「家事は奥さんの仕事」は昔話〜家事を皆でシェアする時代
妻は家を守り、夫は外で稼ぐ。こんな家族に対する価値観を持つ時代はとうの昔に終わった。
目まぐるしい日々の中、夫婦あるいは子供も含めて、それぞれが家事を分担しないと家が回らないのではないだろうか。
ただ、誰かが大きな負担を強いられていたり、みんなのために率先して家事を行ったのに賞賛されていない状況は望ましくない。
家事チェックリストはもちろん、誰がどのくらい家事を負担しているか、みんながいない間に誰がどんなことをやったのか、可視化してチェックし、賞賛し合える仕組みが必要だ。
そこで今回ご紹介するのが、Lisfee株式会社が開発した毎日の家事をタスク管理できるアプリ「KAJISUKI-家事を楽しくタスク管理できる!」である。
家事を家族内で可視化して共有するアプリ「KAJISUKI」
KAJISUKIは、家族をメンバーとして、家族内で家事を可視化して共有することが可能なアプリである。
主な機能は、
- 家事のToDoチェックリスト
- スケジュール管理
- メンバーの家事負担割合のチェック
- 家事の頑張りをユーザー同士でシェアする
などである。
同アプリを活用すると、個々の家事負担割合を見たうえで、「お母さんが頑張りすぎているから、もう少しみんなで分担して家事をしよう」という会話もできる。
また、特筆すべきは、家事の頑張りをユーザー同士でシェアできる機能だ。
頑張ったメンバーを賞賛できる機能もあるので、充実感や達成感、家事へのモチベーションを持つことが可能になる。
トヨタ方式の「見える化」が導入されている
同アプリはiPhone/iPad用としてリリースされており、App Storeから無料ダウンロードできる。Androidについてはリリース未定だ。
開発者はもともとトヨタ自動車(株)のIT部門で働いていた経験から、日々の家事をトヨタでいうところの「見える化」することで達成感を得られるのではないかと考え、今回のKAJISUKIの開発に至ったという。
普段記録されることのない家事を記録に残し定量化することで家事に対するモチベーションを高く保つため、家事を通して家族で話し合い絆を深めるため、KAJISUKIを使ってみるのはいかがだろうか?
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000026662.html