ恥」で有名になって俳優として活躍して、ラジオパーソナリティー・エッセイスト・コラムニスト・作家…といった具合に、色んな顔を持つマルチタレントというふうに言われています。
あと久住昌之さん。「孤独のグルメ」の原作者ですよね。彼はこれ以外にも漫画家・エッセイスト・装丁家・作曲家の顔を持っています。
酒場放浪記の吉田類さんなんかは、「酒場詩人」と番組では紹介されてますけども、画家・作家・タレント・歌手の側面もあるんです。
こんな具合に、皆さんマルチに活動されてますよ。
本業が何か?って聞かれた時に一瞬わかんないですよね。
吉田類さんのことを、ある人は歌手だって言うかもしれないし、ある人は俳優だって言うかもしれない。酒場放浪記のちょい呑みおじさんとして熱烈に崇拝する人もいる。
知らない人からしてみれば、「一体何の人なの?」って、一言で説明出来ないじゃないですか。
何が言いたいかって言うと、肩書きで勝負しているうちは駄目だということなんです。
じゃあ、何で勝負するかって言うと、『名前』なんですよ。
だって、「リリー・フランキー」で勝負してますよね。「星野 源」で勝負してますよね。「久住昌之」で勝負している。「吉田類」で勝負してる。
彼らは皆、肩書きで勝負してないじゃないですか。じゃあ、彼らがなぜ社会に求められているか?というと理由は簡単。
時代は、『肩書きで勝負する』時代から、『名前で勝負する』という時代に完全に切り替わったからです。
私達が生きる現代は、圧倒的に個のパワーをフル活用した人が支持を得る時代なのです。
最初の肩書きで成功したら横展開で複数の仕事ができる
私も、「経営コンサルタント」と名乗っていますけども、色んな会社の顧問になったり、コラム書いたり、動画で作ったり、投資家の一面もあるし、色んな教材も売っています。
だから、「貴方はなんですか?」って、「何をやってらっしゃる人なんですか?」って言った時に経営コンサルタントの肩書きでは収まらないんですよね。
ただ、独立してすぐは1つの肩書きを作って結果を出さなければいけません。
成長してステップ1、ステップ2みたいな感じで、名前で勝負していくんだ、って捉えてください。
まずは1つの肩書きで成功して、1つの肩書きで成功したら領域を広げていくと。
ビジネスの戦略と一緒ですよね。一点集中したら、その成功法則を基ににどんどん他業種へ横展開していくと。
色んなことに手を出しながら、一つ一つまた成功していくというような感じで、複数の仕事をやっている。
複数の収入の柱を立てていくのがビジネス戦略の基本なんですけども、それと自分を売理出すことは全く一緒なわけですね。
仕事をもらって結果を出せるようになったら、今度は名前で「あの人面白い」「なんかあの人のやってる事を自分もやってみたいな」っていう事で興味を持ってもらいましょう。
そのうち、『名前で仕事が取れる』といった状態を作り出せるようになっていきますよ。